[KATARIBE 23197] [HA06P] エピソード『渋柿ぴー、悩む』

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Date: Mon, 17 Dec 2001 19:34:22 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 23197] [HA06P] エピソード『渋柿ぴー、悩む』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
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アキトです。

ひとさまの投稿を、勝手にエピソードを仕立ててしまいました(爆)

事後承諾でホントに申し訳ないですが、
許可および修正よろしくお願いしますっ>みみみさ、はりにゃ

# 不許可だった場合は、抹消という方向で(^^;

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エピソード『渋柿ぴー、悩む』
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登場人物
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 前野浩    :角刈で、グラサン、黒スーツが似合う20代前半の使用人。

 渋柿     :渋柿という通称がつくくらい渋めの目つきの悪い子供。
        :前野とどういう風に接したら良いか、悩んでいる様子。

渋柿ぴー、悩む
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 ……無道邸の一室。床に渋柿くんが所在無さそうに座り込んでいる。

 晩秋のある日、無道邸まで甘夏を送り届けに来たはずが、そのまま居座る形
になって。無道邸の住人は皆、家族のように暖かく二人を迎え入れている。

 しかし、そこは不器用な男の子のこと。
 幼い妹分とは違い、なかなか新しい関係に馴染めない様子。

 渋柿     :(甘夏は仲良くできてるのに、拙者はうまくいかない……
        :やっぱり"渋柿"って名がダメなのかな……)

 今日も今日とて、そんなことを考えながらごろごろと床に転がっていて。
 ふとテーブルの方に目を向けると、そこには「柿ピー」の袋が。

 渋柿     :(ぼそり)「"渋柿ピー"なんてどうかな……
        :……だめだ。死人が出てしまう」

それを見つめる黒服の男
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 前野     :|・)

 そんな渋柿くんをじっとみつめる、角刈り・グラサン・黒コートの怪しい人
物……言わずと知れた前野くんである。なかなか心を開いてくれない渋柿くん
のことが気になって、覗いていたらしい。さすがは吹利のMIBである。

 渋柿     :(はたと視線に気がついて、パニック)
 前野     :「あっ!あのっ、渋柿くん?!」

 大人でも、独り言を聞かれるというのは恥ずかしいもの。ましてや小さな渋
柿くんが、恥ずかしさのあまりパニックに陥ったからといって、誰が責められ
ようか。

 ……てゆーか、前野くんが悪いよね。この場合。

その場から逃げ去るの図
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 渋柿     :(人狼の脚を生かして猛スピード逃走)
 前野     :「し、渋柿くーん!(大汗)」

#	挿絵
#	http://www.trpg.net/user/mimimi/image/001053.JPG

 「あっ」というまに見えなくなってしまった渋柿くん。
 みんなに馴染むまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

時系列と舞台
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2001年晩秋の、無道邸。

解説
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独り言を聞かれてしまった渋柿くん。
さて次の行動は?

$$

    

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