[KATARIBE 23438] [HA06E] 桜居つみき関連

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Date: Mon, 31 Dec 2001 05:02:46 +0900
From: gallows <gallows@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 23438] [HA06E] 桜居つみき関連
To: kataribe-ml@trpg.net
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gallowsです。
つらつらとつみき関連。
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さくらい・つみき【桜居津海希】《人名》
 中部地方の山間部に居着いていた飛頭蛮一族の長が娘。色々あって故郷を追
われ、一人で吹利に辿りついた。現在は無道邱で世話になっている。
 性格は自己中心的で我が強く警戒心も強いと、なんだか刺々しさの権化のよ
うな有り様であるが、打ち解ければただのうるさくて菓子ばっかり食べている
チビである。とはいえいつも拳銃を携帯しているのでまったくの無害というわ
けにはいかない。この拳銃の弾丸はどういうわけだか平田阿戸より仕入れてい
るらしい。
 首のおさまりがわるいらしくよく落っことしてはアワアワしている。
→つみきパパ
→桜居家
→飛豆頁村

つみきパパ《人名》
 中部地方の山間部に居着いていた飛頭蛮一族の長。本名不祥。行政の方針で
それまで根城にしていた村を追われることになったが、この際屋敷を無血開放
した。娘であるつみきを一人で逃がした事を悔やんでおり、現在は山奥の隠れ
里から娘の姿を毎日遠見して過ごしている。世間一般ではそれをノゾキという。
少々娘への愛着に度が過ぎている部分があり大層ワガママに育ててしまったが、
それに気づかないのもまた親である。
 立派な口ひげをたくわえており、首だけで飛んでいる時はそれが風になびき
大変オシャレであると主張している。そして長の主張にケチをつけられるもの
は居なかった。
→桜居津海希
→桜居家
→飛豆頁村

びすけっつむら【飛豆頁村】《地名》
 100年以上前に中部地方の山奥に流れついた飛頭蛮達が地元の人間と交わり
つつ発展させた村。中央部には代々一族の長であった桜居家の屋敷があり、そ
こを中心に一般の民家が軒を連ねている。村民の実に半数は飛頭蛮であり、そ
うでない村民も大なり小なりその血を受け継いでいるので大規模な迫害なども
なく平和に細々とやってきた。時折いじめられっ子の首でサッカーをしたりし
て怒られる悪ガキは絶えない。それくらい。
 元来人喰いであったこの一族であるが、人間と交わりつつその特性を消して
いき、現在では人を喰いたいと思う飛頭蛮は滅多に居なくなった。しかしまれ
に先祖返り的に人喰いの特性を持って産まれる子はおり、そういう子は鬼子と
呼ばれ桜居家に奉公に出される事になる。桜居家で鬼子達がどう生かされてい
たかは不明。しかし後に飛頭蛮達が村を行政に追われる際、この習慣を主な罪
状とされることになる。
 この村は元来周囲の村から神懸かり的な存在として疎まれ敬われ距離を置か
れてきたが、昨今の周辺の都市化はその距離感を破壊する要因となった。
→桜居津海希
→つみきパパ
→桜居家

さくらいけ【桜居家】《組織名》
 飛豆頁村の長の家系。先祖返りで人を食う特性を持って生まれた飛頭蛮たち
を奉公人として抱え、古くからの莫大な財力で半ば力づくで村の平安を維持し
てきた。しかし昨今では周辺の都市化が進み、徐々に飛豆頁村自体が神懸かり
的存在として敬われないようになり、ついには行政のメスが入る事になる。こ
の際桜居家は飛頭蛮のみ散り散りに逃がすことにより村と飛頭蛮ではない村民
を守った。
→桜居津海希
→つみきパパ
→飛豆頁村

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