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Date: Mon, 16 Jul 2001 18:56:47 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 21988] [HA06L] チャットログ『粉々の会話』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <a04310502b7786ac7b532@[210.170.254.212]>
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蘆薈でする。
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チャットログ『粉々の会話』
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登場人物
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女 :謎の電波女。いまいち会話が成立しない。
(PL:ハリ=ハラ[hari])
むい :無為な時間から生まれた謎生物。やたら殖える。
(PL:蘆薈[lokai])
小松訪雪 :おやぢ。「女」とのコミュニケーションは常に失敗気味。
(PL:蘆薈[lokai])
黄河伝説
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女 :「粉……」
女 :「中国では、黄河の泥から人を作ったのよ」
女 :「初めは一体一体人型に作っていたそうだけど、途中から
:面倒になって」
女 :「黄河の水に浸けた布を絞って、其処から落ちるしずくを
:人にしたそうよ」
[lokai] # そして不定形のなぞいきものがたくさん。
女 :「だから、手作りの人間は霊格が高くて、大量生産品は欠
:損が多いと言うお話。大量複製は、DNAの劣化を招くのね」
女 :「どっとはらい」
むい :「むむむ」
女 :「そう、面白かったのね」
むい :「む?」(びよろん)<のびのびのび
女 :「一部の人たちは、この昔話を、現代の生物学の推移を暗
:示した今日古代文明の説話として解釈するそうよ」
むい :「「むむむむむ」」<増殖
女 :「神が自ら手を使って創った人間は、今までの交配による
:品種改良を」
女 :「布を絞って作った人間は、遺伝子工学によるクローンを
:示しているといわれるわ」
むい :「むむむむむむむむむむむ(ごごごごご)」
[lokai] # 全然聞いてないらしい>むい
女 :「布を絞るその螺旋はDNAを示し、黄河の水、つまり培養
:液を使い」
[hari] # 見ちゃいないらしい(w>女
女 :「DNAを操作して多くの生物を効率よく生み出す。かつて
:あった文明でも現代と同じ遺伝子工学的品種改良がされて
:いた証拠なのよ」
[hari] # とっさに思い付いたわりには、まともに収まった(w
むい :(ずずずずずずずずずず)<急速に増殖中
[lokai] # うははは
女 :「だから、雑きんを絞る時は正しく絞らないとね」
[lokai] # 結論が(笑)
粉々の会話
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訪雪 :「あああ、またこんなに殖えて(かたづけかたづけ)」
女 :「片づければ良いのね」
訪雪 :「こんなに増えられちゃ、たまったもんじゃない」
女 :「片付けの極意は、『大きいモノから始末しろ』よ(ゆら
:り)」
訪雪 :「へ?(きょろきょろ)」
女 :(ゆらゆら)>大きいモノに近付く(w
訪雪 :「わー(わたわた)」
女 :「きゃー(わたわた)」<真似(W
女 :「何を慌てているの?」
訪雪 :「ほえ(ぴた)」
[lokai] # 自分が片付けられるかと思ったらしい
時系列と舞台
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2001年夏、松蔭堂かと思われるが場所不明。
解説
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「女」の語る創世伝説。そしてコミュニケーションは相変わらず不在。
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目的地が近づくほどに
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp