Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Sat, 21 Jul 2001 21:39:38 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22021] [HA06L] チャットログ『血まみれの接近遭遇』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <a04310501b77f2866a89d@[210.170.254.119]>
X-Mail-Count: 22021
蘆薈@ろぐきらーでする。
2001/7/16、午前1時半頃からの#kataribe。
**********************************************************************
チャットログ『血まみれの接近遭遇』
==================================
登場人物
--------
雨降蓮太郎 :木刀使いの雨男。帰宅中。(PL:蘆薈[lokai])
龍棟青九郎 :妖精憑きのゲーマー。散歩中。(PL:kurou[kurow])
リャナンシー :名無しの妖精。憑依中。(PL:Gallows[gallows])
いきなり大流血
--------------
雨降 :(ちゃりちゃり)<夜道を自転車で帰宅中
[hari] # む、期待されている
[lokai] # 求む怪奇
[hari] # 出でよ、里見のもの(ぉ
[lokai] # ぎゃー
青九郎 :うろうろ
[kurow] # 里見の者(w
雨降 :「(きいいいっ)うわっ」
青九郎 :「おぅっ!」
雨降 :「済まなかった。大丈夫か」
青九郎 :「……っと、すいません
青九郎 :「や、こっちがよそ見してたのが悪いんで」
[lokai] # まずい、このままでは普通の遭遇に(爆)
[kurow] では血でも出してみよう
SE :ぶっしゃああああ
青九郎 :「あ……」
[hari] 袈裟懸けに服が裂け、血が吹き出る
青九郎 :「や、すいません、だいじょうぶ、いつもこんな…」
[hari] # 演出効果(ぉ
雨降 :「大丈夫も何もあるか、いいから安静に」
[hari] # ってか、盛大過ぎ
[lokai] # 問答無用で応急処置
[kurow] # これで生命と死の血塊の効果がわかるはずだ(爆
[lokai] # 帰り血をばしばし浴びながら手当てしてるけど
# どうなるんだ>あふりん
[kurow] # どうなるんでしょう(w
[Onomoto] # 浴びっぱなし
[lokai] # そして帰り道で不審尋問
雨降 :「大丈夫か。いま救急車を呼ぶからしっかりしなさい」
青九郎 :「たぶん…大丈夫だと思うんですけどねえ
[lokai] # やけにぴんぴんしていたりするのだろうか
青九郎 :「こんなに出てるのに意識はしっかりしてるし、あははは」
青九郎 :「しかし、止まらない…」
雨降 :「……本当に怪我人か(怪訝)」
青九郎 :「重症な気がするんですがねぇ」
雨降 :(……この男、目が赤いが)
青九郎 :「どうかしました?」
リャナンシー :「(ひそひそ)セイ、それ能力じゃ……」
雨降 :「……いや、なんでも。本当に大丈夫なのか、その怪我」
青九郎 :「(ひそひそ)あ、やっぱし?」
リャナンシー :「いくらなんでもそんなに出るわけないわ」
青九郎 :「たぶん…」
青九郎 :「…取り合えず当人にでも聞きにいくか…」
雨降 :「待ちなさい、一応その怪我くらいは」
青九郎 :「ああ、すいません」
リャナンシー :「(ぶつぶつ)」<止血のマジナイ
[gallows] # いきなりぴたりと止まる
青九郎 :「……お。」
青九郎 :「ああ……周囲が真っ赤だ……」
雨降 :「……どうにか血は止まったようだな(ふう)」
リャナンシー :「お気遣いアリガトウございます」(ぺこり)<見えてるか
:わかんないけど
青九郎 :「……」<雨降氏をまじまじと見る
雨降 :「あれだけの出血にしては、顔色がいいようだが」
青九郎 :「真っ赤になっちゃいましたね」
雨降 :「そうだな」
青九郎 :「ちとうちにでも寄ってきませんか……そのままじゃいく
:らなんでも……」
雨降 :「雨でも降ってくれれば有難いのだが」
雨降 :「いや、この格好では迷惑をかけるだろう」
青九郎 :「なに、撲も一緒ですから」
青九郎 :「はやくしないと血も固まっちまいますし」
雨降 :「しかし、あれだけの怪我をしてぴんぴんしているとは……
:(怪訝)」
青九郎 :「……あははは」
リャナンシー :「セイは丈夫なのが取り柄」(くくく)
雨降 :「君は人間か(単刀直入)」
青九郎 :「……最近そーでもないような気がしてます」
雨降 :「それは難しいな」
リャナンシー :「むしろ妖精になってくれればいいのに」
青九郎 :「そりゃいいや」>リャナンシー
雨降 :「そこにいるのは?」<やっと見えたらしい
青九郎 :「や、見えるんですか」
リャナンシー :「見られちゃいましたか」
青九郎 :「マイハズです」
雨降 :「夫婦か」
青九郎 :「…まだ、違います」
リャナンシー :「甲斐性なしなんです」
青九郎 :「……」
リャナンシー :「あ、怒ったみたいです」(くすくす)
雨降 :「婚約中なのだな(納得)」
[lokai] # 血まみれ井戸端会議
[kurow] # ひー
リャナンシー :「だからはやく不老長寿になってね」
青九郎 :「……頑張るよ」
青九郎 :「……こんなとこを人に見られたらまずいですね」
青九郎 :「すぐそこですから」
[kurow] 歩き出す
リャナンシー :「じゃあいそぎましょ」
雨降 :「申し訳ないが、世話になろう」
リャナンシー :「セイの部屋汚いですよー」
青九郎 :「……」
リャナンシー :「あ、また怒ったみたいです」(くすくす)
雨降 :「それより、愛の巣にお邪魔する方が余程気になる(笑)」
青九郎 :「うひ」
[PaLiLitH] # レゴとフィギュアが山積みされた愛の巣。
[kurow] # ぎゃー
[gallows] # 居場所もなく部屋の隅にたたずむしかないリャナンシー
[kurow] # いやー
でもそれなりに広かったりする(w
愛の巣はとても散らかっていた
----------------------------
雨降 :「……予想以上だな(汗)」
青九郎 :「よく言われます」
リャナンシー :「少しでも片づけますね」(いそいそ)
青九郎 :「あ、風呂そっちですからお先にどーぞ」
リャナンシー :「おざぶとんおざぶとん」(いそいそ)
雨降 :「ああ、どうか構わずに」
リャナンシー :「カビ……はえてる」
青九郎 :「沸いてはいませんがシャワーぐらいは活動してます」
青九郎 :「いいかげん掃除しないとな…」
雨降 :「それでは、お言葉に甘えて」
リャナンシー :「モノが多くて手がつけらんないんだもの」
青九郎 :「……たしかに。しかし捨てるのもなぁ…」
リャナンシー :「ああ、モノのないベッドで寝たい」
青九郎 :「……同感だ」
青九郎 :「しかし、ベッドの上を片付けると足の踏み場がなくなる
:ぞ」
リャナンシー :「モノ減らすなり収納増やすなりしてくれたら片付け手伝
:うわ」
青九郎 :「そんな金はない」
青九郎@脱衣所:「着替え、ここに置いときますから」>雨降
雨降 :「(扉越しに)申し訳ない」
青九郎 :「俺も着替えなくちゃな……」
リャナンシー :「じゃあ、私今度から他の部屋で寝ます」
青九郎 :「あうー」
[lokai] # げーん(笑)
[gallows] # 勝った(w
青九郎 :「…ベッドを他に移動してもそこが散らかるだけだしな…」
[kurow] # ベッドを中心に散らかるらしい
リャナンシー :「出したらしまうんです」
雨降 :「……髪が血で固まっている(滅)」
青九郎 :「わかっちゃいるんだけどさ…」
リャナンシー :「死なないで、歳とらないで、部屋はきれいにして。それ
:だけでいいわ」(随分多い)
青九郎 :「……努力するよ」
[gallows] # ここも結構大変らしい
[lokai] # ちわげんかだ(うひ)
もうちょっとヒートアップしたあたりを見計らって出ていくか(く
ふふ)
[kurow] # ひー(w
リャナンシー :「今度木を買ってきて棚つくろ」
リャナンシー :「昔村の人間が作ってたの見たことがあるからうまくでき
:るとおもうの」
青九郎 :「棚か……昔はよく作ったもんだが」
リャナンシー :「イヤなの?」
青九郎 :「……棚が壊れると、凄いことになる」
リャナンシー :「壊れないように作るんです」
青九郎 :「丁寧な仕事は苦手なんだ……」
リャナンシー :「だから私が手伝うっていってるんです」(声にドスがき
:いてくる)
[kurow] # おがんばり(実は命令形
青九郎 :「う……きょ、今日はなんかこわいぞ」
リャナンシー :「青九郎がいつまでたってもまともな部屋にしてくれない
:からです」
青九郎 :「わ、わかった、はやめに……」
リャナンシー :「明日」
青九郎 :「はい」
[lokai] # しまった、収束してしまうっ
[kurow] # 片方が圧倒的に弱い場合は喧嘩にならないのです(爆
[lokai] # げーん
リャナンシー :「ありがと、セイ」(にんまり)
[gallows] # 完全勝利である(w
[lokai] # ではらぶらぶもーどをねらおう(こら)
リャナンシー :「今週中にはベッドも広々とつかえるんですねー」(ごろ
:ん)
青九郎 :「ニヤリ」
[lokai] # なにを企んでいるのだ
青九郎 :「努力するさ」
[kill-PSO2] # 実るかどうかとは直接の関係がないw
[lokai] # げーん(笑)
ぬぅ、このままではなかなか出られないではないか(爆)
[kurow] # うひひひ
[lokai] # もうちょっと、出たら気まずい場面になってくれないと。
リャナンシー :「あの方、出てきませんね」
青九郎 :「……とりあえずこれで三人くらいは座れるだろう」
青九郎 :「……たしかに、遅いなぁ」
リャナンシー :「ちょっと見てくるね」
青九郎 :「よろしくたのむ」
[gallows] # 風呂場まで下りていく
リャナンシー :(がちゃん)「だいじょうぶですかー?」
雨降 :「わっ」
[gallows] # いや、脱衣所(w
脱衣所に居たらどうしようもないが(w
[lokai] # ちょうど脱衣所に出てきたとことか(笑)
[kurow] # いやーん(w
リャナンシー :「あ、大丈夫でしたね。心配しちゃいました」(あはは)
リャナンシー :「じゃあ、部屋でお待ちしてます」
雨降 :「心配させてしまって済まなかった(ごしごし)」
青九郎 :「あ、じゃあ俺はいってきます」
[lokai] # 着替えを借りて着て、自分の服は袋か何かに詰めておこう
青九郎@脱衣所:「……うへー、ガッチガチ」
雨降 :「申し訳ない。君達には色々と迷惑をかけてしまった(頭
:下げ)」>リャナンシー
リャナンシー :「あれは半分セイの自業自得ですから」
雨降 :「しかし……こんなことまでさせてしまって」
リャナンシー :「いえいえ。ええと……そういえばまだお名前聞いてませ
:んでしたね」
雨降 :「ああ、そういえば。私は雨降蓮太郎。この近くに勤めて
:いる(名刺)」
リャナンシー :「ご丁寧にどうもです(フッ、真の名をつかんだわ」(にや
:り)
[lokai] # しまったー
リャナンシー :「私は名無しのリャナンシーです。リャナンシーとでも呼
:んでください」
雨降 :「そうしよう。どうかよろしく」
[lokai] # 呪いかけ放題とか(笑)>真の名
[gallows] # 絶対服従です(w
<妖精の世界では
[lokai] # げーん
どきどきどき
[kurow] # どきどきどきどき
リャナンシー :「セイもいないしちょと遊びましょうか」
雨降 :「遊ぶ……?」
リャナンシー :「アフリ、あなたはこれから起こる事を覚えていません」
:(催眠)
リャナンシー :「アフリ、ひざまづいてくだサイ」
雨降 :「く(異常を感じて退がる)」
[lokai] # 抵抗はするぞ
[gallows] # 日本語なので
うまくいかない可能性も高いので
適当に(w
リャナンシー :「王様ゴッコシッパイです」
雨降 :「何者だ、お前(きゅい)」<木刀装備
リャナンシー :「昔通信教育で催眠術ならったんですよ」(くすくす)
[gallows] # というか異常に耳が長い(w
[lokai] # 常人に見えない時点で既に人間でない(笑)
[gallows] # あやしさ大爆発です
雨降 :「怪しげな催眠術を他人に試すな」
リャナンシー :「くすくす」(ふわふわ)
リャナンシー :「ハーブティーでものみますか」(ポン)
[gallows] # ポットが出てくる
雨降 :「あからさまに怪しい」
[gallows] # 地に足がついていない
リャナンシー :「大丈夫。人間にもらった普通のお茶ですから」(人間と
:かいうな)
雨降 :「気遣いは無用だ」
[lokai] # かなり警戒気味
青九郎 :「ふいー……どうかしました?」
リャナンシー :「(すとん)」
リャナンシー :「おかえりなさい」
青九郎 :「ただいま」
雨降 :「ああ。なんでもない(しゅ)」<木刀隠す
[kurow] # 髪に巻いたタオルから赤い液体が垂れてたりする(w
リャナンシー :「赤目にはくれぐれもお気をつけ下さい」(ひそひそ)>あ
:ふりん
[gallows] # などといってさらに警戒させてみる(w
雨降 :「何故か赤目の知り合いが多くてな(くく)」
[lokai] # 気がつけば里見の知り合い多数
雨降 :「怪我の調子は大丈夫そうか」>青九郎
青九郎 :「あー、全然平気です……どこが怪我してたんだか分から
:ない」
雨降 :「それならよかった。一時はあのまま死ぬかと思った」
青九郎 :「まったくです」
[lokai] # そういう生物なのだと思うことにしたらしい
[gallows] # そういう生物っていいな(w
[kurow] # うひ
[lokai] # 里見の人々とつきあうコツは
深く考えないことです(爆)
[gallows] # まったくです(w
雨降 :「しかし……タオルが真っ赤だが、ちゃんと血は落ちてい
:るのか」
青九郎 :「おおう!……急いで洗ったもんですから」
リャナンシー :「セイはアワテンボウです」
雨降 :「今度は頭でも怪我したのかと(笑)」
青九郎 :「なははは」
雨降 :「……さて。お世話になりっぱなしで申し訳ないが、私は
:このあたりで失礼させて頂こう(深々と頭下げる)」
青九郎 :「あ、じゃそこまで送りますよ」
リャナンシー :「またいつでもどうぞ。次までには綺麗にしときますね」
雨降 :「有難い(笑)」
青九郎 :「……努力します(w」
雨降 :「お借りした服は、洗濯して仕事帰りにでもお返ししよう。
:本当に、世話になった」
青九郎 :「や、撲が血出したせいですから」
雨降 :「その血は、私がぶつかったからではなかったのか」
青九郎 :「ぶつかってはなかった気がするんです(w」
雨降 :「……よくわからないが、怪我がないならよしとするか
:(考えないことにしたもよう)」
雨降 :「そういえば、君とはあげはでよく遭うね」>青九郎
青九郎 :「なんだか居心地がよくて…」
雨降 :「私もだ(笑)」
雨降 :「では、また。今度遭ったときは奢るよ(笑)」
[lokai] # で、自転車乗って手を振って去る
青九郎 :「是非に(w」
[lokai] # てなかんじでシメかな
[kurow] # フヌ
[gallows] # おつ
時系列と舞台
------------
2001年夏の夜、吹利本町の青九郎宅近辺。
解説
----
青九郎とリャナンシーと雨降の、夜道におけるある意味ショッキングな出会い。
$$
**********************************************************************
************************
滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp