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Date: Fri, 9 Nov 2001 03:20:47 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22916] [HA06L] チャットログ『着ぐるみの怪』
To: kataribe-ml@trpg.net
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蘆薈でする。
2001/10/25、午前0時頃の#HA06。
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チャットログ『着ぐるみの怪』
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登場人物
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忌野朱里 :高体温男。これから冬にかけて皆に重宝される予定。
(PL:ハリ=ハラ[hari])
ぐりこ :さすらいの駄天使。相変わらずの貧乏生活らしい。
(PL:Gallows[gallows])
閑攣雹 :低体温女。すっかり忌野を行火代わりにしている。
(PL:狗狼[kurow])
雨降蓮太郎 :雨男。なんだかとってもついてない。
(PL:蘆薈[lokai])
龍棟青九郎 :最近変身の多い巨漢ゲーマー。今回はまとも。
(PL:狗狼[kurow])
リャナンシー :青九郎に憑いている妖精。最近姿を見なかったが。
(PL:Gallows[gallows])
着ぐるみの怪
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忌野 :(ほかほか)
ぐりこ :(がちがち)
雹 :「ぐー…」
忌野 :「………?」>ぐりこ
ぐりこ :「さぶい」
[lokai] # 未だに夏服とかだったりして>ぐりちん
忌野 :「……」(おいでおいで)
[hari] # 風除け 兼
暖房器具な奴
ぐりこ :「ぬくい」
雹 :「すぴー…」
忌野 :「………夏服か」
雹 :「ぐー……んあ、寝てた」
[gallows] # 一応秋物ではあるけどコートとかはまだ買えないらしい
雹 :「くあ…」
雹 :「…おはよ」
忌野 :「よく…寝ていた……」
雹 :「ぬくいんだもの」
雹 :「顔洗ってこよ」(ふらふら)
雹 :「うぃー」(顔の特殊メイクがはがれてる、右頬からでこ
:へ縫い目)
雨降 :「……やあ……うわ(汗)」
雹 :「ん?どうかした?」
忌野 :「……ん」(挨拶)
雨降 :「その傷、大丈夫か」
雹 :「?…ああ、これか」
雹 :「昔のだからね」
雹 :「顔洗うときにはずしたままだったわ、皮」
雨降 :「……悪いことを聞いたかな」
雹 :「んーん、気にしないで」
雹 :「というか人脅かさないために隠してるだけだから」
雨降 :「申し訳ない」
忌野 :「……(つんつん)」>ぐりこ
雨降 :「そうやっていると、兄妹のようだ」>忌野ち
雹 :「見える見える」
ぐりこ :「みえないみえない」
雹 :「まー似てはいないか」
ぐりこ :「ぐりこは一匹狼だよ」(フッ)
雨降 :「淋しくないか」
雹 :「狼か。狼どっかにしまってたっけ」(ごそごそ)
ぐりこ :「友達増えたからそうでもないよ」<一匹狼じゃなかった
:のか
雹 :(ごそごそ)「あった」
雹 :「ジャーン」(狼のきぐるみなんだか無駄にリアル)
雹 :「きっと似合うよウヒヒヒ」
忌野 :「……冬服……ないか?」
ぐりこ :「カチョイイ。忌野くん似合いそう」
雹 :「サイズがねー、きっと合わないと思うの」
雨降 :「なんだかえらいものを持っている」
ぐりこ :「今度オシャレコートでも麻依子に貰いに行くよ」
雹 :「冬服、一応あるけど。」
雹 :「どーせ寒くないからあんま着ないの」
雹 :「もってく?」
[kurow] # セーターだのコートだの。ちょっと大きめ
忌野 :「………」>ぐりこ
雨降 :「着ぐるみだったら怖いかもしれない」
ぐりこ :「じゃあせっかくだし借りよかな」(ごそごそ)
雹 :「きぐるみあったかいよー、冬でも汗が出るくらい」
ぐりこ :「中くさそ……」<着ぐるみ
雨降 :「……(汗)」
嗚呼。
きぐるみの登場があんなことになろうとは。
