[KATARIBE 22021] [HA06L] チャットログ『血まみれの接近遭遇』

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Date: Sat, 21 Jul 2001 21:39:38 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22021] [HA06L] チャットログ『血まみれの接近遭遇』
To: kataribe-ml@trpg.net
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蘆薈@ろぐきらーでする。

2001/7/16、午前1時半頃からの#kataribe。
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チャットログ『血まみれの接近遭遇』
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登場人物
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 雨降蓮太郎  :木刀使いの雨男。帰宅中。(PL:蘆薈[lokai])
 龍棟青九郎  :妖精憑きのゲーマー。散歩中。(PL:kurou[kurow])
 リャナンシー :名無しの妖精。憑依中。(PL:Gallows[gallows])

いきなり大流血
--------------
 雨降     :(ちゃりちゃり)<夜道を自転車で帰宅中

[hari] # む、期待されている
[lokai] # 求む怪奇
[hari] # 出でよ、里見のもの(ぉ
[lokai] # ぎゃー

 青九郎    :うろうろ

[kurow] # 里見の者(w

 雨降     :「(きいいいっ)うわっ」
 青九郎    :「おぅっ!」
 雨降     :「済まなかった。大丈夫か」
 青九郎    :「……っと、すいません
 青九郎    :「や、こっちがよそ見してたのが悪いんで」
[lokai] # まずい、このままでは普通の遭遇に(爆)
[kurow] では血でも出してみよう

 SE      :ぶっしゃああああ
 青九郎    :「あ……」

[hari] 袈裟懸けに服が裂け、血が吹き出る

 青九郎    :「や、すいません、だいじょうぶ、いつもこんな…」

[hari] # 演出効果(ぉ

 雨降     :「大丈夫も何もあるか、いいから安静に」

[hari] # ってか、盛大過ぎ
[lokai] # 問答無用で応急処置
[kurow] # これで生命と死の血塊の効果がわかるはずだ(爆
[lokai] # 帰り血をばしばし浴びながら手当てしてるけど
    # どうなるんだ>あふりん
[kurow] # どうなるんでしょう(w
[Onomoto] # 浴びっぱなし
[lokai] # そして帰り道で不審尋問

 雨降     :「大丈夫か。いま救急車を呼ぶからしっかりしなさい」
 青九郎    :「たぶん…大丈夫だと思うんですけどねえ

[lokai] # やけにぴんぴんしていたりするのだろうか

 青九郎    :「こんなに出てるのに意識はしっかりしてるし、あははは」
 青九郎    :「しかし、止まらない…」
 雨降     :「……本当に怪我人か(怪訝)」
 青九郎    :「重症な気がするんですがねぇ」
 雨降     :(……この男、目が赤いが)
 青九郎    :「どうかしました?」
 リャナンシー :「(ひそひそ)セイ、それ能力じゃ……」
 雨降     :「……いや、なんでも。本当に大丈夫なのか、その怪我」
 青九郎    :「(ひそひそ)あ、やっぱし?」
 リャナンシー :「いくらなんでもそんなに出るわけないわ」
 青九郎    :「たぶん…」
 青九郎    :「…取り合えず当人にでも聞きにいくか…」
 雨降     :「待ちなさい、一応その怪我くらいは」
 青九郎    :「ああ、すいません」
 リャナンシー :「(ぶつぶつ)」<止血のマジナイ

[gallows] # いきなりぴたりと止まる

 青九郎    :「……お。」
 青九郎    :「ああ……周囲が真っ赤だ……」
 雨降     :「……どうにか血は止まったようだな(ふう)」
 リャナンシー :「お気遣いアリガトウございます」(ぺこり)<見えてるか
        :わかんないけど
 青九郎    :「……」<雨降氏をまじまじと見る
 雨降     :「あれだけの出血にしては、顔色がいいようだが」
 青九郎    :「真っ赤になっちゃいましたね」
 雨降     :「そうだな」
 青九郎    :「ちとうちにでも寄ってきませんか……そのままじゃいく
        :らなんでも……」
 雨降     :「雨でも降ってくれれば有難いのだが」
 雨降     :「いや、この格好では迷惑をかけるだろう」
 青九郎    :「なに、撲も一緒ですから」
 青九郎    :「はやくしないと血も固まっちまいますし」
 雨降     :「しかし、あれだけの怪我をしてぴんぴんしているとは……
        :(怪訝)」
 青九郎    :「……あははは」
 リャナンシー :「セイは丈夫なのが取り柄」(くくく)
 雨降     :「君は人間か(単刀直入)」
 青九郎    :「……最近そーでもないような気がしてます」
 雨降     :「それは難しいな」
 リャナンシー :「むしろ妖精になってくれればいいのに」
 青九郎    :「そりゃいいや」>リャナンシー
 雨降     :「そこにいるのは?」<やっと見えたらしい
 青九郎    :「や、見えるんですか」
 リャナンシー :「見られちゃいましたか」
 青九郎    :「マイハズです」
 雨降     :「夫婦か」
 青九郎    :「…まだ、違います」
 リャナンシー :「甲斐性なしなんです」
 青九郎    :「……」
 リャナンシー :「あ、怒ったみたいです」(くすくす)
 雨降     :「婚約中なのだな(納得)」

[lokai] # 血まみれ井戸端会議
[kurow] # ひー

 リャナンシー :「だからはやく不老長寿になってね」
 青九郎    :「……頑張るよ」
 青九郎    :「……こんなとこを人に見られたらまずいですね」
 青九郎    :「すぐそこですから」

[kurow] 歩き出す

 リャナンシー :「じゃあいそぎましょ」
 雨降     :「申し訳ないが、世話になろう」
 リャナンシー :「セイの部屋汚いですよー」
 青九郎    :「……」
 リャナンシー :「あ、また怒ったみたいです」(くすくす)
 雨降     :「それより、愛の巣にお邪魔する方が余程気になる(笑)」
 青九郎    :「うひ」

[PaLiLitH] # レゴとフィギュアが山積みされた愛の巣。
[kurow] # ぎゃー
[gallows] # 居場所もなく部屋の隅にたたずむしかないリャナンシー
[kurow] # いやー
     でもそれなりに広かったりする(w

愛の巣はとても散らかっていた
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 雨降     :「……予想以上だな(汗)」
 青九郎    :「よく言われます」
 リャナンシー :「少しでも片づけますね」(いそいそ)
 青九郎    :「あ、風呂そっちですからお先にどーぞ」
 リャナンシー :「おざぶとんおざぶとん」(いそいそ)
 雨降     :「ああ、どうか構わずに」
 リャナンシー :「カビ……はえてる」
 青九郎    :「沸いてはいませんがシャワーぐらいは活動してます」
 青九郎    :「いいかげん掃除しないとな…」
 雨降     :「それでは、お言葉に甘えて」
 リャナンシー :「モノが多くて手がつけらんないんだもの」
 青九郎    :「……たしかに。しかし捨てるのもなぁ…」
 リャナンシー :「ああ、モノのないベッドで寝たい」
 青九郎    :「……同感だ」
 青九郎    :「しかし、ベッドの上を片付けると足の踏み場がなくなる
        :ぞ」
 リャナンシー :「モノ減らすなり収納増やすなりしてくれたら片付け手伝
        :うわ」
 青九郎    :「そんな金はない」
 青九郎@脱衣所:「着替え、ここに置いときますから」>雨降
 雨降     :「(扉越しに)申し訳ない」
 青九郎    :「俺も着替えなくちゃな……」
 リャナンシー :「じゃあ、私今度から他の部屋で寝ます」
 青九郎    :「あうー」

[lokai] # げーん(笑)
[gallows] # 勝った(w

 青九郎    :「…ベッドを他に移動してもそこが散らかるだけだしな…」

[kurow] # ベッドを中心に散らかるらしい

 リャナンシー :「出したらしまうんです」
 雨降     :「……髪が血で固まっている(滅)」
 青九郎    :「わかっちゃいるんだけどさ…」
 リャナンシー :「死なないで、歳とらないで、部屋はきれいにして。それ
        :だけでいいわ」(随分多い)
 青九郎    :「……努力するよ」

[gallows] # ここも結構大変らしい
[lokai] # ちわげんかだ(うひ)
     もうちょっとヒートアップしたあたりを見計らって出ていくか(く
     ふふ)
[kurow] # ひー(w

 リャナンシー :「今度木を買ってきて棚つくろ」
 リャナンシー :「昔村の人間が作ってたの見たことがあるからうまくでき
        :るとおもうの」
 青九郎    :「棚か……昔はよく作ったもんだが」
 リャナンシー :「イヤなの?」
 青九郎    :「……棚が壊れると、凄いことになる」
 リャナンシー :「壊れないように作るんです」
 青九郎    :「丁寧な仕事は苦手なんだ……」
 リャナンシー :「だから私が手伝うっていってるんです」(声にドスがき
        :いてくる)

[kurow] # おがんばり(実は命令形

 青九郎    :「う……きょ、今日はなんかこわいぞ」
 リャナンシー :「青九郎がいつまでたってもまともな部屋にしてくれない
        :からです」
 青九郎    :「わ、わかった、はやめに……」
 リャナンシー :「明日」
 青九郎    :「はい」

[lokai] # しまった、収束してしまうっ
[kurow] # 片方が圧倒的に弱い場合は喧嘩にならないのです(爆
[lokai] # げーん

 リャナンシー :「ありがと、セイ」(にんまり)

[gallows] # 完全勝利である(w
[lokai] # ではらぶらぶもーどをねらおう(こら)

 リャナンシー :「今週中にはベッドも広々とつかえるんですねー」(ごろ
        :ん)
 青九郎    :「ニヤリ」

[lokai] # なにを企んでいるのだ

 青九郎    :「努力するさ」

[kill-PSO2] # 実るかどうかとは直接の関係がないw
[lokai] # げーん(笑)
     ぬぅ、このままではなかなか出られないではないか(爆)
[kurow] # うひひひ
[lokai] # もうちょっと、出たら気まずい場面になってくれないと。

 リャナンシー :「あの方、出てきませんね」
 青九郎    :「……とりあえずこれで三人くらいは座れるだろう」
 青九郎    :「……たしかに、遅いなぁ」
 リャナンシー :「ちょっと見てくるね」
 青九郎    :「よろしくたのむ」

[gallows] # 風呂場まで下りていく

 リャナンシー :(がちゃん)「だいじょうぶですかー?」
 雨降     :「わっ」

[gallows] # いや、脱衣所(w
      脱衣所に居たらどうしようもないが(w
[lokai] # ちょうど脱衣所に出てきたとことか(笑)
[kurow] # いやーん(w

 リャナンシー :「あ、大丈夫でしたね。心配しちゃいました」(あはは)
 リャナンシー :「じゃあ、部屋でお待ちしてます」
 雨降     :「心配させてしまって済まなかった(ごしごし)」
 青九郎    :「あ、じゃあ俺はいってきます」

[lokai] # 着替えを借りて着て、自分の服は袋か何かに詰めておこう

 青九郎@脱衣所:「……うへー、ガッチガチ」
 雨降     :「申し訳ない。君達には色々と迷惑をかけてしまった(頭
        :下げ)」>リャナンシー
 リャナンシー :「あれは半分セイの自業自得ですから」
 雨降     :「しかし……こんなことまでさせてしまって」
 リャナンシー :「いえいえ。ええと……そういえばまだお名前聞いてませ
        :んでしたね」
 雨降     :「ああ、そういえば。私は雨降蓮太郎。この近くに勤めて
        :いる(名刺)」
 リャナンシー :「ご丁寧にどうもです(フッ、真の名をつかんだわ」(にや
        :り)

[lokai] # しまったー

 リャナンシー :「私は名無しのリャナンシーです。リャナンシーとでも呼
        :んでください」
 雨降     :「そうしよう。どうかよろしく」

[lokai] # 呪いかけ放題とか(笑)>真の名
[gallows] # 絶対服従です(w
      <妖精の世界では
[lokai] # げーん
     どきどきどき
[kurow] # どきどきどきどき

 リャナンシー :「セイもいないしちょと遊びましょうか」
 雨降     :「遊ぶ……?」
 リャナンシー :「アフリ、あなたはこれから起こる事を覚えていません」
        :(催眠)
 リャナンシー :「アフリ、ひざまづいてくだサイ」
 雨降     :「く(異常を感じて退がる)」

[lokai] # 抵抗はするぞ
[gallows] # 日本語なので
      うまくいかない可能性も高いので
      適当に(w

 リャナンシー :「王様ゴッコシッパイです」
 雨降     :「何者だ、お前(きゅい)」<木刀装備
 リャナンシー :「昔通信教育で催眠術ならったんですよ」(くすくす)

[gallows] # というか異常に耳が長い(w
[lokai] # 常人に見えない時点で既に人間でない(笑)
[gallows] # あやしさ大爆発です

 雨降     :「怪しげな催眠術を他人に試すな」
 リャナンシー :「くすくす」(ふわふわ)
 リャナンシー :「ハーブティーでものみますか」(ポン)

[gallows] # ポットが出てくる

 雨降     :「あからさまに怪しい」

[gallows] # 地に足がついていない

 リャナンシー :「大丈夫。人間にもらった普通のお茶ですから」(人間と
        :かいうな)
 雨降     :「気遣いは無用だ」

[lokai] # かなり警戒気味

 青九郎    :「ふいー……どうかしました?」
 リャナンシー :「(すとん)」
 リャナンシー :「おかえりなさい」
 青九郎    :「ただいま」
 雨降     :「ああ。なんでもない(しゅ)」<木刀隠す

[kurow] # 髪に巻いたタオルから赤い液体が垂れてたりする(w

 リャナンシー :「赤目にはくれぐれもお気をつけ下さい」(ひそひそ)>あ
        :ふりん

[gallows] # などといってさらに警戒させてみる(w

 雨降     :「何故か赤目の知り合いが多くてな(くく)」

[lokai] # 気がつけば里見の知り合い多数

 雨降     :「怪我の調子は大丈夫そうか」>青九郎
 青九郎    :「あー、全然平気です……どこが怪我してたんだか分から
        :ない」
 雨降     :「それならよかった。一時はあのまま死ぬかと思った」
 青九郎    :「まったくです」

[lokai] # そういう生物なのだと思うことにしたらしい
[gallows] # そういう生物っていいな(w
[kurow] # うひ
[lokai] # 里見の人々とつきあうコツは
     深く考えないことです(爆)
[gallows] # まったくです(w

 雨降     :「しかし……タオルが真っ赤だが、ちゃんと血は落ちてい
        :るのか」
 青九郎    :「おおう!……急いで洗ったもんですから」
 リャナンシー :「セイはアワテンボウです」
 雨降     :「今度は頭でも怪我したのかと(笑)」
 青九郎    :「なははは」
 雨降     :「……さて。お世話になりっぱなしで申し訳ないが、私は
        :このあたりで失礼させて頂こう(深々と頭下げる)」
 青九郎    :「あ、じゃそこまで送りますよ」
 リャナンシー :「またいつでもどうぞ。次までには綺麗にしときますね」
 雨降     :「有難い(笑)」
 青九郎    :「……努力します(w」
 雨降     :「お借りした服は、洗濯して仕事帰りにでもお返ししよう。
        :本当に、世話になった」
 青九郎    :「や、撲が血出したせいですから」
 雨降     :「その血は、私がぶつかったからではなかったのか」
 青九郎    :「ぶつかってはなかった気がするんです(w」
 雨降     :「……よくわからないが、怪我がないならよしとするか
        :(考えないことにしたもよう)」
 雨降     :「そういえば、君とはあげはでよく遭うね」>青九郎
 青九郎    :「なんだか居心地がよくて…」
 雨降     :「私もだ(笑)」
 雨降     :「では、また。今度遭ったときは奢るよ(笑)」

[lokai] # で、自転車乗って手を振って去る

 青九郎    :「是非に(w」

[lokai] # てなかんじでシメかな
[kurow] # フヌ
[gallows] # おつ

時系列と舞台
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2001年夏の夜、吹利本町の青九郎宅近辺。

解説
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青九郎とリャナンシーと雨降の、夜道におけるある意味ショッキングな出会い。

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滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp
    

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