[KATARIBE 22324] [HA06L] チャットログ『押し入れで寝るとイイ気持ち』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Mon, 3 Sep 2001 23:00:03 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22324] [HA06L] チャットログ『押し入れで寝るとイイ気持ち』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <a04310501b7b93d52cd69@[210.170.254.180]>
X-Mail-Count: 22324

蘆薈でする。

2001/8/28、午前1時からの#HA06。
**********************************************************************
チャットログ『押し入れで寝るとイイ気持ち』
==========================================

登場人物
--------
 ぐりこ    :謎多き堕天使。狭いところが好きらしい。
         (PL:Gallows[gallows])
 雨降蓮太郎  :雨男。子供を見ると放って置けない性分。
         (PL:蘆薈[lokai])

押し入れで寝るとイイ気持ち
--------------------------
 ぐりこ    :「今日もー寝床をーさがしてーサンポー、サンコーン、オ
        :スマーン、寝床はーどこだー♪」(調子外れ)
 ぐりこ    :「だれかー、泊めろー、止まんないじゃーん♪ ほんげー
        :ほんげーふんがーふんがー」

[hari]   # 不憫な子だ(w
[nmhs]   # ある意味でかなり危険な子だ

 雨降     :「変な歌が聞こえる(きょろきょろ)」
 ぐりこ    :「人がーでてきたー、今晩の宿をかしてー、ぎぶみー、チョ
        :コレートはいらないからー」
 ぐりこ    :「おねがいぃぃ〜♪」(ソプラノ
 雨降     :「うわ……君か(頭痛)」
 ぐりこ    :「イエイイエイ」(歌終了
 雨降     :「まださまよっていたのか」
 ぐりこ    :「さまよってないよ。普通だよ」

[lokai]   # ところで、雨降がぐりこを知っているかどうかいまいち記憶に
       ないことに気がついた(爆)
[gallows]  # 初見なきがしてきた
[haieda]  # 知らないんでは。
[lokai]   # 会ったことあるのは訪雪だったような気がしてきたぞ<確認す
       れ
       確認。一度だけ会っている

 雨降     :「うちはまだ決まっていないのか」
 ぐりこ    :「うちはないよ」
 ぐりこ    :「お金かせがないと」
 雨降     :「それで宿を捜しているのか」
 ぐりこ    :「うん」
 雨降     :「狭い上に、寝相の悪いのが約一名いるが、うちでよけれ
        :ば」
 ぐりこ    :「ありがとうございます! イエいい栄
 ぐりこ    :「ああ、よかったお屋敷じゃない」

[gallows]  # 失礼

 雨降     :「お屋敷で何か困ったことでも?」

[lokai]   # あばら家とかいわれまくってるから慣れてる(笑)

 ぐりこ    :「ここんとこスゴイお屋敷続いてたいそう緊張したことで
        :すよ」
 雨降     :「上流階級は性に合わないと見える(笑)」
 ぐりこ    :「まあクローゼットがあればどこでも……(フッ〕」(謎
 雨降     :「押し入れしかないが」
 ぐりこ    :「押し入れ最高デース」
 雨降     :「(ちょっと厭な予感)……とりあえず、ついてきなさい」
 ぐりこ    :「どもどもー」(ずるずるずる)

[lokai]   # 道筋中略、うちへ着く

 雨降     :「隣の四畳半が空いているから、そちらを使うといい」

[lokai]   # つかわなさそうだが(笑)

 ぐりこ    :「ご丁寧にどうも」(ふかぶか
 ぐりこ    :(がらがら)<入室
 ぐりこ    :(がらがら)<押し入れ入り
 ぐりこ    :(がらがら……ぱたん
 雨降     :「ああ、やっぱり(頭痛)」

[lokai]   # 片付けきれなかったものとか放り込んでありそう>押し入れ
[soutou]  # 押入れがないからお屋敷は落ち着かなかったんだな(ぉぃ
[gallows]  # 板を置いておわりだろう(笑
       広いのはだめらしい。空になんていたくせに
[hari]   ワレモノは下敷きに(w
[lokai]   # きっと訪雪がとこほどやばいもんは入ってないから大丈夫

 雨降     :「……(押し入れが気になっている)」

[lokai]   # ああ、開けてえ

 ぐりこ    :「(しーん)」

[gallows]  # ひみつw

 雨降     :(うずうずうず)<開けたいの我慢
 ぐりこ    :「(がた、ごそごそ)」
 雨降     :(ごろん……むくり)<寝てみたり起きてみたり
 ぐりこ    :「えへ、えへへへ」
 ぐりこ    :「えへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ」(謎)

[nmhs]   # うはは

 雨降     :「……(何をしているんだ何を)」
 ぐりこ    :「(しーん)」
 雨降     :(そろりそろり)

[lokai]   # 部屋の入口まで行く

 雨降     :(そろりそろり)

[lokai]   # 引き返す

 ぐりこ    :「(がらがら)」<頭だけ出す
 ぐりこ    :「どうかしました?」

[gallows]  # 何事もなかったようなきょとんとした表情

 雨降     :「(びくう)……いや、そんなところで安眠できるのかと心
        :配になった」

[gallows]  # しかし、よくみると頭のてっぺんに旗が乗っている

 ぐりこ    :「あ、だいじょぶです。勝手にかりちゃってごめんなさい。
        :こういうとこがおちつくんですよー(あはは)」
 雨降     :(あの旗のことは聞いていいのだろうか(悩))

[nmhs]   # 駄目な気がする(w

 ぐりこ    :「それじゃおやすみなさい」(からからぱたん)

[gallows]  # ちなみに、大英帝国の国旗だった

 雨降     :「あ……ああ、おやすみ」

[lokai]   # き、気になる(笑)

 雨降     :「(もぞもぞ)ユニオンジャック……(ぶつぶつ)」
 ぐりこ    :「あ」(がらん)

[gallows]  転がり落ちる昭和中期のオロナミンCの看板
[nmhs]   # うわ
[gallows]  しかもモデルの顔にヒゲと国旗がかかれてる
      こっちの国旗は印度

 雨降     :「……?」
 ぐりこ    :「(とっさにマジックハンドでつまみあげて引き戻す)」
 ぐりこ    :「(はぁはぁ)」<動揺
 雨降     :「……見なかったことにしよう(布団かぶって寝ようとし
        :てみる)」

[gallows]  # 勝ったw
[lokai]   # がーん
      負けたっぽい

 雨降     :「……(もぞもぞもぞ)」<でもやっぱり気になる
 ぐりこ    :「(しーん)」
 雨降     :「(布団の隙間から部屋の境をちらちら)……ごふっ」

[lokai]   # 囲ちんのボディプレス
[gallows]  # 決まったw

 雨降     :「うぐぐぐぐ(ぱったり)」

[lokai]   # 轟沈
[lokai]   (翌朝)

 雨降     :「……おはよう(ぼー)」

[lokai]   # ねぶそく

 ぐりこ    :「おはようございまーす」(すこやか)

[gallows]  # 起きた頃にはすでに出てきている
       そして壊滅的な朝食などが

 雨降     :「(食卓見回して)これは凄いな。有難く頂きます(ぱく)」

[lokai]   # ひとくちフリーズ
[gallows]  # まあ、裏がまっくろなトーストなど
       人間レベルで下手な水準w
[lokai]   # 一見普通で芸術的な味、とかだと凄い
[gallows]  # それはたぶん技能値高くないとw
       壊滅的な料理:13とか
[lokai]   # まずい料理:13とか(笑)
       かぶった(笑)

 雨降     :(もくもく)
 ぐりこ    :「かってに台所かりちゃいました」
 ぐりこ    :「あ、そっか。こんな風にお手伝いサンみたいな仕事すれ
        :ばどこかで雇ってもらえるかも」
 雨降     :「あ……ああ、そうだね(ぎくしゃく)」
 ぐりこ    :「雇いたい?」
 ぐりこ    :(にかにか)
 雨降     :「う……いや、うちは人数が少ないから十分だよ」
 ぐりこ    :「そうですかー。でもおこさんの世話とお仕事一緒にする
        :の大変そう」(少し知恵をつけた)
 雨降     :「子供はこの子が最初じゃないからね(笑)」

[gallows]  # ち、かわされたかw
[lokai]   # こわいこわい

 ぐりこ    :「そかー」
 ぐりこ    :「じゃ、あたし帰ります。ありがとうでした」
 ぐりこ    :(ずるずるずる)<板と旅行鞄ひきずってでていく
 雨降     :「朝食、ありがとう」

[lokai]   # ちょと心配ではある

 ぐりこ    :「いえいえー」(自分は結局たべない)
 雨降     :「君は食べないのか」
 ぐりこ    :「あさめしまでもらえないよ」
 雨降     :「遠慮することはない」
 ぐりこ    :「じゃあ遠慮なく」(ぼりぼり)

[gallows]  # ふつうにうまそうに食べてる
[lokai]   # そういう味覚なのかもしれぬ

 雨降     :(もぐもぐ)

[hari]   # おとうさん
       もしくは、ジョン

 雨降     :(……いい子……なんだが……(もくもく))
 ぐりこ    :「うぇふー」(ぼけーっと物食べながら朝のニュースなど
        :をみてる)

[gallows]  # ほんとの娘に比べるといくぶん派手な子だがw
[lokai]   # うひひ
       そういやぐりこちも、上の娘とおなじくらいの齢だ
[gallows]  # うん百歳!?(違
[lokai]   # ぎゃひー
       いやその、外見年齢(笑)
[gallows]  # うんうん

 ぐりこ    :(テレビって四角いなあ)

[gallows]  # 見当違いな感想をもってみたりしつつ

 雨降     :(こう見ていると普通の娘なんだが、何者だろう)
 ぐりこ    :(テレビがまるかったら転がって台におけないから大変な
        :のね)
 ぐりこ    :(うんうん)<なにか満足げにうなづいている
 雨降     :「(何を納得しているのだろう)……ああほら囲、こぼして
        :る(ひろいひろい)」

[lokai]   # 一見まったりした家族の朝食。

 ぐりこ    :「ご飯をうかつにこぼすとお百姓サンが88回噛み付きにく
        :るんだよ」
 雨降     :「それは初耳だ。囲も気をつけなさい(ぱくぱく)」

[gallows]  # 里見さんちでいろいろうそを教え込まれた様子
[lokai]   # ああやはり>里見さんち

 ぐりこ    :「親父さんとご飯たべるというのはこういうもんなのかー」
 雨降     :「君のお父さんは?」
 ぐりこ    :「いるようないないような」
 ぐりこ    :「なんとなくぽこぽこ発生してきた気もする」
 ぐりこ    :「だからわかんない」
 雨降     :「……悪いことを聞いたか」
 ぐりこ    :「えー、わるくないよ」
 ぐりこ    :「でもなんか楽しい」
 ぐりこ    :「人とご飯食べるの好き」
 雨降     :「それはなによりだ」
 ぐりこ    :「うんうん」(もへもへ)
 雨降     :「この間までは、ここもひとりだった」
 ぐりこ    :「子供は?」
 雨降     :「母親と遠くに住んでいる」
 ぐりこ    :「カコイクンは?」
 雨降     :「この子とは血はつながっていない。わけあって育てるこ
        :とになった」
 ぐりこ    :「ふーん」
 ぐりこ    :「大丈夫、きっと天国のおくさんとおこさんも見守ってま
        :す」(エンジェルハイロゥとかだしつつ)
 雨降     :「全員、生きている……と思う。それは?」
 ぐりこ    :「ありゃ?」
 ぐりこ    :「なんか変なこといっちゃったみたいだ」
 ぐりこ    :「これはね、天使のわっか」
 雨降     :「君は天使なのか」
 ぐりこ    :「オーイェース」(ばっさばっさ)<つばさひろげる

[gallows]  # まるでありがたみがない

 雨降     :「凄いな。初めて見た(びっくり)」
 ぐりこ    :「うん。いいでしょ」
 ぐりこ    :「でもね、いま帰れないの」
 雨降     :「何故?」
 ぐりこ    :「わかんない」

[lokai]   # 里見になっちゃったからではないかとちょっと思うあふりん。

 雨降     :「帰りたいか」
 ぐりこ    :「神様の試練だと思う」
 ぐりこ    :「そうだなあ。ちょっと帰りたいなあ」
 雨降     :「そうか……苦労しているんだな」
 ぐりこ    :「そうでもないよ」
 ぐりこ    :「いろんなとこ泊めてもらって楽しいし」
 ぐりこ    :「夜はきれいだし」
 雨降     :「いつまでもそうしているわけにも行くまい」
 ぐりこ    :「そうかなあ、やっぱり」
 雨降     :「ずっとそんな生活では身がもたないだろう」
 ぐりこ    :「元気元気」
 雨降     :「うーむ……」

[lokai]   # ちょとまよいちうらしい

 ぐりこ    :「じゃねー」(めしもくったので退散)

[lokai]   # ちゅうとはんぱですがねまふ
[gallows]  # またー

 雨降     :「あ……」<なんか言おうとして言えなかった

時系列と舞台
------------
2001年夏の夜、雨降宅周辺。

解説
----
相変わらず宿もなくさまようぐりこ。
そんな彼女を気の毒になって泊めた雨降の出会う怪奇とは。

$$
**********************************************************************

 
************************
滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp
    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage