[KATARIBE 21979] [HA06L] チャットログ『空飛ぶ茶碗と妖刀茶釜』

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Date: Sat, 14 Jul 2001 15:06:46 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 21979] [HA06L] チャットログ『空飛ぶ茶碗と妖刀茶釜』
To: kataribe-ml@trpg.net
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蘆薈でする。

2001/4/23、午前1時過ぎの#HA06より。

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チャットログ『空飛ぶ茶碗と妖刀茶釜』
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登場人物
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 小松訪雪   :骨董店主。刀剣の目利きでやや(?)変人。
         (PL:蘆薈[lokai])
 伊佐見優麻  :古代の皇女の霊体。何故松蔭堂にいたかは不明。
         (PL:球形弐型[BallMk-2])
 宇多環    :松蔭堂によく現れる狐の少年。訪雪と仲がよい。
         (PL:ぱらでぃん[PaLiLitH])
 前野浩    :松蔭堂常連。よく怪しげなアイテムを持ち込んでくる。
         (PL:ハリ=ハラ[hari])
 長沢凍雲   :骨董店隠居。温厚な性格。前野とうまが合う。
         (PL:蘆薈[lokai])

光る茶碗を買ったはずが
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 訪雪     :「う〜〜〜〜〜む(茶碗ためつすがめつ)」
 優麻     :「……?」
 訪雪     :(茶碗箱にしまう)
 訪雪     :「…………(がば)」<いきなり開ける
 環      :「開けるとだめみたいですね」
 訪雪     :「いや、光る茶碗を買い付けたんだが」
 訪雪     :「なんとしても光らないのだ」
 前野     :「こんにちわ〜」
 訪雪     :「ああ、こんにちは(ちゃわんなでくり)」

[lokai] # テーブルの下に持っていって覗き込み、また卓上に出す

 前野     :「先生は?」
 訪雪     :「昨日一晩先生の部屋に置いたんだが、光らなかったそう
        :だ」

[gallows] # 茶碗箱にノゾキ穴をつけてみるとか
[lokai] # それいいかも

 前野     :「いや、そのお茶碗ではなく、私が先生に用があるんです
        :が」

[killist] ブラックライトで照らすとか

 訪雪     :「(奥へ)先生、お客様です」

妖刀と篭手
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[lokai] # 何の用だろう>前野氏
[hari] # いや、いくつか武器を預かって欲しいってだけ「(w
[lokai] # おけおけ

 凍雲     :「はい、何ですかの」

[lokai] # どんな武器だ

 前野     :「お久しぶりです(御辞儀)」
 凍雲     :「ああ、これはこれは(にこにこ)」
 前野     :「今回お邪魔しましたのは、少しお預かりして頂きたいも
        :のが有りまして…」
 凍雲     :「ほう……何か事情がおありですかな」

[lokai] # 極秘物品?

 前野     :「いえ、事情というほどではないのですが……(ぽりぽり)」

[sf] #  ウラン入り?(;^^)
[hari] # なんでそーなる(w
[lokai] # 松蔭堂徐々に壊滅(うふ)>ウラン入り

 前野     :「まずは見て頂いた方が、話が早いかと」

[hari] # 細長い包みと、箱を
[lokai] # みんないるけどいいのかな
[hari] # 骨董品扱いで預かってもらうつもりだから(w
    # たこさんとかにさんに一口で食べられるお弁当じゃないので、大丈
     夫
[lokai] # 刀剣免許あるし(笑)
    # 食べられなければ何でも(笑)

 凍雲     :「ほう……」

[hari] # なかは、異相の刀が一振と、左右で色の違う小手が一対

 凍雲     :「揃い……ですかな?(怪訝)」
 前野     :「えぇ、揃いなのです」

[hari] # そりの緩い刀身に、峰にも刃紋が浮かぶ刀とも呼べないような刀
[lokai] # あたらしい?
[hari] # 新刀だね
    # 小手は、右手が黒、左手が白

 凍雲     :「珍しい組み合わせと見受けますが」
 前野     :「たしかに……なんでこんな物を造ったのやら……(バツ
        :が悪そう)」
 凍雲     :「さては……御自分で作られたものですな(微笑)」

[lokai] # ふふふ

 前野     :「えぇ、実は……(苦笑)」
 凍雲     :「手許に置けない事情がおありですか」
 前野     :「こいつが嫌がるのです」>刀

[hari] # 前野が語るところによれば
    # 久しぶりに酒を飲んだ夜
    # 久々の酒が効いたのか、読みすぎてしまい、途中から記憶断線
    # 次の朝起きたら、こんなものが……(滅)

 前野     :「どうも、記憶には無いのですが、もとはこのような古物
        :屋にあった茶釜だったようで……」
 凍雲     :「茶釜……ですか」
 前野     :「刀の倉は、居心地が悪いと愚痴を……(ぽりぽり)」
 前野     :「前に貰ってきた破れ釜が無くなってたので、そうだろう
        :と推測されるのですが」>釜

[lokai] # 松蔭堂は茶釜も狸も刀も同じ置き場所だけど
    # いいんかな
[soutou] # 名刀茶釜
[hari] # 武器しかないところよりは良いんだろう(w
    # 共学から男子校に転校になると違和感が有るようなもので(を

 凍雲     :「うちを気に入ってくれるかどうかはわかりませんが、そ
        :れでよろしければ(笑)」
 前野     :「助かります」

 茶碗     :(かたかたかたかた)
 前野     :「うん?」

[lokai] # 件の光らない茶碗が卓の上でかたかた回っている
    # 刀に共鳴しているのかも

 前野     :「……この茶碗は?」
 訪雪     :「夜光るという曰くで買い付けたものです。ちっとも光り
やしませんが(笑)」
 前野     :「この刀が気になるのかな?」(手を伸ばしてみよう)

 茶碗     :(ぶううううううううううん)<回りながら唸っている

[lokai] # 光らず回り音が出る(笑)
    # もとは対だったのかもしれぬ>茶釜と茶碗
[soutou] # なにかちがうが、これもまた珍品

 前野     :「どこぞの未確認飛行物体マニアに売れそうですな(笑)」
 訪雪     :「飛びませんかな(わくわく)」
 凍雲     :「ふむ……何か関係がありそうだの」
 前野     :「どれ…」<刀と茶碗を隣りにおいてみよう
 茶碗     :(ことっ)<浮く
 茶碗     :(ぶいんぶいんぶいん)

[lokai] # 刀上空30cmを周回飛行

 刀      :(かたかたかた)
 前野     :「何が何やら(苦笑)」
 訪雪     :「もとは対だったのかもしれませんな」
 前野     :「珍品……になるんでしょうか?(笑)」
 凍雲     :「本来の用途には向いてなさそうですがな(笑)」

[lokai] # 妖刀茶釜
    # そして妖碗

 前野     :「まぁ、この刀も、小手が無ければ碌に切れない変わりモ
        :ノ。丁度良い組み合わせかもしれませんな(笑)」

[mimidraw] # 面白そうな話だ

 凍雲     :「篭手も同じ茶釜から?」
 前野     :「いやぁ、流石に其処までは(苦笑)」>覚えてない
 訪雪     :「……ふむ(刃の具合を見る)」
 前野     :「なにがしかの関係は有りそうですが、ね」

[hari] # どぶいた長屋の熊さんちの包丁より研ぎが悪い<抽象表現

 訪雪     :「これでは切れというほうが難しい……どれ」

[lokai] # 篭手をつけようとするぞ
[hari] # 別に、いたくも無いから大丈夫よ(w
[lokai] # ブレードハッピーになったら怖いなと思って(笑)
[hari] # だいじょぶ、だいじょぶ(w

 訪雪     :「ふむ(刀を持ってみる)」

[hari] # 茶釜といっしょだと……炉だったりして、もと(w
[lokai] # 五徳あたりとか
[hari] # さっきとは違う、しっとりとしたつやがある>刃紋

 凍雲     :「ほう……(感嘆)

[hari] # 妖刀、野点(w
[lokai] # うはははは
[hari] # 茶碗付き
    # 刀自体も、随分手にしっくり来て振りやすい
[lokai] # 篭手つけてのだて(笑)
    # きりたくなるぞお(こらこら)

 前野     :「何でこんなものつくったのだろう…」

[hari] # 屈折したストレスの発露

 凍雲     :「少なくとも、なりたくてそうなったわけではなさそうで
        :すの(笑)」

[lokai] # はんまーはっぴー?(笑)>前野さ

 前野     :「お茶碗は、まぁ、再会できて喜んでいるようですが
        :(苦笑)」

[hari] >まだ飛び回ってる?お茶碗に
[lokai] # 茶碗は訪雪の周囲を周回中

 茶碗     :(うわんわんわんわん)
 前野     :(捕まえてみる)
 茶碗     :「むむむむむむむむむ(いやんいやん)」
 前野     :「むずかってる(笑)」(そっと戻す)
 訪雪     :「……しかし、ちと鬱陶しいね(笑)」

[lokai] # 蔵に入れても飛んでたりして
[Onomoto] # ぴよよ〜〜ん
[soutou] # そして、にのまえさんの頭にあたる(ぉぃ
[lokai] # 箱ごと飛行。

 前野     :「着陸するように念じてみたらどうです?交信できるかも
しれませんよ(笑)」

[lokai] # 蔵と下宿はちゃんと分かれているので、それはない>あたまに

 訪雪     :(む〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん)
 訪雪     :「……(烈しく疲労)」

[lokai] # 本気でやってみたらしい

 前野     :「じゃあ、袱紗でも広げてみますか」(ふぁさ)
 茶碗     :「むんむんむん……むぅ(ことり)」

[lokai] # 着陸

 前野     :「結局御茶器か(笑)」(つつみつつみ)
 凍雲     :「しかし、出すと飛ぶのでは茶会には使えんの」
 前野     :「お茶を入れたまま飛ばれたら」

[lokai] # 熱い熱い熱い

 訪雪     :「それ以前に、茶を点てるまでじっとしているかどうか
        :(笑)」
 前野     :「其処はそれ、明鏡止水の……」(無茶)
 訪雪     :「やってみますか」<乗るな
 前野     :「止めはしません(退避)」

[lokai] # 茶室に移動

 SE      :(しゅんしゅんしゅんしゅん)<湯
 訪雪     :(かたん)<湯を掬う

[lokai] (注ぐ)
    (茶碗飛ぶ)

 訪雪     :「あちちちちちちちち」

[lokai] # となる

時系列と舞台
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2001年春、松蔭堂にて。

解説
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前野が持ち込んできた自作武器に、訪雪の変な茶碗が共鳴する。

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目的地が近づくほどに
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp
    

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