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Date: Sat, 25 Aug 2001 21:52:36 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22291] [HA06L] チャットログ『放浪ぐりこ』
To: kataribe-ml@trpg.net
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蘆薈でする。
2001/8/23、午前3時頃からの#HA06。
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チャットログ『放浪ぐりこ』
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登場人物
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ぐりこ :楽天家の放浪少女。実は堕天使、しかも里見一族。
(PL:Gallows[gallows])
前野浩 :無道家使用人。見た目は少々怖いがイイ人。
(PL:ハリ=ハラ[hari])
雨降蓮太郎 :神社に住む雨男。なにかと子供好き。
(PL:蘆薈[lokai])
龍棟青九郎 :巨漢ゲーマー。髪を刈られてしまい鬘着用中。
(PL:狗狼[kurow])
弓月麗 :一哉の創った電脳少女。好奇心旺盛。
(PL:夜月天星[nmhs])
弓月一哉 :プログラマーの青年。現在育児中。
(PL:夜月天星[nmhs])
放浪ぐりこ
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ぐりこ :「ムラー」
前野 :「なんだね、君は」
ぐりこ :「なんなんだろう」
ぐりこ :「なんだというおにいさんはなんだ」
雨降 :「おや」<子供に敏感
前野 :「個体名は、前野浩と言う。社会身分は、無道家の使用人
:だ」
[nmhs] # というか紅い目なのですか(笑)
[gallows] # 赤いw
首のトコに入れ墨、「Mercy」
[nmhs] # ということはアレ関係がまた増えたのですか
ぐりこ :「前野……黒服……(ぽむ)」
ぐりこ :「凶悪な人喰いのひと!」
雨降 :「人喰いなのか」>前野
前野 :「人をソドムの住人のように言うな」
ぐりこ :「でも誰かが言ってたよたしか」
ぐりこ :「黒服とメイドに注意しろって」
ぐりこ :「神をも恐れぬ凶悪犯にちがいないのです」
雨降 :「黒服……メイド……(ぽむ)なるほど」
ぐりこ :「でもおもったより普通で安心です。モヒカンだとおもっ
:てた」
前野 :「人を勝手に凶悪犯にするんじゃない(苦笑)」
雨降 :「知り合いか」>前野
前野 :「はじめまして、だ」
ぐりこ :「うーん、保留にしときます」
ぐりこ :「はじめまして」
雨降 :「はじめまして……かな」
ぐりこ :「赤い目の人たちと仲良くしてたら『なぜだか知らないけ
:ど』空から堕ちてきちゃいました」
[soutou] # しらない間にあたらしいいきものが
[nmhs] # 新しいナマモノじゃないだけマシです。
[soutou] # 墜落天使じゃなくて堕天使だ(w
雨降 :「空から?」
ぐりこ :「うん。空ってあっちね」(上指差す)
ぐりこ :「帰る方法かんがえなきゃ」
前野 :「里見のモノか」
[nmhs] # とりあえず紅い目の人たちに会うことが先決のような。
ぐりこ :「サトミ? 葉っぱとかグリコとかくれたひと」
雨降 :「葉っぱ……玉緒君かな」
ぐりこ :「葉っぱ、葉っぱ」(エヘヘヘ)<おいおい
[lokai] # なんかいけない葉っぱっぽい(こら)
[gallows] # そりゃあ堕天もする
ぐりこ :「おっといけない」(気を取り直す)
ぐりこ :「親しき仲にも礼儀あり」(ぴし)
前野 :「それはなにより」
[nmhs] # ああ、やっぱり里見系だ(ぉ
ぐりこ :「どこかたくさん木があるところ知りませんか?」
雨降 :「木か……公園でいいのかな」
ぐりこ :「木があればどこでもー」
ぐりこ :「おうち作んなきゃ」
雨降 :「おうち?」
[nmhs] # うは(笑)
ぐりこ :「ハウスです」
ぐりこ :「ぐりこハウス」
ぐりこ :「いまいちやすっぽい……改名、ぐりこパレス」
雨降 :「……本気か(頭痛)」
[nmhs] # 略してぐりパ
前野 :「鳥か」
ぐりこ :「多くは望まないけど地上3m以上のとこで2フィートか
:ける2フィートくらいの広さがほしいなー」
[nmhs] # 見張り台か?(笑)
ぐりこ :「公園、どっちですか?」
前野 :「そんなもんを作ったら、大事だぞ(w」
雨降 :「公園に住むのは勧めない」
ぐりこ :「そうなの?」
ぐりこ :「困ったな……」
雨降 :「……かといって、いつまでも宿無しではな」
ぐりこ :「お城とかないかな」
青九郎 :「うー」ズレる鬘直しながら歩いてる
ぐりこ :「大きな教会とか」
ぐりこ :「あ、ツルリンだ」
青九郎 :「つるり…!」
ぐりこ :「いえいいえい」(ピース)
雨降 :「なんだか今日も憂鬱そうだが」>青九郎
青九郎 :「…はいはい」(ピース)
青九郎 :「いや、ちょっとこれがね」(鬘取る)
ぐりこ :「あっはっは」
雨降 :「どうしたんだ、それは(・_・)」
[nmhs] # ここで麗を絡めると、せいくろう兄貴ははげとおぼえれるわけ
か(笑)
青九郎 :「その三百メートルにやられましてねえ」」
雨降 :「その子に?」
青九郎 :「そう。」
ぐりこ :「過去のことはわすれた」(遠い目)
青九郎 :「…」
青九郎 :「まあ毛なんてまた生えてくるからいいんですけどね」
[gallows] # 見た目は14,5歳くらいで
ぐりこ :「神は人に髪を与えた」(ぷ)
雨降 :「そういうことをする子とは思えないが」
ぐりこ :「罪を憎んで人を憎まずナノデス」
前野 :「いたずらっ子だな」
青九郎 :「…いいこと言うのはこのくちか」口広げる
ぐりこ :「あばばば」
青九郎 :「ほれほれ」(ぐにぐに)
雨降 :「いたずらっ子の範囲を逸脱してはいまいか」
ぐりこ :「(げしゃ)」<蹴り上げる
青九郎 :「おぴょっ!」
青九郎 :「…そ…そこは…」
ぐりこ :「しまった! 私としたことがハシタナイ」(お祈り)
[lokai] # 痛い痛い痛い
ぐりこ :「お祈り終わり。んでですね、色々事情があった気がする
:のです」
青九郎 :「…わたしとしたことがじゃ…ね…ぐ…」
雨降 :「あああ。大丈夫か」
[gallows] # 青九朗君弱いw
麗 :「いたそー。だいじょーぶー?(後ろからやってくる)」
ぐりこ :「amen」
一哉 :「いわゆる、急所だな。麗、覚えておけ」
青九郎 :「かっはぁぁぁあぁぁ」。よし、大丈夫」
ぐりこ :「顔、真っ青」
前野 :「そりゃ真っ青にもなるさ」
ぐりこ :「そうなの?」
青九郎 :「そんなものを覚えさせるのはやめといたほうがいいぞ…」
:>弓月氏
青九郎 :「被害が来るのは自分にだからな」
麗 :「よかったー……あ、雨降さん、おにいちゃん、こんにち
:わっ。えっと……それからぁ……」
ぐりこ :「それよりぐりこキャッスルをなんとかしないと……」
青九郎 :「パレスじゃなかったのか」
ぐりこ :「パレスです」
ぐりこ :「逆からいうとデスパレス。 ……カッコイイ」(ぽわー)
一哉 :「まぁ、いいな」
[gallows] # 適当にまわしてたらなんとなく堕天した理由がわかってきた。
こんなんでいいんだろうか。
[kurow] # よかよか
[nmhs] # よくわからないですけど、いいのでは。
[gallows] # よいということになった
[lokai] # 語り部的にはこういうもんかもしれぬ
ぐりこ :「どこかにいい木はないかなあ」
前野 :「とりあえず、ここに行けば知り合いが見つかると思うよ」
:<かねやんちの地図を書く
一哉 :「木なんてどうするんだ?」
ぐりこ :「ありがと! 行ってみます」(ばっさばっさ)
[nmhs] # 飛ぶのか
[gallows] # 飛ぶ、だれか止めるまで飛ぶ
[nmhs] # 止めないといけないのか(苦笑)
雨降 :「(ぐい)歩いていきなさい、歩いて」
一哉 :「……紅い目はやはり非常識だな」
ぐりこ :「徒歩ですか? 交通規制?」
青九郎 :「…非常識かな、俺」
雨降 :「少し違うがそんな感じだ」
ぐりこ :「ルールは守る為にあります。あるいてこー」(どだだだ)
青九郎 :「走ってる走ってる」
[gallows] # もういない
一哉 :「……変な奴だ」
[gallows] 20分後、うれしそうに戻ってくる
青九郎 :「もう戻ってきた」
ぐりこ :「えへー(くくく)」
前野 :「どうした」
麗 :「おねえちゃん、もどってきたー」
[gallows] # おねえちゃんなの?
[nmhs] # そりゃ、5歳ですから
実年齢は生後一週間ぐらい。
ぐりこ :「あそこの人いいひとです。なんだかこんな汚いところに
:君みたいな高貴なひと置いとくなんてそれだけで罪だとか
:でおいだされちゃいました」
青九郎 :「…体よく追っ払われた感じだな」」
一哉 :「……」
青九郎 :「うちも部屋だけは余ってんだけどねえ」
ぐりこ :「やっぱり公園?」
一哉 :「さっきから木を探しているようだが、木ならなんとかな
:るぞ」
ぐりこ :「ほんと?」
一哉 :「しかし……これでなにをする気なんだ?」
[gallows] # どれくらいの大きさでしょう
[nmhs] # 召喚するので、大きさは自在です。
[gallows] # なるほど
ぐりこ :「家つくんの」
ぐりこ :「ぐりこタワー」
青九郎 :「…今度はタワーか」
一哉 :「家……ということは雨にぬれるのか……なぁ、君」>前
:野くん
雨降 :「だんだん家が進化しているな」
前野 :「ん?なんですか?」
一哉 :「俺が今から木を召喚するから、それに防水加工を施して
:くれ。できるんだろ?」
前野 :「場所をどうするんです?」
一哉 :「……場所……無いのか?」
ぐりこ :「その辺に適当に」
ぐりこ :「なんかのこの石の柱とかもよさそうね」
一哉 :「場所か……って、そりゃ電柱だ」
青九郎 :「…よろしくない」
前野 :「勝手に木を立てられる場所なんか、そうそう無いってこ
:とさ」
一哉 :「そうか、家自体を召喚すればいい訳だ。そうすれば家自
:体を移動させるのは容易だが……やはり場所は必要か」
ぐりこ :「この電柱の上に家つくったらだめ?」
青九郎 :「駄目だねえ」
前野 :「だめ。燃やされちゃうから」
ぐりこ :「ケチ」
雨降 :「駄目だろう」
前野 :「雨降さん、神社の木に天狗が棲んでてもたいした問題に
:はならないんじゃないですか?」
一哉 :「別に木で作らなくてもいいなら……透明の家を作ること
:も出来るが……」
雨降 :「どちらかというと、天狗というより天使に見えるが……」
[gallows] # 天狗がいるぶんにはもんだいないけど、小屋ができてたら問題
になりそうだw
[nmhs] # 神主じゃ無いですからねぇ。
青九郎 :「どこにしろ急に家が建ってたら問題だねぇ」
雨降 :「問題は私も借家人ということか」
ぐりこ :「いろいろムズカシイ」
一哉 :「……というか、金は無いのか?」
ぐりこ :「お金! それは悪魔の道具です」
青九郎 :「ほほう」財布から札出す
一哉 :「……うちの会社の屋上ならある意味空いているが」
青九郎 :「悪魔の道具、ねえ」
ぐりこ :「ああ! なんてものを!(ぶんどる)」
ぐりこ :「これはあずかっときます」(しまいしまい)
青九郎 :「…やると思った」
[kurow] # 二千円札
[nmhs] # レアな
ぐりこ :「カイシャのオクジョウにいきましょう」
ぐりこ :「どこですか?」
一哉 :「……少しまってくれ(携帯を取り出して電話中)」
青九郎 :「会社の屋上もまずいんじゃないかなー…」
ぐりこ :「つるりん五月蝿い」(かつらおっことす)
青九郎 :「ぐわ」
一哉 :「そうなんですが……ええ……はい……いいんですか、納
:期を……そう言ってくれるとおもいました……はい、それ
:では」
青九郎 :鬘なおし「つるりん言うな!」
一哉 :「了承を得たぞ(微笑)」
青九郎 :「そりゃよかった」
麗 :「はげー」
ぐりこ :「おお」(ぱちぱち) 聞いてない>青九朗
[gallows] # ひどいw
青九郎 :「…く…」
[nmhs] # うはは
しかし実は会社の位置を決めて無いのだ。
[gallows] # というか、やっぱ小屋をたてはじめたら文句言われそうなきも
する
だれかに拾ってもらうまで公園にいよう
[nmhs] # ふむ、まぁ、そういうのでしたら、仕方ないです。
[gallows] # いまのところあまりリンクのないところと繋がるきっかけにな
るとよいな
時系列と舞台
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2001年夏、吹利市内のどこか。
解説
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スウィートでゴージャスな我が家の予定地を求めてさまよう堕天使ぐりこ。
その運命や如何に。
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滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp