[KATARIBE 21960] [HA06L] チャットログ『商売繁盛してみたい』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Thu, 12 Jul 2001 03:15:47 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 21960] [HA06L] チャットログ『商売繁盛してみたい』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <a04310502b77248256a70@[210.170.254.55]>
X-Mail-Count: 21960

蘆薈でする。

2001/5/18深夜のログより。

**********************************************************************
チャットログ『商売繁盛してみたい』
==================================

登場人物
--------
 小松訪雪   :骨董店「松蔭堂」店主。家計が逼迫気味なのが悩み。
         (PL:蘆薈[lokai])
 宇多環    :訪雪に憑いている狐。いつもだらだらまったり。
         (PL:ぱらでぃん[PaLiLitH])
 雪花     :松蔭堂によく来る猫。心根が優しい。
         (PL:斬捨人[kill-log])
 原口奈緒子  :松蔭堂初訪問の作家。リッチらしい。
         (PL:小野哲也[OTE])
 前野浩    :松蔭堂常連。なにかと不思議な物品を持ち込んでくる。
         (PL:ハリ=ハラ[hari])
 長沢凍雲   :松蔭堂先代。あまり出てこないがかなりの目利き。
         (PL:蘆薈[lokai])

とにかく銭が無い
----------------
 訪雪     :「う〜(家計簿つけ)」
 環      :「苦しいですか?」
 訪雪     :「収入があまりないからね」

[soutou] # なんでも鑑定団で骨董屋ブームというのは嘘だったらしい(ぉぃ
[lokai] # そうそう大物が売れるわけではない
[haieda] # もうブームが過ぎ去ってしまったのだな。

 環      :「お菓子くらいは家から持ってくるようにします……」

[haieda] # ていうかお菓子屋やんか(w
[Mak_Yoppa] # むしろ適当しながら飲んだくれてることのほうがおおいと某骨
       董屋もいっている。

 雪花     :「みゃう」(いつも御馳走になってごめんなさい)
 訪雪     :「下宿の入居者を募ってみるか」

[PaLiLitH] # あったら食べるらしいです(ぉ
[lokai] # しかし銭がない
    # 実にない
[kill-log] # じぇんこ、よこしぇー
[Mak_Yoppa] # くいものならあまってるけどなぁw

 訪雪     :「食材の質を落とさないといかんか……気が進まんなぁ」
 雪花     :「みゃお?」(食べ物、探してこようか?)

[lokai] # そして食卓から牛肉が消えるのだ(ひゅるりら)
[kill-log] # うぐう(w
[lokai] # 金払いのよい顧客の欲しいところである

 環      :「たまには持ってきますよ」
 訪雪     :「いやその、別になんかめぐんでくれとか、そう言っとる
        :わけじゃないんだが(汗)」

[Mak_Yoppa] # 卵と汁物があるうちはブルジョワw
[lokai] # がーん

 雪花     :「にゃああ」(どういうのがいいんだろう)

[kill-log] # あはは
[lokai] # プレイヤー的には
[lokai] # 適度にリッチで愉快な下宿人ぼしゅー
[nmhs] # ……(ぉ

 環      :「いつも貰ってばかりじゃ悪いですから」
 訪雪     :「もうちょい真面目に商売しないとね」

久々の顧客来訪
--------------
 奈緒子    :「ばんばんばんわ」
 奈緒子    :「んとね。節税にね。税理士さんが美術品買えっていうの」

[soutou] # うそつけ
[PaLiLitH] # きっと裏があるに……

 奈緒子    :「なんか、下さいな。500万くらいの」
 雪花     :「にゃー」(いらっしゃーい)

[soutou] # 本当に税理士か?(ぉぃ

 訪雪     :「なにか気に入った作品がおありですか」

[lokai] # バブル長者みたいに額面で美術品を買うのはどうかと

 奈緒子    :「絵がいいかなぁ。昔の日本のとか」

[soutou] # わりあい侮辱っぽい
[Mak_Yoppa] # つか侮辱以外の何者でもない
[OTE] # だな

相手が訪雪で、家計状態がかつかつのきりきりでなかったら。
まぁ、叩き出されてもしゃあないくらいの言い種ではありますが。
とりあえず、銭が無いのです。銭が。

 訪雪     :「……」
 雪花     :「にぃ」(絵が欲しいのかぁ)
 環      :(ごろごろ)
 奈緒子    :色々見てる
 奈緒子    :「あ、これ、家で焼いたクッキーなんですけど、どーぞ」
        :<差し出した後、またまじまじと見てる
 奈緒子    :(絵が欲しいといってた癖に、家財道具に注目してる)
 雪花     :「にゃ!」(いい匂い!)
 雪花     :「みゃう?」(絵じゃないの?)
 奈緒子    :「あー、このあめ色いいなぁ……」<階段箪笥を見てる
 雪花     :「にゃお」(色々好きな物があるんだね)
 奈緒子    :「ねこねこー」クッキーをちらつかせる>雪花
 雪花     :「にゃー!」(わーい!)

[nmhs] # ねこはクッキーはくわんでしょ… って、おい(笑)
[soutou] # かわったねこだ(w

 雪花     :「みゃうみゃう」(ちょーだい、ちょーだい)

[killist] # 何でも食べます(w
[nmhs] # かわったというか……おかしい(笑)
[killist] # ノラだから(ぉぃ

 奈緒子    :「ミルクに浸してあげると……って直で食べちゃったよ」
 雪花     :さくさく
 雪花     :「みゃ」(おいしー)
 奈緒子    :「ご主人さん、この水屋と箪笥って売っていただけません
        :か。気に入ったんですよぉ」

[OTE] # 使ってるブツだったりしてな(笑)
[lokai] # 水屋?
[PaLiLitH] # 茶箪笥みたいな<水屋
[killist] # ふむん
[hari] # 奈緒子さんと前野は、面識あったっけ?
[OTE] # 多分、ない
[lokai] # 茶室の奥にある流しのことかと思った(笑)>水屋
[soutou] # あれは外して売るわけにはいくまい(w
[lokai] # いやそらたしかに(笑)
[hari] # じゃあ、危ないものをまた預けにいってみようか(を
    #包丁のお礼に

 訪雪     :「箪笥とおっしゃると(いつも使っているほうを指して)こ
ちらで?」
 奈緒子    :「ええと、それです!」

[OTE] # にこにこ
[lokai] # がーん

 雪花     :「にゃあ…」(使ってる方だね…)
 奈緒子    :「凄く手入れされてる感じでいいですよねぇ!」(あたり
        :まえだっつーの
 環      :「それ、いつも使ってるやつです……」
 訪雪     :「ううむ……当方でつかっているもので宜しければ、片付
        :けてお譲りしますが(汗)」
 奈緒子    :「あわ。売り物じゃなかったですか?はう」
 雪花     :「……」(はうってなんだろ?)

[killist] # 実は『あわ』にも受けてます(w >私

 奈緒子    :「(おそるおそる)えと。譲っていただけたら嬉しいです。
        :大事にします」
 雪花     :「みぃ?」(どーするの?)

[hari] # 久しぶりのまともな売り上げを取るか?

 訪雪     :「……では、数日中にお届けしましょう。こちらにお名前
        :とおところをどうぞ(注文用紙)」

[lokai] # こうなったら売ったれ(笑)

 奈緒子    :「わー。有難うございます。ご主人」かきかき
 雪花     :「にゃあお」(大事にしてくれるって言ってるもんね)

[lokai] # 隠居のさるまたをかけて干したりしたのは秘密だ

 奈緒子    :「で、ですね。絵なんですけど、庶民用って感じの鳥獣戯
        :画とかそんな感じのものがないかなぁって思ってるんです
けど、ありますかぁ?」(かきかき)

[killist] # あははは
[OTE] # うひ
[killist] # 庶民用500万の絵画…(^^;
[OTE] # 金額の感覚が分かってないのです<奈緒子

 訪雪     :「禅画の類なら若干ありますが……」
 前野     :「こんにちわ〜」
 前野     :「あっ、お客さん?」
 訪雪     :「ああ、こんにちは」
 奈緒子    :「禅画ってどんなのですか?」>訪雪
 凍雲     :「(奥から)おお、前野さんではありませんかの」
 雪花     :「にゃ〜お」(いらっしゃ〜い)
 奈緒子    :なんとなく頭を下げる
 訪雪     :「そうですな……(ことこと、しゅるる)たとえば」
 前野     :「これは凍雲先生。相変わらず御元気そうで(ぺこり)」

[lokai] # 画面いっぱいに瓢箪が一個
    # あと漢詩のようなもの

 奈緒子    :「……あー、こういうのですかぁ。むふぅ」
 雪花     :「にゃおん?」(むふぅ?)
 前野     :「お客さんとは珍しいですね(ひそひそ)」>東雲
 訪雪     :「あとはこのような(しゅる)」

[lokai] # 画面いっぱいになんか怖い顔(満面の笑み)

 奈緒子    :「あー、なんかこれいいですね。癒し系?」(おい
 奈緒子    :「うみ。なんか、守ってくれそうな感じですね」
 訪雪     :「ほう。これがおわかりになりますか」<なんか凄いもの
らしい
 凍雲     :「最近にしては珍しいことですがの(ひそひそ)」
 奈緒子    :「はは。分かるって程たいしたもんじゃないですけど。な
んか凄いものなんですか?」(興味を抱いたらしい。鴨だ)
 前野     :「また預かって頂きたいんですが、今はまずいですかね」
(ひそひそ)
 凍雲     :「なんなら奥でお話を」
 雪花     :「みゃお」(ついてこっと)

[lokai] こういう時のために座敷二つ
[galloAWAY] さらに実は座敷牢も二つ
[lokai] がーん>座敷牢
[hari] # じゃあ、01に生きますか
[lokai] # あいよん

そして前野氏と凍雲は#HA06-01に。
この辺はまた別のログにて。

 奈緒子    :「ふむぅ。ほむぅ」
 訪雪     :「床にかけるのに、如何ですかな」
 奈緒子    :「いいですね。こー、イルカのポスターの次に貼るのにい
い感じ……」
 訪雪     :「イルカ……(頭痛)」

[killist] # ラッセンかな?(w
[OTE] # ラッセンです(笑)
[killist] # 当たった(w

 奈緒子    :「家具も変わるし、雰囲気に合いそう……」
 訪雪     :(大物なんだか、ただの阿呆なんだか……)
 奈緒子    :「うん、ご主人、決めました。これくださいな」
 奈緒子    :「あや?なんか妖気が」(髪がびびっと立つ)
 訪雪     :「あの……失礼かとは存じますが、一応、お聞きしておき
        :たいのですが」
 奈緒子    :「(髪を押さえつけながら)なんでしょ?」(小首をかしげ
        :る)
 訪雪     :「いままでに、掛幅に触れた御経験はおありですか?(心
        :配)」
 奈緒子    :「あ、ないです。でも、手袋使ったりしますし、直射日光
        :あてませんよ。あと、画鋲は駄目なんですよね?」
 奈緒子    :「違う……ですか?」

[lokai] # がーん

 訪雪     :「〜〜〜〜(溜息)……それでは、後日箪笥をお届けに上が
        :る時にお持ちして、取扱いなど御説明させて頂くことにな
        :りますが……それでも、お求めにまりますか?」」
 奈緒子    :「(おどおど)あ、はい。すいません。あんまりモノを知ら
        :ないもので。でもこれ欲しいので、よろしくお願いします」
 訪雪     :「それほどまでに仰るなら……(値札確認)……( ̄▽ ̄;」

正札無しといえど
----------------
[lokai] # 覚えてたよりゼロ二個多かったらしい
[killist] # あはは
     # ごおく?
[lokai] # しかしこうなってしまったら、最初の値で売るしかないのだっ
[killist] # ゑうゑうゑう>こうなったら

 奈緒子    :「ご主人、どうしましたか?」
 訪雪     :「(必死でなんもなかったふり)い、いえ、特になにも。お
        :支払いはカードで宜しいですかな?」

 奈緒子    :「あ、私、カード持たない主義なんで。現金で」(ハンド
        :バックをごそごそ)

[killist] # 必ず死ぬと書いて、必死〜
[lokai] # がーん
[killist] # げーん

 訪雪     :「げ……現金、ですか(汗)」
 奈緒子    :「あう。へ、へんですか?」
 訪雪     :「いや……なんというか、物騒ではありませんかな」

[gallows] #土下座してでも値段公正にしないと、店が潰れそうだw
[lokai] # イイ勉強だ(えうえう)

 奈緒子    :「あー、(ちょっと考えて)そうかもしれませんね」
 奈緒子    :「でも、今まで大丈夫だったし。怖い所には行かないから
        :大丈夫ですよ、きっと。多分」
 訪雪     :「はぁ……大丈夫ならそれはそれで羨ましい限りで
        :( ̄▽ ̄)」
 奈緒子    :「どうしてもって時は、奴隷一……違った相棒がいますか
        :ら(にこ)」
 訪雪     :「それはなによりで(はぁ)」

[OTE] # 危機意識に乏しいらしい<奈緒子

 奈緒子    :「今日もここまで送ってもらったんですよ」

[OTE] # 訪雪さんが固まってる

このへんで、#HA06-01の別室対談が終了。
前野氏が戻ってきます。

 訪雪     :(……自分の彼女でなくてよかった)
 前野     :「どうも、お邪魔しました」
 雪花     :「にゃおう」(またどうぞー)
 訪雪     :「ありがとうございました」
 奈緒子    :ぺこり
 前野     :(ぺこっ)
 奈緒子    :「んで、お幾らになります?」
 訪雪     :「(手許の紙に)このようになっておりますが」

[lokai] # 中をとってゼロひとつ減らすのはどうだろう
[OTE] # それって正札?
[lokai] # 正札なんてあってなきがごときものだと思うが
[OTE] # 予算より0二つ多かったら、さすがに逃げるぞ(笑)
[lokai] # まぁ、予算を聞いてしまったので
    # ゼロとれた値段に少し色をつけるくらいしかでけんだろう
[OTE] # ふにふに、んじゃ買う。
[lokai] # しくしく

 奈緒子    :「ふんふん。なるほど、分かりましたぁ」
 奈緒子    :「(心配そうに)でも、本当にこの値段でいいんですか?」
 前野     :(ちらっ)「………」(ブーーーー)
 雪花     :「ミィ?」(いいの?)
 訪雪     :「箪笥もお買い上げ頂いたことですし、御予算からすると
        :このようになりますが」

[lokai] # 間違えたほうが悪いのである(きっぱり)
    # そして食卓から肉が姿を消すのだ

 前野     :「………」(まぁいいか)
 奈緒子    :「よかった、なんか安すぎるような気がして」

[OTE] # ごそごそ、札束をとりだす

 奈緒子    :「では、お確かめ下さい(神妙)」
 訪雪     :「(札束数える)……はい、確かに」
 奈緒子    :「ではよろしくおねがいします」
 訪雪     :「それでは、後日お届けに上がります」
 奈緒子    :「はーい、ではでは!」

[killist] # ああ! これで、5億の絵がラッセンの隣に!(w
[lokai] # えうー(笑)
[OTE] # うひ。しかし、買い手に価値が分かってなかったりするからな。世の
    中ままならねぇ。
[killist] # ゑう
[gallows] 古物屋としては不本意な客にあたってしまったようだw
[OTE] そのうち、見る目を育ててやってくださいm(__)m

時系列と舞台
------------
2001年5月、松蔭堂にて。

解説
----
初来訪の客に、高価な掛軸の値段を間違えて売ってしまう訪雪。

$$
**********************************************************************


************************
路の真ん中を飛ばしながら
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp
    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage