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Date: Thu, 6 Sep 2001 23:22:35 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22359] [HA06L] チャットログ『或るカップルに捧げるレクイエム ( 前) 』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <a04310504b7bd36f80534@[210.170.254.31]>
X-Mail-Count: 22359
蘆薈でする。
2001/8/31、午後9時半過ぎの#HA06。
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チャットログ『或るカップルに捧げるレクイエム』
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登場人物
--------
朱晃 :喫茶「あげは」店員。人の不幸が好き。
(PL:ハリ=ハラ[hari])
原口奈緒子 :喫茶「あげは」常連。結婚が決まって幸福……だったが。
(PL:小野哲也[OTE])
坂本麻依子 :喫茶「あげは」常連。今宵はなんかやつあたりぎみ。
(PL:Gallows[gallows])
龍棟青九郎 :喫茶「あげは」常連。無断外泊がばれてピンチ。
(PL:狗狼[kurow])
宇多楓 :喫茶「あげは」常連。一見何か企んでいるっぽい。
(PL:ぱらでぃん[PaLiLitH])
長生哲也 :奈緒子の婚約者。お調子者が祟って今回も不幸に。
(PL:小野哲也[OTE])
雨降蓮太郎 :喫茶「あげは」常連。実は下世話好きか。
(PL:蘆薈[lokai])
遊野誠 :喫茶「あげは」常連。輝かしきろんりーず筆頭。
(PL:郭野真琴[MakotoK])
弓月一哉 :喫茶「あげは」常連。最近子持ちになった。
(PL:夜月天星[nmhs])
平田阿戸 :喫茶「あげは」常連。現在猫娘とらぶらぶ。
(PL:総統[soutou])
或るカップルに捧げるレクイエム
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きっかけは、青九郎とリャナンシーのカップルの危機であった。
朱 :「ククク、今ごろ大変だろうなぁ」
奈緒子 :「ん?なになに?なんかあったの?」
奈緒子 :「とりあえずマスター、ズブロッカ」
朱 :「なぁに、一つのカップルに亀裂が入りそうでな(ククク)」
SE :とん<ずぶろっか
奈緒子 :「けけけ。それは楽しそうですな。あたしも乱入しちゃおっ
:か?」
奈緒子 :(ぐびぐび)
朱 :「やめとけ。ほっとくのが一番楽しい」
奈緒子 :「ちち」
麻依子 :「おっす、ひさしぶり」
朱 :「よう(ククク)」
奈緒子 :「こんちわ」>麻依子
麻依子 :「なに、あそこついに別れるんだ」
奈緒子 :「他人の不幸は蜜の味よね。ヒヒヒ」
朱 :「いんやぁ〜、どうだろうなぁ〜」
麻依子 :「なんか本人は別れる気まんまんぽかったよ」
朱 :「本人ってなぁ、どっちだ?」
麻依子 :「リャナンシー。まあなんか気分でころころ変わる子だか
:らねー。いろいろ大変(にやにや)」
朱 :「猫につかまったネズミだな」
朱 :「飽きないうちは、遊んでいるが……」
[hari] # 飽きたり、腹が空いて来たら……(うひ)
麻依子 :「またネズミがネズミの立場に甘んじてるって噂も」
奈緒子 :「ほむほむ」
朱 :「好きなんだろ、たぶん(けけけ)」
麻依子 :「好きなんじゃしょうがないか(けけけ)」
奈緒子 :「けけけ」
朱 :「愛は偉大なり、愛はすべてを許すこと…てか(ククク)」
[hari] # たちが悪くなってきた(w
麻依子 :「いやー、あれはただのマゾって気もするわー」(くっくっく)
奈緒子 :「あたしも色々いたぶりたいわぁ」(ふひひ)
朱 :「ここら辺で、当人のコメントが欲しいところだな」
[kurow] # 今ごろはきっとおけらになっているものと思われ(爆
麻依子 :「いいねいいねー」
[hari] # あげはの片隅で灰になってるといいのだが(ぉ
リャナンシーに「愛はあるか?」とか聞いたら、すべてが終っ
てしまいそうだしな(w
[hari] # 青九郎くん、携帯持ってたっけ?
[kurow] # 本体と同じく持ってないです
リャナンシーも自分で契約できないので持ってないものと思わ
れます(w
朱 :「だが、惜しいことに、奴等は携帯を持っていない」
麻依子 :「でも店の外で真っ白になってるよ、彼」
青九郎 :「白くなんてなっとらんわっ」
朱 :「居たか」
朱 :「まぁ、抜け殻ってのぁ、真っ白になってるのが定番だし
:な」
奈緒子 :「振られた?」
奈緒子 :「ねぇねぇ振られた?」
青九郎 :「…のかなぁ」
[OTE] # 初対面の人に対して失礼な奈緒子
青九郎 :「はあぁぁ」
麻依子 :「おねえさんの勘だとありゃもうだめだね」
朱 :「ビデオを回しておこう」(じーー)
奈緒子 :「原因は浮気?」
麻依子 :「うんだめ」(けっけっけ)
青九郎 :「ダメとかいわんでくれい」
青九郎 :「やっぱしちょっと強く出た方がいいんだろうか…」
奈緒子 :「まぁ、飲みなよ」>青九郎>ズブロッカ
青九郎 :(くいっ)
青九郎 :「あーもー、ううううう」
朱 :「希望を棄てるなよ(ぽむ)」
奈緒子 :「よしよし、あたしも一緒に飲んでやるから」
青九郎 :「あまりしつこくすんのもよくないでしょー?」
朱 :「いや、とことん突き詰めろ」
青九郎 :「ううっ」
朱 :「突破口はそこに見つかるはずだ」
麻依子 :「異国の地にほいほいつてきちゃって心細い彼女。そんな
:彼女をほっぽって遊び歩く男〜♪」(弾き語り
青九郎 :「うあああああ(罪悪感)」
[hari] # 揺さぶり掛け捲ってる
朱 :「希望を棄てない限り、なんとかなるはずだ」
[hari] # 希望があれば、絶望も(クク)
奈緒子 :「そそ。女はいつだって待ってるものよー」
朱 :「当たって砕けろ」
麻依子 :「相手あってのものだから一人で希望持ってても無駄だけ
:どな」
青九郎 :「まったくもってそのとーりだ」
朱 :「だからこそ砕けれるんだろうが」
青九郎 :「希望なんかなくてもいい、絶望の中にこそわが道が」
:(壊れ気味
青九郎 :「プラス思考ー!」(ナニカチガウ
麻依子 :「砕かれる前提でひとつやれと人生の先輩どのはいってお
:られるぞ」
麻依子 :「あたしも最近いいことないから砕け散ってくれるとたの
:しい」
青九郎 :「砕けることより砕くことの方が怖かったりしてねぇ」
奈緒子 :「あたしは割と幸せかなぁ?結婚決まったし」
朱 :「別に、俺はどっちが砕けても楽しいぞ」
麻依子 :「裏切り者がいるぞー、裏切り者がいるぞー」(キィー
:キィー)
青九郎 :「そりゃおめでとう。」
奈緒子 :「いぇーい」
麻依子 :「死者からの呪の詩を結婚式には届けて差し上げます……」
青九郎 :「呪うなよ」
奈緒子 :「そんなぁ、引き出物に塩と金貨をあげるからさ。そんな
:に拗ねないでよ」
麻依子 :「いいじゃん呪うくらい。のろわせてくれ」
麻依子 :「そしてふられてしまえ、ふっふっふ」(ぼそぼそ)
[gallows] # 大分壊れている様子
青九郎 :「ふられるのはどっちなんだろねえ…はぁあぁぁ」
朱 :「そうか、振られるだけじゃなく呪われる可能性もあるん
:だな」>青九郎
青九郎 :「ふられるっていわんでください」
麻依子 :「リャナンシーは恐い子だよー、命とられるよー」(うは
:ははは)
青九郎 :「命なんざーいりませんやー」
奈緒子 :「リャナンシーって、西洋の妖精の名前よね。確か。怖い
:名前の娘ね」
麻依子 :「ほんものだとは誰も思うまいて」
青九郎 :「アイルランドに行くときに命捧げるつもりでいったんだ
:からさー」
朱 :「命捧げても、振られちゃぁなぁ」
麻依子 :「そのいのち、このゾンビねえさんに捧げる気ないかい」
青九郎 :ぐさっ
奈緒子 :「おお、ゾンビさんのアタックだ!!」
奈緒子 :「応援の為に、一気シマース」
奈緒子 :ぐびぐび
青九郎 :「気持ちは嬉しいが…あ。こんなとこ見られたらまた…」
麻依子 :「若者の血を浴びればなんか生き返ったりするかもしれなー
:い」(妄想
青九郎 :「血ねぇ。」
SE ::ブシュ
朱 :「安心しろ、ちゃんとビデオに撮っている」
麻依子 :「キャー!」(びちゃー)
青九郎 :「血ならいくらでもー」
麻依子 :(ばしゃばしゃ)
奈緒子 :「ぎゃー!血だー」
青九郎(血だらけ):「…いや、こーゆーとこを見て怒るってことはまだ希望が
:あるってことだな」
麻依子 :「ストーップストーップ!」
朱 :「ほかの女2人と、血まみれでパーティーと」
青九郎 :「あ、そう?」(血止める)
青九郎 :「なんかいい響きだねえ、血まみれパーティー。」(アブ
:ナイ
奈緒子 :「ううう、服がぁ」
麻依子 :「うぇー、くさい」
青九郎 :「ごめんねー」
奈緒子 :「って、あんた怪我大丈夫?!」
青九郎 :「あー、大丈夫らしい。」
奈緒子 :「げーん。本当の妖精憑き?」
麻依子 :「それが君の能力だっけかあ」(とりあえず髪だけふいて
:る)
青九郎 :「判ってるのはこれだけだ」
青九郎 :「血を出すだけ…なんの役に立つんかのう」
奈緒子 :「他にもなんか有ったはず……」
楓 :「売血」
青九郎 :「売れそうにない」
麻依子 :「医学的にどの程度まっとうな血かあやしいもんだ」
楓 :「残念」
麻依子 :「でもどうよ、いっぺん里見さんちにでもいって使い道磨
:くってのもいいんじゃない?」
青九郎 :「あー、そー言えばご無沙汰だなぁ」
麻依子 :「なにかがんばってるふりして彼女にいいとこ見せよう
:ぜー」
奈緒子 :「里見って何?ネタになるかな」
青九郎 :「…うむ」
楓 :「では水芸」
青九郎 :「それはさんざんやった」
朱 :「つかえねぇな」
青九郎 :「それはともかく床と服を何とかしないとな」
麻依子 :「里見さんちは……なんだろ、あんまかかわるといいこと
:ない気がする」
青九郎 :「禿げたりカラフルになったりな」
麻依子 :「死んでも死にきれないとはまさにこのことさ」
青九郎 :「すいません、モップあります?」>朱
楓 :「あの毛があれば……」
[kurow] # そーいえば刈った毛はどこにあるんだろう(w
[gallows] # まとめてゴミ袋だと思われ
朱 :「ほらよ」
[kurow] # うフヌ
青九郎 :「すいません」
青九郎 :(床掃除)
青九郎 :「…後は服か」
奈緒子 :「いいことないのか。むぅ。でもネタにはなりそうだ」
そして災難は飛び火する
----------------------
奈緒子 :「服、哲也に何とかしてもらおうか?」
青九郎 :「何とか出来るならお願いしたい」
奈緒子 :「わかんないけどね。いつもカレー魔術とか言うのを万能
:だって自慢してるから、なんとかなるかも」
青九郎 :「…カレーまみれより血まみれの方がなんぼかマシのよう
:な」
奈緒子 :「使うのはカレー粉だから、はたけばどうにかなるとおも
:う」
奈緒子 :「つか、血まみれはまずいと思うのよ。社会的に」
麻依子 :「社会的にまずいといえば、あたしなんか死にっぱなし
:だー」(がくんがくん)>なおこ
青九郎 :「ほぼ血で染まってるし赤い服だと言い張れば何とか」
:(こらこら
青九郎 :「目も赤いしなー」
麻依子 :「赤いしなー」
奈緒子 :「わー、死人はいや」
麻依子 :「(しくしくしく)」
青九郎 :「死人も悪くないよ」
奈緒子 :「でも、成仏させちゃう訳にもいかないし」
青九郎 :「腐ってなけりゃー」
麻依子 :「マゾっ気のある年下にいわれてもなあ」<死人も悪くな
:い
青九郎 :「マゾじゃないって…」
奈緒子 :「とにかく哲也呼ぶよ」
SE :ぴぽぱ
青九郎 :「どっちかってばサドっけの方が」(口走る
麻依子 :「うわ、そういうキャラだったのか」(引
奈緒子 :「うわ。本物?」
青九郎 :「ぐあ、ヒかれた」
青九郎 :「じょ、冗談よ、冗談。」
奈緒子 :「ねぇねぇ、どーぐとか使うの?」(興味津々
麻依子 :「(頭痛)」
青九郎 :「いや、あんまり…って、冗談だって(あははは)」
麻依子 :「そんなことやってるから逃げられるんだ」
奈緒子 :「うわうわ」
青九郎 :「やってない、やってないぞー!」
青九郎 :「させてくれなげふげふげふげふげふ」
青九郎 :「…なんでもありませんよ?」
奈緒子 :「哲也、すぐ来るって」(何事もなかったかのように
青九郎 :「…それはよかった」
奈緒子 :「……むぅ。うちも導入を……」
青九郎 :「…」
奈緒子 :「あはは、なんでもないなんでもない」
哲也 :「こんちゃー、クリーニング屋でーす」
麻依子 :「どもー」
哲也 :「わわ、こりゃひどい事に」
哲也 :「どもども」>麻依子
哲也 :「ふむ。とりあえず、血を全部生贄に捧げちゃいましょう。
:それで万事解決」
奈緒子 :「どうでもいいから早くしてよ」
哲也 :「あいあい」
哲也 :(懐からスパイスをとりだし、それぞれに、ぱっぱとふり
:かける)
哲也 :「破壊と舞踏の神シヴァ神よー、うんたらかんたら……」
麻依子 :「おー、きれいになた」
[OTE] # ちょっとカレー臭いけどな
青九郎 :「便利だ」
麻依子 :「助かったっすー」
哲也 :「ふふ、つまり、これはカレー粉と一緒に血を供物として
:捧げた訳だな。で、これの魔術的根拠はー」
麻依子 :「物知りなんですねー」
青九郎 :「なかなか興味深い」
哲也 :「いやいやぁ。でへへ」# 鼻の下が伸びる
青九郎 :「鼻の下にだけは注意するがいいですよー」
奈緒子 :「こら、そこの小太りオヤジ」
麻依子 :「あはは、顔がくずれてますよぉ」
青九郎 :「ヒドイ目に…遅かったか」
哲也 :びくびく
奈緒子 :「今日のところは感謝しといてやる。ありがたく思え」
麻依子 :「またなんかあったらよろしくー」(ひらひら
哲也 :「え、俺もう出番終わり?」# 退場
麻依子 :(まだ逃がさん)「ほかにどんなことできるの?」>哲也さ
:ん
青九郎 :「実に興味深い」
哲也 :「んーとテレポートとか、壁の修復とか、粉塵爆破とか」
哲也 :「基本的には、防御的な術が主流かな」
麻依子 :「すごっ、ねえちょっとかっちょよくない?」
奈緒子 :むすっ
青九郎 :「…」
哲也 :「えええ?そかな?でへへ」
麻依子 :「あー、あんまり暴力的なのもあれですもんねー」(にこ
:にこ)
青九郎 :「…」
[gallows] # ダーク麻依子
朱 :「今日はなかなかやるじゃねえか(ひそひそ)」
麻依子 :「あらそう?」(にこにこひそひそ)
哲也 :「やや、そうかな。まー、長い歴史を持った魔術だし、そ
:れなりに奥深いかもね」(あはははは)
奈緒子 :ぐびぐび
[OTE] # ピッチが上がる
青九郎 :「…」
麻依子 :「へー、哲也さんて頭いいんですねー。あたしはだめだー、
:もの知らなくて」
[gallows] # 青九郎くんが無言にw
[Mak_Drunk] # むー、ひっかきまわすべきだろうかw
[gallows] # うぇっへっへ
哲也 :「そ、そーかな。そんな風に女性に言われるのは久しぶり
:だなぁ。ははははは」
青九郎 :「…」
奈緒子 :(ぼそり)「ふーん」
麻依子 :「ふだん認められてないんですか? もったいない気がす
:るなー」
[gallows] # もう死体のお腹の中は真っ黒です。
哲也 :「え、え、いやぁ。普段はカレー臭いだのなんだのと……」
奈緒子 :(ジャギン)髪の毛が刃の輝きを帯び始める
青九郎 :「…あー」
誠 :(からんからん)「……なんだ、シアワセモンばっかか」
麻依子 :「そう言う技術なのにそれを批難するのかー。いやになる
:ことありません?」
麻依子 :「誰だかしらないけれどー」
青九郎 :「…しあわせってなんだろー」
朱 :「ククク」
奈緒子 :きりきりきりきり(歯軋りの音)
哲也 :「やー、たまにはねー」(聞こえてないらしい)
誠 :「朱さん。酒。シアワセモノばっかでおもろない」
楓 :「ん(一升瓶差し出す)」
誠 :「うす(瓶ごと)]
麻依子 :「なんか同情しちゃうなー。息抜きでもしないとやってら
:れないわきっと」
青九郎 :「…」
雨降 :「(ぎぃ)……妙な空気だな」
朱 :「これが幸せもんばっかに見えるなら、てめぇはアホだ
:(けけけ)」
奈緒子 :(髪の毛がカウンターに刺さってる)
青九郎 :「…しあわせって…」
哲也 :「あはは、息抜きかぁ。ずーっと一筋だったからなぁ」
哲也 :「たまには、ねぇ?」
[OTE] # おいおい
麻依子 :「ねぇ?」(にこにこ)
誠 :「すくなくとも、そこのにいちゃんはシアワセモンだろ?
:……って、姐さんがどうも怒ってるようにみえるけど」
誠 :「……ま、きのせーか(ぐび)」
青九郎 :「愛だねえ」
朱 :「ククク……」
楓 :(ぐびぐび)
雨降 :「……やはり何か変だ。私にも酒を」
奈緒子 :「くくくくく」
麻依子 :「もう宣言しちゃいましょう! 人生遊ばなくちゃ損です
:よ、哲也さんは不当な評価うけてるかも」
楓 :「呑むがよい」
哲也 :「!」(やばいと思い奈緒子を見やる)
誠 :「ま、一杯」>雨降
麻依子 :(さっと視界さえぎる
麻依子 :「ねぇ?」(にこにこにこ)
奈緒子 :(ぼそり)「あそべばぁ?」
青九郎 :「うんうん、愛だ、愛だねえ」
雨降 :「(ぼそ)……誉めるとつけあがるタイプと見受けるが(く
:つくつ)」
朱 :「ほれ」>奈緒子にズブロッカ瓶
誠 :「……なーるほど、そゆことですか(にやにや)」>朱
奈緒子 :「車が爆破されて速攻日本脱出したのは誰だったかなぁ
:……」
朱 :「シアワセもんだらけさ(けけけ)」
誠 :「マッタクデスナァ(うけけけけけ)」
雨降 :「ありがとう(ぐび)」>誠
奈緒子 :瓶ごとぐびぐび
哲也 :「そ、そーなんかなぁ?」>麻依子
麻依子 :「そうおもいますよー。ほんと」
誠 :「(小声)だーれが猫の首に鈴つける役やるんだろーね(う
:けけ)」
哲也 :「でも相手もいないし」
楓 :「幸せ幸せ」
奈緒子 :(ぼそり)「相手が居ればやるんかい」ぐびぐび
麻依子 :「哲也さんのイーンテリジェーンスでもっとふさわしい相
:手くらいすぐみつかるとおもうけどな〜」(にっこにっこ)
雨降 :「……ポジティブなのはいいが(ぐびぐび)」
誠 :「ありゃ世間ではポジティブでなくお調子者といいません
:かね(ぐぃ)」
雨降 :「そうともいう」
楓 :「百科事典売りとかに引っかかるな」
誠 :「むしろ怪しい幸せの壷がさきだね」
哲也 :「うーん、でも今仕事忙しくて出会いもないし。いい人知
:りませんか?」
[OTE] (でれでれ)
楓 :「ああ、駄目だ」
雨降 :「賭けるか?(くつくつ)」
誠 :「あの姐さんにしばき倒されるかどうかなら」
奈緒子 :空いたグラスを、鋭利な刃物と化した髪の毛で切って行く
雨降 :「それでは賭けは成立しなかろう」
奈緒子 :「くっくっくっくっく」
誠 :「まったくだ」
麻依子 :「そうですねー、それじゃ今度お店の方に友達つれていっ
:ちゃおっかなー」
楓 :「しないな」
誠 :「……いや、しないほうに賭けようか」
楓 :「むしろ斬られそうだ」
誠 :「なーに、ちょっと細工してみるかね(くっくっく)」
哲也 :「お、お友達?」
[hari] # 玉緒っち
楓 :「楽しそうだ」
[nmhs] # うはは
[OTE] # うひひ
麻依子 :「……っと、ちょっと話が過ぎちゃいましたね、お友達待
:たせてるのに。じゃ、あたしはいつもの席にもどろーっと」
:(うっふふー、たららんらん)>カウンターのおくの席にす
:わる
麻依子 :「……(声がいつもの低さに戻る)よう朱さん、なんかすご
:いなあたし」
青九郎 :「…あーあ」
奈緒子 :「楽しかったわね、哲也」
哲也 :「……」
青九郎 :「同情するよ…」
朱 :「おうおう、すげーな。しっかり悪女だ」
誠 :「せっかくの酒の肴、もっとやってや(ぼそ)」>麻依子
楓 :(ぐびぐび)
雨降 :「……何か企んでいるな(くつくつ)」>麻依子
奈緒子 :「いいのよ?お友達と会ってきても。きっと楽しいでしょ
:うねぇ」
麻依子 :「結婚という長い旅路にむかう二人に祝福の花束を」(キ
:ラキラキラー)
一哉 :「……(麗と共にどんより店に入ってくる)」
青九郎 :「あれも愛、それも愛…」
誠 :「祝福の『血染めの』花束、だろ(けっけっけ)」
奈緒子 :「うん、あたしなら平気よ?…だって、もう5年も待った
:んだし…」
[OTE] # ズブロッカを瓶で空けながら
一哉 :「……騒がしいな(座る)」
青九郎 :「呪福の花束」
[gallows] # 怨念はいっているw
哲也 :「あー、まー、そのなんだ」
奈緒子 :「……」
楓 :「独り身は楽でいい」
朱 :「ほれ」(どん)<カクテル
[hari] # ブラッディメアリ
哲也 :「あーいうのは、いわゆる世間体といった奴で、浮気とか
:そういうのとは関係ない、と思う」
麻依子 :「てつやさーん、約束ですよー」(キラキラキラーン)
[gallows] # 隅のせきから手をぶんぶん振る麻依子
[hari] # カクテルは、麻依子にあげよう
奈緒子 :「……、ほら向こうさんもああ言ってる事だし。あたし帰
:る」
誠 :「歌姫のねーちゃん、一曲リクエスト」
青九郎 :「なにか自信がついた」
哲也 :「ど、どこに?」
一哉 :「……」
麻依子 :「うーん、今日のあたしにぴったり」(カクテル軽く飲む)
奈緒子 :「あなた様には関係ないことです。マスターお勘定」
楓 :(ぐびぐび)
麻依子 :「オッケー」<リクエスト
朱 :「あいよ」
誠 :「『レクイエム』、せーだいにな(けけけ)」
奈緒子 :「じゃ、ばいばい」(お金置いて)
哲也 :「あ、あのー」
麻依子 :(密やかに別れの歌を歌う)
奈緒子 :「……永遠にね」
青九郎 :「らぶらぶ」
SE :ばたん
麻依子 :(それをイントロに一気にレクイエムにつなげる)
哲也 :「……なんでこーなるんだ……」
[gallows] # ど派手なレクイエムが響く店内
[OTE] # 床に崩れ落ちる哲也
誠 :「よーこそろんりーずへ」
[OTE] # ぷ
青九郎 :「…さてと」(席を立つ)
楓 :「独り者による独り者の為の独り者の団体らしい」
青九郎 :カラン(外へ)
雨降 :「ロンリーズというのは初耳だな」
麻依子 :「リャナンシーちゃんとのトーク、楽しかったー」(ぼそ)
麻依子 :(歌を続ける)
誠 :「知らない方が幸せなものっすよ、きっと」>雨降
青九郎 :「ニヤリ」
一哉 :「ロンリーズ……か(ふっ)」
楓 :(ぷはー)
誠 :「きみはやもめーずだろ(くす)」>一哉
一哉 :「(ハンマー召喚して)正確には違う」>誠にごつん。
誠 :(うけとめつつ)「大筋かわんねー」
一哉 :「ふん……(ハンマー消す)」
楓 :「世間的には私もそんなもんか(ぐびぐび)」
哲也 :「お、俺はどうしたら……」
麻依子 :「ロンリーズでなかよくやろ」(けっけっけ)
雨降 :「好きにした報いだ、好きにすればよかろう」
一哉 :「そうだな(哲也を見て)」
誠 :「天罰覿面」
楓 :「大変そうだ」
哲也 :「うう、奈緒子追っかけよう」
[OTE] # よろよろとあげはを出る
一哉 :「やれやれ……」
雨降 :「そういえば、青九郎君は大丈夫だったのかな(ぐび)」
[lokai] # 関心が別のことに移っている
誠 :「ま、今日は一人でなきぬれるこったね」
麻依子 :「あっちもきっとうまくいかない、きっとうまくいかない」
:(目がどっか飛んでる)<青九郎くん
SE :ずばしゃーーー!!
哲也 :「ぎゃーーーーーーー!!!」
[gallows] # 斬殺。ナムー
[nmhs] # 嗚呼、惨い
[Mak_Drunk] # 合掌
[lokai] # 関わってもらえるだけ有難いのでは(くつくつ)
哲也 :「ヒーヒー、お、おたおたすけを!」
[nmhs] # 弱い(w
[OTE] # トムとジェリーのように追いかけあう二人が遠ざかっていく
誠 :「朱さーん、このじょーちゃん、どっかとんでってますけ
:ど」
朱 :「ほっとけ」
麻依子 :「うふーふっふっふ」
雨降 :「こっちも何かあったのか(つんつん)」
麻依子 :「なんもないよ」
[gallows] # 怪しく光る赤い瞳で見つめ返す
雨降 :「なにか微妙に雰囲気が変だが」
一哉 :「これがなんでもない状態なんだな(酒呑む)」
麻依子 :「うん、ふつー」(ごくごく)<酒の進みが早い
誠 :「よのなかいろいろあらーね」
雨降 :「まぁそうだな(ぐびぐび)」
誠 :「……酒の肴がいなくなったな」
麻依子 :「みんなに独り者の幸福をわけてあげたい」
一哉 :「もう十分……味わってないか(溜息)」
雨降 :「いまは家族がいるから十分に幸福だ(きゅー)」
誠 :「ヒトリモノねぇ(にや)」
麗 :「ひとりものー」
$$
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長いので、残りは次便にて。
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滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp