[KATARIBE 22359] [HA06L] チャットログ『或るカップルに捧げるレクイエム ( 前) 』

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Date: Thu, 6 Sep 2001 23:22:35 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22359] [HA06L] チャットログ『或るカップルに捧げるレクイエム ( 前) 』
To: kataribe-ml@trpg.net
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蘆薈でする。

2001/8/31、午後9時半過ぎの#HA06。
**********************************************************************
チャットログ『或るカップルに捧げるレクイエム』
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登場人物
--------
 朱晃     :喫茶「あげは」店員。人の不幸が好き。
         (PL:ハリ=ハラ[hari])
 原口奈緒子  :喫茶「あげは」常連。結婚が決まって幸福……だったが。
         (PL:小野哲也[OTE])
 坂本麻依子  :喫茶「あげは」常連。今宵はなんかやつあたりぎみ。
         (PL:Gallows[gallows])
 龍棟青九郎  :喫茶「あげは」常連。無断外泊がばれてピンチ。
         (PL:狗狼[kurow])
 宇多楓    :喫茶「あげは」常連。一見何か企んでいるっぽい。
         (PL:ぱらでぃん[PaLiLitH])
 長生哲也   :奈緒子の婚約者。お調子者が祟って今回も不幸に。
         (PL:小野哲也[OTE])
 雨降蓮太郎  :喫茶「あげは」常連。実は下世話好きか。
         (PL:蘆薈[lokai])
 遊野誠    :喫茶「あげは」常連。輝かしきろんりーず筆頭。
         (PL:郭野真琴[MakotoK])
 弓月一哉   :喫茶「あげは」常連。最近子持ちになった。
         (PL:夜月天星[nmhs])
 平田阿戸   :喫茶「あげは」常連。現在猫娘とらぶらぶ。
         (PL:総統[soutou])

或るカップルに捧げるレクイエム
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きっかけは、青九郎とリャナンシーのカップルの危機であった。

 朱      :「ククク、今ごろ大変だろうなぁ」
 奈緒子    :「ん?なになに?なんかあったの?」
 奈緒子    :「とりあえずマスター、ズブロッカ」
 朱      :「なぁに、一つのカップルに亀裂が入りそうでな(ククク)」
 SE      :とん<ずぶろっか
 奈緒子    :「けけけ。それは楽しそうですな。あたしも乱入しちゃおっ
        :か?」
 奈緒子    :(ぐびぐび)
 朱      :「やめとけ。ほっとくのが一番楽しい」
 奈緒子    :「ちち」
 麻依子    :「おっす、ひさしぶり」
 朱      :「よう(ククク)」
 奈緒子    :「こんちわ」>麻依子
 麻依子    :「なに、あそこついに別れるんだ」
 奈緒子    :「他人の不幸は蜜の味よね。ヒヒヒ」
 朱      :「いんやぁ〜、どうだろうなぁ〜」
 麻依子    :「なんか本人は別れる気まんまんぽかったよ」
 朱      :「本人ってなぁ、どっちだ?」
 麻依子    :「リャナンシー。まあなんか気分でころころ変わる子だか
        :らねー。いろいろ大変(にやにや)」
 朱      :「猫につかまったネズミだな」
 朱      :「飽きないうちは、遊んでいるが……」

[hari]   # 飽きたり、腹が空いて来たら……(うひ)

 麻依子    :「またネズミがネズミの立場に甘んじてるって噂も」
 奈緒子    :「ほむほむ」
 朱      :「好きなんだろ、たぶん(けけけ)」
 麻依子    :「好きなんじゃしょうがないか(けけけ)」
 奈緒子    :「けけけ」
 朱      :「愛は偉大なり、愛はすべてを許すこと…てか(ククク)」

[hari]   # たちが悪くなってきた(w

 麻依子    :「いやー、あれはただのマゾって気もするわー」(くっくっく)
 奈緒子    :「あたしも色々いたぶりたいわぁ」(ふひひ)
 朱      :「ここら辺で、当人のコメントが欲しいところだな」

[kurow]   # 今ごろはきっとおけらになっているものと思われ(爆

 麻依子    :「いいねいいねー」

[hari]   # あげはの片隅で灰になってるといいのだが(ぉ
       リャナンシーに「愛はあるか?」とか聞いたら、すべてが終っ
       てしまいそうだしな(w
[hari]   # 青九郎くん、携帯持ってたっけ?
[kurow]   # 本体と同じく持ってないです
       リャナンシーも自分で契約できないので持ってないものと思わ
       れます(w

 朱      :「だが、惜しいことに、奴等は携帯を持っていない」
 麻依子    :「でも店の外で真っ白になってるよ、彼」
 青九郎    :「白くなんてなっとらんわっ」
 朱      :「居たか」
 朱      :「まぁ、抜け殻ってのぁ、真っ白になってるのが定番だし
        :な」
 奈緒子    :「振られた?」
 奈緒子    :「ねぇねぇ振られた?」
 青九郎    :「…のかなぁ」

[OTE]    # 初対面の人に対して失礼な奈緒子

 青九郎    :「はあぁぁ」
 麻依子    :「おねえさんの勘だとありゃもうだめだね」
 朱      :「ビデオを回しておこう」(じーー)
 奈緒子    :「原因は浮気?」
 麻依子    :「うんだめ」(けっけっけ)
 青九郎    :「ダメとかいわんでくれい」
 青九郎    :「やっぱしちょっと強く出た方がいいんだろうか…」
 奈緒子    :「まぁ、飲みなよ」>青九郎>ズブロッカ
 青九郎    :(くいっ)
 青九郎    :「あーもー、ううううう」
 朱      :「希望を棄てるなよ(ぽむ)」
 奈緒子    :「よしよし、あたしも一緒に飲んでやるから」
 青九郎    :「あまりしつこくすんのもよくないでしょー?」
 朱      :「いや、とことん突き詰めろ」
 青九郎    :「ううっ」
 朱      :「突破口はそこに見つかるはずだ」
 麻依子    :「異国の地にほいほいつてきちゃって心細い彼女。そんな
        :彼女をほっぽって遊び歩く男〜♪」(弾き語り
 青九郎    :「うあああああ(罪悪感)」

[hari]   # 揺さぶり掛け捲ってる

 朱      :「希望を棄てない限り、なんとかなるはずだ」

[hari]   # 希望があれば、絶望も(クク)

 奈緒子    :「そそ。女はいつだって待ってるものよー」
 朱      :「当たって砕けろ」
 麻依子    :「相手あってのものだから一人で希望持ってても無駄だけ
        :どな」
 青九郎    :「まったくもってそのとーりだ」
 朱      :「だからこそ砕けれるんだろうが」
 青九郎    :「希望なんかなくてもいい、絶望の中にこそわが道が」
        :(壊れ気味
 青九郎    :「プラス思考ー!」(ナニカチガウ
 麻依子    :「砕かれる前提でひとつやれと人生の先輩どのはいってお
        :られるぞ」
 麻依子    :「あたしも最近いいことないから砕け散ってくれるとたの
        :しい」
 青九郎    :「砕けることより砕くことの方が怖かったりしてねぇ」
 奈緒子    :「あたしは割と幸せかなぁ?結婚決まったし」
 朱      :「別に、俺はどっちが砕けても楽しいぞ」
 麻依子    :「裏切り者がいるぞー、裏切り者がいるぞー」(キィー
        :キィー)
 青九郎    :「そりゃおめでとう。」
 奈緒子    :「いぇーい」
 麻依子    :「死者からの呪の詩を結婚式には届けて差し上げます……」
 青九郎    :「呪うなよ」
 奈緒子    :「そんなぁ、引き出物に塩と金貨をあげるからさ。そんな
        :に拗ねないでよ」
 麻依子    :「いいじゃん呪うくらい。のろわせてくれ」
 麻依子    :「そしてふられてしまえ、ふっふっふ」(ぼそぼそ)

[gallows]  # 大分壊れている様子

 青九郎    :「ふられるのはどっちなんだろねえ…はぁあぁぁ」
 朱      :「そうか、振られるだけじゃなく呪われる可能性もあるん
        :だな」>青九郎
 青九郎    :「ふられるっていわんでください」
 麻依子    :「リャナンシーは恐い子だよー、命とられるよー」(うは
        :ははは)
 青九郎    :「命なんざーいりませんやー」
 奈緒子    :「リャナンシーって、西洋の妖精の名前よね。確か。怖い
        :名前の娘ね」
 麻依子    :「ほんものだとは誰も思うまいて」
 青九郎    :「アイルランドに行くときに命捧げるつもりでいったんだ
        :からさー」
 朱      :「命捧げても、振られちゃぁなぁ」
 麻依子    :「そのいのち、このゾンビねえさんに捧げる気ないかい」
 青九郎    :ぐさっ
 奈緒子    :「おお、ゾンビさんのアタックだ!!」
 奈緒子    :「応援の為に、一気シマース」
 奈緒子    :ぐびぐび
 青九郎    :「気持ちは嬉しいが…あ。こんなとこ見られたらまた…」
 麻依子    :「若者の血を浴びればなんか生き返ったりするかもしれなー
        :い」(妄想
 青九郎    :「血ねぇ。」
 SE      ::ブシュ
 朱      :「安心しろ、ちゃんとビデオに撮っている」
 麻依子    :「キャー!」(びちゃー)
 青九郎    :「血ならいくらでもー」
 麻依子    :(ばしゃばしゃ)
 奈緒子    :「ぎゃー!血だー」
青九郎(血だらけ):「…いや、こーゆーとこを見て怒るってことはまだ希望が
        :あるってことだな」
 麻依子    :「ストーップストーップ!」
 朱      :「ほかの女2人と、血まみれでパーティーと」
 青九郎    :「あ、そう?」(血止める)
 青九郎    :「なんかいい響きだねえ、血まみれパーティー。」(アブ
        :ナイ
 奈緒子    :「ううう、服がぁ」
 麻依子    :「うぇー、くさい」
 青九郎    :「ごめんねー」
 奈緒子    :「って、あんた怪我大丈夫?!」
 青九郎    :「あー、大丈夫らしい。」
 奈緒子    :「げーん。本当の妖精憑き?」
 麻依子    :「それが君の能力だっけかあ」(とりあえず髪だけふいて
        :る)
 青九郎    :「判ってるのはこれだけだ」
 青九郎    :「血を出すだけ…なんの役に立つんかのう」
 奈緒子    :「他にもなんか有ったはず……」
 楓      :「売血」
 青九郎    :「売れそうにない」
 麻依子    :「医学的にどの程度まっとうな血かあやしいもんだ」
 楓      :「残念」
 麻依子    :「でもどうよ、いっぺん里見さんちにでもいって使い道磨
        :くってのもいいんじゃない?」
 青九郎    :「あー、そー言えばご無沙汰だなぁ」
 麻依子    :「なにかがんばってるふりして彼女にいいとこ見せよう
        :ぜー」
 奈緒子    :「里見って何?ネタになるかな」
 青九郎    :「…うむ」
 楓      :「では水芸」
 青九郎    :「それはさんざんやった」
 朱      :「つかえねぇな」
 青九郎    :「それはともかく床と服を何とかしないとな」
 麻依子    :「里見さんちは……なんだろ、あんまかかわるといいこと
        :ない気がする」
 青九郎    :「禿げたりカラフルになったりな」
 麻依子    :「死んでも死にきれないとはまさにこのことさ」
 青九郎    :「すいません、モップあります?」>朱
 楓      :「あの毛があれば……」

[kurow]   # そーいえば刈った毛はどこにあるんだろう(w
[gallows]  # まとめてゴミ袋だと思われ

 朱      :「ほらよ」

[kurow]   # うフヌ

 青九郎    :「すいません」
 青九郎    :(床掃除)
 青九郎    :「…後は服か」
 奈緒子    :「いいことないのか。むぅ。でもネタにはなりそうだ」

そして災難は飛び火する
----------------------
 奈緒子    :「服、哲也に何とかしてもらおうか?」
 青九郎    :「何とか出来るならお願いしたい」
 奈緒子    :「わかんないけどね。いつもカレー魔術とか言うのを万能
        :だって自慢してるから、なんとかなるかも」
 青九郎    :「…カレーまみれより血まみれの方がなんぼかマシのよう
        :な」
 奈緒子    :「使うのはカレー粉だから、はたけばどうにかなるとおも
        :う」
 奈緒子    :「つか、血まみれはまずいと思うのよ。社会的に」
 麻依子    :「社会的にまずいといえば、あたしなんか死にっぱなし
        :だー」(がくんがくん)>なおこ
 青九郎    :「ほぼ血で染まってるし赤い服だと言い張れば何とか」
        :(こらこら
 青九郎    :「目も赤いしなー」
 麻依子    :「赤いしなー」
 奈緒子    :「わー、死人はいや」
 麻依子    :「(しくしくしく)」
 青九郎    :「死人も悪くないよ」
 奈緒子    :「でも、成仏させちゃう訳にもいかないし」
 青九郎    :「腐ってなけりゃー」
 麻依子    :「マゾっ気のある年下にいわれてもなあ」<死人も悪くな
        :い
 青九郎    :「マゾじゃないって…」
 奈緒子    :「とにかく哲也呼ぶよ」
 SE      :ぴぽぱ
 青九郎    :「どっちかってばサドっけの方が」(口走る
 麻依子    :「うわ、そういうキャラだったのか」(引
 奈緒子    :「うわ。本物?」
 青九郎    :「ぐあ、ヒかれた」
 青九郎    :「じょ、冗談よ、冗談。」
 奈緒子    :「ねぇねぇ、どーぐとか使うの?」(興味津々
 麻依子    :「(頭痛)」
 青九郎    :「いや、あんまり…って、冗談だって(あははは)」
 麻依子    :「そんなことやってるから逃げられるんだ」
 奈緒子    :「うわうわ」
 青九郎    :「やってない、やってないぞー!」
 青九郎    :「させてくれなげふげふげふげふげふ」
 青九郎    :「…なんでもありませんよ?」
 奈緒子    :「哲也、すぐ来るって」(何事もなかったかのように
 青九郎    :「…それはよかった」
 奈緒子    :「……むぅ。うちも導入を……」
 青九郎    :「…」
 奈緒子    :「あはは、なんでもないなんでもない」
 哲也     :「こんちゃー、クリーニング屋でーす」
 麻依子    :「どもー」
 哲也     :「わわ、こりゃひどい事に」
 哲也     :「どもども」>麻依子
 哲也     :「ふむ。とりあえず、血を全部生贄に捧げちゃいましょう。
        :それで万事解決」
 奈緒子    :「どうでもいいから早くしてよ」
 哲也     :「あいあい」
 哲也     :(懐からスパイスをとりだし、それぞれに、ぱっぱとふり
        :かける)
 哲也     :「破壊と舞踏の神シヴァ神よー、うんたらかんたら……」
 麻依子    :「おー、きれいになた」

[OTE]    # ちょっとカレー臭いけどな

 青九郎    :「便利だ」
 麻依子    :「助かったっすー」
 哲也     :「ふふ、つまり、これはカレー粉と一緒に血を供物として
        :捧げた訳だな。で、これの魔術的根拠はー」
 麻依子    :「物知りなんですねー」
 青九郎    :「なかなか興味深い」
 哲也     :「いやいやぁ。でへへ」# 鼻の下が伸びる
 青九郎    :「鼻の下にだけは注意するがいいですよー」
 奈緒子    :「こら、そこの小太りオヤジ」
 麻依子    :「あはは、顔がくずれてますよぉ」
 青九郎    :「ヒドイ目に…遅かったか」
 哲也     :びくびく
 奈緒子    :「今日のところは感謝しといてやる。ありがたく思え」
 麻依子    :「またなんかあったらよろしくー」(ひらひら
 哲也     :「え、俺もう出番終わり?」# 退場
 麻依子    :(まだ逃がさん)「ほかにどんなことできるの?」>哲也さ
        :ん
 青九郎    :「実に興味深い」
 哲也     :「んーとテレポートとか、壁の修復とか、粉塵爆破とか」
 哲也     :「基本的には、防御的な術が主流かな」
 麻依子    :「すごっ、ねえちょっとかっちょよくない?」
 奈緒子    :むすっ
 青九郎    :「…」
 哲也     :「えええ?そかな?でへへ」
 麻依子    :「あー、あんまり暴力的なのもあれですもんねー」(にこ
        :にこ)
 青九郎    :「…」

[gallows]  # ダーク麻依子

 朱      :「今日はなかなかやるじゃねえか(ひそひそ)」
 麻依子    :「あらそう?」(にこにこひそひそ)
 哲也     :「やや、そうかな。まー、長い歴史を持った魔術だし、そ
        :れなりに奥深いかもね」(あはははは)
 奈緒子    :ぐびぐび

[OTE]    # ピッチが上がる

 青九郎    :「…」
 麻依子    :「へー、哲也さんて頭いいんですねー。あたしはだめだー、
        :もの知らなくて」

[gallows]  # 青九郎くんが無言にw
[Mak_Drunk] # むー、ひっかきまわすべきだろうかw
[gallows]  # うぇっへっへ

 哲也     :「そ、そーかな。そんな風に女性に言われるのは久しぶり
        :だなぁ。ははははは」
 青九郎    :「…」
 奈緒子    :(ぼそり)「ふーん」
 麻依子    :「ふだん認められてないんですか? もったいない気がす
        :るなー」

[gallows]  # もう死体のお腹の中は真っ黒です。

 哲也     :「え、え、いやぁ。普段はカレー臭いだのなんだのと……」
 奈緒子    :(ジャギン)髪の毛が刃の輝きを帯び始める
 青九郎    :「…あー」
 誠      :(からんからん)「……なんだ、シアワセモンばっかか」
 麻依子    :「そう言う技術なのにそれを批難するのかー。いやになる
        :ことありません?」
 麻依子    :「誰だかしらないけれどー」
 青九郎    :「…しあわせってなんだろー」
 朱      :「ククク」
 奈緒子    :きりきりきりきり(歯軋りの音)
 哲也     :「やー、たまにはねー」(聞こえてないらしい)
 誠      :「朱さん。酒。シアワセモノばっかでおもろない」
 楓      :「ん(一升瓶差し出す)」
 誠      :「うす(瓶ごと)]
 麻依子    :「なんか同情しちゃうなー。息抜きでもしないとやってら
        :れないわきっと」
 青九郎    :「…」
 雨降     :「(ぎぃ)……妙な空気だな」
 朱      :「これが幸せもんばっかに見えるなら、てめぇはアホだ
        :(けけけ)」
 奈緒子    :(髪の毛がカウンターに刺さってる)
 青九郎    :「…しあわせって…」
 哲也     :「あはは、息抜きかぁ。ずーっと一筋だったからなぁ」
 哲也     :「たまには、ねぇ?」

[OTE]    # おいおい

 麻依子    :「ねぇ?」(にこにこ)
 誠      :「すくなくとも、そこのにいちゃんはシアワセモンだろ?
        :……って、姐さんがどうも怒ってるようにみえるけど」
 誠      :「……ま、きのせーか(ぐび)」
 青九郎    :「愛だねえ」
 朱      :「ククク……」
 楓      :(ぐびぐび)
 雨降     :「……やはり何か変だ。私にも酒を」
 奈緒子    :「くくくくく」
 麻依子    :「もう宣言しちゃいましょう! 人生遊ばなくちゃ損です
        :よ、哲也さんは不当な評価うけてるかも」
 楓      :「呑むがよい」
 哲也     :「!」(やばいと思い奈緒子を見やる)
 誠      :「ま、一杯」>雨降
 麻依子    :(さっと視界さえぎる
 麻依子    :「ねぇ?」(にこにこにこ)
 奈緒子    :(ぼそり)「あそべばぁ?」
 青九郎    :「うんうん、愛だ、愛だねえ」
 雨降     :「(ぼそ)……誉めるとつけあがるタイプと見受けるが(く
        :つくつ)」
 朱      :「ほれ」>奈緒子にズブロッカ瓶
 誠      :「……なーるほど、そゆことですか(にやにや)」>朱
 奈緒子    :「車が爆破されて速攻日本脱出したのは誰だったかなぁ
        :……」
 朱      :「シアワセもんだらけさ(けけけ)」
 誠      :「マッタクデスナァ(うけけけけけ)」
 雨降     :「ありがとう(ぐび)」>誠
 奈緒子    :瓶ごとぐびぐび
 哲也     :「そ、そーなんかなぁ?」>麻依子
 麻依子    :「そうおもいますよー。ほんと」
 誠      :「(小声)だーれが猫の首に鈴つける役やるんだろーね(う
        :けけ)」
 哲也     :「でも相手もいないし」
 楓      :「幸せ幸せ」
 奈緒子    :(ぼそり)「相手が居ればやるんかい」ぐびぐび
 麻依子    :「哲也さんのイーンテリジェーンスでもっとふさわしい相
        :手くらいすぐみつかるとおもうけどな〜」(にっこにっこ)
 雨降     :「……ポジティブなのはいいが(ぐびぐび)」
 誠      :「ありゃ世間ではポジティブでなくお調子者といいません
        :かね(ぐぃ)」
 雨降     :「そうともいう」
 楓      :「百科事典売りとかに引っかかるな」
 誠      :「むしろ怪しい幸せの壷がさきだね」
 哲也     :「うーん、でも今仕事忙しくて出会いもないし。いい人知
        :りませんか?」

[OTE]    (でれでれ)

 楓      :「ああ、駄目だ」
 雨降     :「賭けるか?(くつくつ)」
 誠      :「あの姐さんにしばき倒されるかどうかなら」
 奈緒子    :空いたグラスを、鋭利な刃物と化した髪の毛で切って行く
 雨降     :「それでは賭けは成立しなかろう」
 奈緒子    :「くっくっくっくっく」
 誠      :「まったくだ」
 麻依子    :「そうですねー、それじゃ今度お店の方に友達つれていっ
        :ちゃおっかなー」
 楓      :「しないな」
 誠      :「……いや、しないほうに賭けようか」
 楓      :「むしろ斬られそうだ」
 誠      :「なーに、ちょっと細工してみるかね(くっくっく)」
 哲也     :「お、お友達?」

[hari]   # 玉緒っち

 楓      :「楽しそうだ」

[nmhs]   # うはは
[OTE]    # うひひ

 麻依子    :「……っと、ちょっと話が過ぎちゃいましたね、お友達待
        :たせてるのに。じゃ、あたしはいつもの席にもどろーっと」
        :(うっふふー、たららんらん)>カウンターのおくの席にす
        :わる
 麻依子    :「……(声がいつもの低さに戻る)よう朱さん、なんかすご
        :いなあたし」
 青九郎    :「…あーあ」
 奈緒子    :「楽しかったわね、哲也」
 哲也     :「……」
 青九郎    :「同情するよ…」
 朱      :「おうおう、すげーな。しっかり悪女だ」
 誠      :「せっかくの酒の肴、もっとやってや(ぼそ)」>麻依子
 楓      :(ぐびぐび)
 雨降     :「……何か企んでいるな(くつくつ)」>麻依子
 奈緒子    :「いいのよ?お友達と会ってきても。きっと楽しいでしょ
        :うねぇ」
 麻依子    :「結婚という長い旅路にむかう二人に祝福の花束を」(キ
        :ラキラキラー)
 一哉     :「……(麗と共にどんより店に入ってくる)」
 青九郎    :「あれも愛、それも愛…」
 誠      :「祝福の『血染めの』花束、だろ(けっけっけ)」
 奈緒子    :「うん、あたしなら平気よ?…だって、もう5年も待った
        :んだし…」

[OTE]    # ズブロッカを瓶で空けながら

 一哉     :「……騒がしいな(座る)」
 青九郎    :「呪福の花束」

[gallows]  # 怨念はいっているw

 哲也     :「あー、まー、そのなんだ」
 奈緒子    :「……」
 楓      :「独り身は楽でいい」
 朱      :「ほれ」(どん)<カクテル

[hari]   # ブラッディメアリ

 哲也     :「あーいうのは、いわゆる世間体といった奴で、浮気とか
        :そういうのとは関係ない、と思う」
 麻依子    :「てつやさーん、約束ですよー」(キラキラキラーン)

[gallows]  # 隅のせきから手をぶんぶん振る麻依子
[hari]   # カクテルは、麻依子にあげよう

 奈緒子    :「……、ほら向こうさんもああ言ってる事だし。あたし帰
        :る」
 誠      :「歌姫のねーちゃん、一曲リクエスト」
 青九郎    :「なにか自信がついた」
 哲也     :「ど、どこに?」
 一哉     :「……」
 麻依子    :「うーん、今日のあたしにぴったり」(カクテル軽く飲む)
 奈緒子    :「あなた様には関係ないことです。マスターお勘定」
 楓      :(ぐびぐび)
 麻依子    :「オッケー」<リクエスト
 朱      :「あいよ」
 誠      :「『レクイエム』、せーだいにな(けけけ)」
 奈緒子    :「じゃ、ばいばい」(お金置いて)
 哲也     :「あ、あのー」
 麻依子    :(密やかに別れの歌を歌う)
 奈緒子    :「……永遠にね」
 青九郎    :「らぶらぶ」
 SE      :ばたん
 麻依子    :(それをイントロに一気にレクイエムにつなげる)
 哲也     :「……なんでこーなるんだ……」

[gallows]  # ど派手なレクイエムが響く店内
[OTE]    # 床に崩れ落ちる哲也

 誠      :「よーこそろんりーずへ」

[OTE]    # ぷ

 青九郎    :「…さてと」(席を立つ)
 楓      :「独り者による独り者の為の独り者の団体らしい」
 青九郎    :カラン(外へ)
 雨降     :「ロンリーズというのは初耳だな」
 麻依子    :「リャナンシーちゃんとのトーク、楽しかったー」(ぼそ)
 麻依子    :(歌を続ける)
 誠      :「知らない方が幸せなものっすよ、きっと」>雨降
 青九郎    :「ニヤリ」
 一哉     :「ロンリーズ……か(ふっ)」
 楓      :(ぷはー)
 誠      :「きみはやもめーずだろ(くす)」>一哉
 一哉     :「(ハンマー召喚して)正確には違う」>誠にごつん。
 誠      :(うけとめつつ)「大筋かわんねー」
 一哉     :「ふん……(ハンマー消す)」
 楓      :「世間的には私もそんなもんか(ぐびぐび)」
 哲也     :「お、俺はどうしたら……」
 麻依子    :「ロンリーズでなかよくやろ」(けっけっけ)
 雨降     :「好きにした報いだ、好きにすればよかろう」
 一哉     :「そうだな(哲也を見て)」
 誠      :「天罰覿面」
 楓      :「大変そうだ」
 哲也     :「うう、奈緒子追っかけよう」

[OTE]    # よろよろとあげはを出る

 一哉     :「やれやれ……」
 雨降     :「そういえば、青九郎君は大丈夫だったのかな(ぐび)」

[lokai]   # 関心が別のことに移っている

 誠      :「ま、今日は一人でなきぬれるこったね」
 麻依子    :「あっちもきっとうまくいかない、きっとうまくいかない」
        :(目がどっか飛んでる)<青九郎くん
 SE      :ずばしゃーーー!!
 哲也     :「ぎゃーーーーーーー!!!」

[gallows]  # 斬殺。ナムー
[nmhs]   # 嗚呼、惨い
[Mak_Drunk] # 合掌
[lokai]   # 関わってもらえるだけ有難いのでは(くつくつ)

 哲也     :「ヒーヒー、お、おたおたすけを!」

[nmhs]   # 弱い(w
[OTE]    # トムとジェリーのように追いかけあう二人が遠ざかっていく

 誠      :「朱さーん、このじょーちゃん、どっかとんでってますけ
        :ど」
 朱      :「ほっとけ」
 麻依子    :「うふーふっふっふ」
 雨降     :「こっちも何かあったのか(つんつん)」
 麻依子    :「なんもないよ」

[gallows]  # 怪しく光る赤い瞳で見つめ返す

 雨降     :「なにか微妙に雰囲気が変だが」
 一哉     :「これがなんでもない状態なんだな(酒呑む)」
 麻依子    :「うん、ふつー」(ごくごく)<酒の進みが早い
 誠      :「よのなかいろいろあらーね」
 雨降     :「まぁそうだな(ぐびぐび)」
 誠      :「……酒の肴がいなくなったな」
 麻依子    :「みんなに独り者の幸福をわけてあげたい」
 一哉     :「もう十分……味わってないか(溜息)」
 雨降     :「いまは家族がいるから十分に幸福だ(きゅー)」
 誠      :「ヒトリモノねぇ(にや)」
 麗      :「ひとりものー」

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長いので、残りは次便にて。

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滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp
    

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