[hari] # 普通のセーターやコートにしとけ(w
雹 :「あはー、たぶん大丈夫だと思うけど…」(くんくん)
雹 :「…ちょっと…かび臭い…かな」
ぐりこ :「ウワ、なんか黄色い臭気でてるよ!」
雹 :「ぎゃん」(ぽいっ
雨降 :「うわぁ(げほげほ)」
ぐりこ :「なんか前鏡介にいの話してた男子校の剣道防具みたいだ」
[lokai] # 毒だ、とても毒だ
雹 :「…防具の臭いもさすがに色まではついてないと思うわ」
[haieda] # ぬるぬるした篭手
雹 :「…消毒しとこ」
忌野 :「………消毒で……臭いは消えるか?」
雹 :「消えなかったら処分するまでよ」
雨降 :「洗えないのだろうか、やはり
ぐりこ :「洗いにくそうだよね」
雹 :「どうしたものかー」
雨降 :「残り湯の浴槽に突っ込んでがしがし踏み洗いしたい(う
:ずうず)」
雹 :「あ、お任せできます?」
雹 :「頭はずせば大丈夫」
雨降 :「(まさか本気にするとは)……いや、洗って大丈夫なもの
:なら」
雹 :「そこそこ丈夫にはつくってありますから」
[lokai] # 浴槽が毒にっ
[kurow] # ウッヒ
雨降 :「……お預かりしよう」
[lokai] # 引っ込みつかなくなる典型
雹 :「お願いします、やー、自分で洗うのめんどくさくってあ
:ははは」
雨降 :(……言うんじゃなかった)
[lokai] # 持ち上げるだけでむんはーと臭気がっ
雹 :「(だれが着たんだっけあれ…)」
[lokai] # 誰か危険な人が着たのか
[kurow] # 未定(笑)
着たい人はどうぞ(ぉぃ
[lokai] # どきどき
雨降 :(おそるおそる)<つまむ
SE :プシュー
[kurow] # 黄色い臭気が雨降さんにっ
雨降 :「ぐわっ(げほげほげほっ)」
[kurow] # 意外と臭わない
(本人には)
[lokai] # 周囲には?
雹 :「…いやーな臭い…」
忌野 :「………」
雨降 :「(くんくん)……思ったほどでもないか」
雹 :(鼻押さえる)
忌野 :「………(ぱたぱた)」
[lokai] # きゃー
雹 :「こ、こればちょっとつらいばね」
雨降 :「(きょろきょろ)…………」
[lokai] # な、なんなんだ
雹 :「ううーぅ」(後ずさり
[lokai] # 臭気伝染?
[kurow] # どうやらにおいの原因が雨降さんに。
[lokai] # ぎやー
[kurow] # きぐるみは臭わない
[lokai] # 引っ越してるっ>臭気
ぐりこ :「……」(ずざざざざ)
雨降 :「……何かとても厭な感じがするのだが」
雹 :「く…くさ…いぃ」(ばたばたばた
雨降 :「この着ぐるみ……なにかあったろう(にじりより)」>雹
雹 :「ししししあなひっ!わたひしらなひで…」(くら、ぱた
:り
[lokai] # がーん
青九郎 :(二階から降りてくる)「なんか…くさ…」
[lokai] # 変な霊気とかある?
[kurow] # 特に無し
青九郎 :「うぁ、くさぁ!」
[lokai] # 呪われてる?
ぐりこ :「臭いのイヤ……」(ぞろりぞろり)<二階に上がっていく
雨降 :(がーん)
[kurow] # 呪いのようなものかもしれない
忌野 :(雹を抱えて退避)
青九郎 :「雨降さんどどどどうしたんでぶいすかばは」
[hari] #15mほど離れる
[lokai] # がーん
青九郎 :「あああ、きっつぅ」
雨降 :「……うう」
[gallows] # ぐりこ:「ああ、死ぬかとおもったよ」<二階
# リャナンシー:「あら、どこかで見た顔」
# ぐりこ:「ああ、妖精のお姉さんだ。いつもモジャが世話になっ
:てるよ」
# リャナンシー:「あらあら、セイと知り合いでしたか」
# ぐりこ:「知り合いッテ言うか、飼い主?」
# リャナンシー:(ずーん)
雨降 :「なんなんだ……(くんくん)自分ではなんともないのに」
青九郎 :「ぶふぅ、とりはへずはなふさいでうのでだひじょほぶで
:すが」
忌野 :「ワキガのような……ものか……」
[hari] #15m向こうでボソリ
青九郎 :「へーと、どうしたもんでしょほ」
[lokai] # がーん>わきが
青九郎 :「と、とりはへず風呂にでも」
青九郎 :「腋臭みたいなものなら風呂に入れば少しはやはらぐ…は
:ず」
雨降 :「そのまえにこの着ぐるみをどうにか」
青九郎 :「こえですか」つまみあげる
雨降 :「そっちこそ臭くないのか」
青九郎 :「鼻ふさひでるんでなんとも」
雨降 :「私ではわからないが……とりあえず危険なので、外で処
:分してくる」
[lokai] # 汚染物は焼却処分に
忌野 :(すすすっ)<外に出てきたら、さらに離れてみる
雨降 :「……孤独だ……」
[lokai] # 庭で着ぐるみ燃やしてる
青九郎 :「どほしたもんですかねへ」
雨降 :「憑き物なら話はわかりやすいのだが」
[lokai] # 着ぐるみが本体なら、本体を滅してみようとも思ったらしい
雨降 :「(灰がさがさ)……どうかな」
青九郎 :「まだにおひますね」
雨降 :「(がーん)……自分を洗ってみよう」
青九郎 :「風呂は廊下の突き当りを右です」
雨降 :「御迷惑をかけて申し訳ない(そそくさ)」
青九郎 :「…ぶはー」
雨降 :(ごしごし、がっしがっし、ざばざば、ごぼごぼ、ざっしゅ
:ざっしゅ)
[lokai] # 徹底的に体を洗って、出来る限りの禊をやって、ついでに風呂
掃除
[kurow] # 風呂場の床に黄色い液体が溜まっている
臭い。
雨降 :「うわ……なんだこれは(そろりそろり)」<踏まないよう
:に退避
黄色い液体 :ごぼごぼごぼごぼ
[kurow] # ひどい臭い
黄色い液体 :じゅるじゅるっ(出口の方へ回り込み
雨降 :「ちっ(ざざっ)……しまった、得物が(汗)」
黄色い液体 :なにやらカタチを取る
[kurow] # 黄色い気体を辺りに振りまく人間ポイ物体
雨降 :「それが正体か(ぱりぱりぱり)」
[lokai] # 放電
黄色 :「ぼこぼこぼこ」
黄色 :「しゅうしゅうしゅう」
黄色 :「がー」(パンチ
雨降 :「く(避ける)」
黄色 :「ふしゅううう」
雨降 :「(ぱり)……いや、風呂を壊すのはまずい」
[lokai] # 武器になりそうなもの探す
[kurow] # 桶、椅子、シャワー、界面活性剤
[lokai] # 落雷使うと風呂が吹っ飛んでしまうのである
雨降 :「(がし、きゅきゅきゅっ)……くらえっ(ぶしゃー)」
[lokai] # シャワーヘッド外して水流噴射
黄色 :「ブシュウウウウ」
[kurow] # 溶けて小さく
排水溝から下水へ
雨降 :「下水へ落ちろっ(じゃばー)」
黄色 :「シュゴーオオオ」
黄色 :「ブシュ…シュウウゥ…」
SE :ずこここここ…ここ…こーここここ
雨降 :(どきどき)
[kurow] # しーん
雨降 :「(じゃばじゃばじゃば)やった……か」
[lokai] # 駄目押しで水を流しておく
さあどうだろう
[kurow] # しーん
雨降 :「……なんとかなったものと信じたいが」
[lokai] # 風呂出る
じぶんじゃ治ったかどうかわからないのが難点
青九郎 :ねっ転がってゲームしてる
雨降 :「ありがとう。おかげで助かった……のではないかと思う
:がどうだろう」
青九郎 :「おぁ!…や、もう臭くないですね」
青九郎 :「よかったよかった」
雨降 :「なにか変なものが付着していたようだ」
青九郎 :「ははぁ」
雨降 :「みんなは無事だろうか」
[lokai] # 雹さは生きているだろうか
[kurow] # 実はもとから死んでます(爆)
[lokai] # ぎゃふん>もとから
リャナンシー :(のそー)
雨降 :(どきどき)
青九郎 :(どきどきどきどき)
リャナンシー :「臭気は収まったんですね」
[lokai] # 青九郎さがどきどきしてる!
青九郎 :「みたいだ」
雨降 :「……大丈夫らしい」
ぐりこ :「よかったよかった」
ぐりこ :「えらいぞもじゃ」
雨降 :「青九郎君のおかげで助かった」
青九郎 :「や、僕はほとんどなんも」
時系列と舞台
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2001年秋の肌寒い日、龍棟医院の前か。
解説
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忌野の周りで暖をとっているぐりこに、雹が服を譲ろうとする。
その服の中に着ぐるみが混じっていたことから妙な事件に。
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僕がどうなったか見てごらん
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp