[KATARIBE 21943] [HA06L] チャットログ『迷子』

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Date: Fri, 6 Jul 2001 04:21:46 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 21943] [HA06L] チャットログ『迷子』
To: kataribe-ml@trpg.net
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蘆薈でする。

昨日はネットワークの不調でキャラチャットをぶったぎってしまって、
どうも申し訳ありませんでした>参加者の方々

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チャットログ『迷子』
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登場人物
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 にせあふりん :はぐれた囲を捜す雨降の魂から分かれた存在。らしい。
         (PL:蘆薈[lokai])
 女      :名もなき刀匠。魂全般に関わる力があるらしい。
         (PL:ハリ=ハラ[hari])
 雨降蓮太郎  :にせあふりんの本体。子(?)煩悩な中年男。
         (PL:蘆薈[lokai])
 囲      :井戸の精。買い物の途中ではぐれて迷子に。
         (PL:アキト[akito])

かけらからうまれたもの
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 にせあふりん :「わたしはどこにいるのだろー」

[nmhs] #うわ、にせもの(ぉ

 にせあふりん :「かこい〜(ふらふら)」

[nmhs] #やばい、このおっちゃん、ついに本性を……(笑)

 にせあふりん :「ここはどこだー(よろよろ)」

[lokai] #昨晩の落ちパケットの副産物>にせあふりん

 女      :「あなたも狂える魂なのね」
 にせあふりん :「きみはだれだー」
 女      :「私は刀匠
 にせあふりん :「よくわからん」

[lokai] #パケットの欠片なのでいろいろ足りない
    #記憶とかほとんどない

 女      :「いいのよ、私もあなたがわからないから」
 にせあふりん :「そういうものか」
 にせあふりん :「そしてわたしはどこだろう」
 女      :「そう。それを亡くしたあなたは、迷子」

[lokai] あふりん:「わたしはかこいをさがさなければならない」

 女      :「かこいってなぁに?」

 にせあふりん :「わからない」
 にせあふりん :「なにかだいじなものだったようなきがする」
 女      :「でも、何かわからない」
 にせあふりん :「おもいだせない」
 女      :「自分が何かすらわからない」
 にせあふりん :「かこいをさがしてかえらなければならない」

[lokai] #偽でなかったらちょっと怖い状況だ

 女      :「何処に帰るの?」
 にせあふりん :「おぼえていない」
 女      :「かわいそうな迷子……本当の迷子……」

[hari] #優しく頬をなでる

 にせあふりん :「まいご……」
 にせあふりん :「そう。かこいはまいごになってしまった」
 女      :「今のあなたでは、何も見つけられないの……」

[akito] # まいごといえばかこいちんだ

 女      :「そしてあなたも迷子になってしまっている」
 にせあふりん :「わたしはまいごになってしまった」
 女      :「そう。迷子と迷子では、出会えなくなってしまうわ」
 にせあふりん :「わたしは……かこいをさがしてまよってしまった」

[lokai] #微妙に思い出しつつある
    #でもひらがな

 女      :「囲を探して焦るあまり、あなたはあなたから迷い出てし
まった」
 にせあふりん :「わたしはわたしでなくなってしまった」
 女      :「道を無くした魂よ。あなたはあなたに帰らなければ」
 にせあふりん :「わたしはわたしにかえらなければ」
 女      :「道をあげましょう……あなたに帰るために」
 にせあふりん :「かこいをおいてはかえれない(ふるふる)」
 女      :「名をあげましょう……あなたが探すものの」
 にせあふりん :「わたしがさがすもののなは」
 女      :「“囲”」
 にせあふりん :「囲……」
 雨降     :「私は此処にいる。その男を私に返しなさい」
 女      :「いま戻るところよ(微笑)」
 にせあふりん :「私は囲を捜していた」
 女      :「戻りなさい、雨降。別魂」
 雨降     :「そして私は私に還る」

[lokai] #にせあふりんの頭をがしっと掴む

 女      :「ふふふ……手のかかる子ね」
 にせあふりん :「私はお前に還る」

[lokai] #霧と化して
    #そのまま雨降の掌へ吸い込まれて消える

 雨降     :「ふぅ……世話になった」

[akito] # よさげなはなしである
    # さて、ここはどこだ(爆)
[hari] #どっかの神社の境内
[sf] # 悪夢の中(おい)
[lokai] # 自宅だったりして
    # ぎゃー>悪夢

そしてもうひとりの迷子も
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 雨降     :「そういえば、君は囲を見なかったか」>女
 女      :「井戸のふちで足をぶらぶらさせていたわ」
 女      :「一昨日」
 雨降     :「さっきはぐれて捜しているのだが……一昨日か(脱力)」

[akito] # どこなんだろう?
[lokai] # 昨日のお買い物の途中ではぐれて、そのまま捜していたと思われま
    す
    # 時間的には買い物に出たすこしあと
[akito] # 囲ちんは、木のうろの中におちているなりよ
[lokai] # インドに行っちゃったのかと思っていた
[akito] # 木のうろの中で「囲のほんわか西遊記」とか夢見ているのかも(w

 雨降     :「そうか、ありがとう……おーい、囲(きょろきょろ)」

[lokai] # 捜索再開

 囲      :「これ、そのきゃべつは囲のだぞー(むにゃ)」
 囲      :「八戒さん、食べちゃだめー(むにゃ)」
 雨降     :「かーこーいー(こつこつこつ)」

[lokai] # だんだん接近

 囲      :「悟空さん、ケンカはだめなのー」

[akito] # 夢見る囲ちん(^^;

 雨降     :「参ったな。ひとりでは帰れないだろうし……おーい」

[lokai] # 少し先の巨木のうろから水気がたちのぼっていたりして

 囲      :「言うこと聞かないと凍らせちゃうぞ〜(むにゃ)」

[akito] # 微妙に涼しい空間が発生している

 雨降     :「……?」
 SE      :(こつこつ)

[lokai] # 木を叩いてる
[akito] # 中が空洞で、むにゃむにゃ声がしている

 雨降     :「まさかなぁ……おーい(げしげし)」<幹蹴ってる
 囲      :「ふみゅ?(むにゃ)」
 囲      :「なーに?(ふにゃ)」<寝ぼけてる

[akito] # お目めこすってる

 雨降     :「! 囲、そこにいるのか?」
 囲      :「これ、さごじょー。呼び捨てにしちゃだめなのー(ふにゃ
        :にゃ)」<寝ぼけている
 雨降     :「ここかっ(覗)」
 囲      :「さごじょー……じゃない?」
 雨降     :「囲……こんなところに(へなへなへな)」

[lokai] # ほっとしたので脱力

 囲      :「あ、夢かぁ」
 囲      :「蓮太郎おじさん、どーしたの?(ふわぁ)」<大あくび
 雨降     :「無事か……よかった」

[lokai] # うろから抱え上げる

 囲      :「あのねっ、囲ねっ、夢でね……」
 雨降     :「うんうん、どうした」

時系列と舞台
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チャットログ『かき氷食べたい』直後。暑い昼間、霞山近くのどこか。

解説
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はぐれた囲を捜す雨降。その分身(IRCの不調でぶっちぎれたストーリーの残
留思念だったりするのだが)が本体に復帰して、すべてが元に戻る。
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こんなかんじで、買い物の途中に復帰したいと思いまする。
続きは後日のキャラチャットにて。


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橙色が青く褪せてしまった
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp
    

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