[KATARIBE 21907] [HA06P] 『のび……?』

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Date: Fri, 29 Jun 2001 14:47:21 +0900 (JST)
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 21907] [HA06P] 『のび……?』 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200106290547.OAA16297@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 21907

2001年06月29日:14時47分20秒
Sub:[HA06P]『のび……?』:
From:ソード


 こんにちは、ソードです。

 逃避力なんでしょうねぇ……コミケにも出展せにゃいかんのに、サークルの
イベントも近いんですがねぇ。
 いずみさんの絵からのEPです。

 いずみさん、絵、ありがとです。いつも楽しく見させていただいてます。
絵が有って「どうしてこんなシーンに成ったんだろ……」って考えるのは楽
しいです、はい。

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エピソード『のび……?』
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登場人物
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 マヤ     :グリーングラスのもともとの住人、ユラの飼い猫であり、
        :親友。
 布施美都(ふせ・みと) :
        :過去の記憶の無い娘。ハーブショップ「グリーングラス」
        :の居候。
 紫苑(しおん) :
        :金属生命体の紫猫。美都を護ると誓い、そばに居る。

マヤの伸び
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 マヤ     :「ふにやぁぁぁぁっ」

 けだるい午後、日差しも暖かくなり、昼食を終えた猫は昼寝の時間である。

 美都     :「あ、マヤちゃん、眠そうだねぇ……ふわぁぁぁ」

 つられてあくびをする美都。美都は店番なので眠る訳にはいかない。

 紫苑     :「ふみゅぅ」
 美都     :「紫苑ちゃんは眠くないの?」
 紫苑     :「私は食物の消化の際に機能を止める必要は有りませんか
        :らね」
 美都     :「でも、気持ちよさそうだよ?」
 マヤ     :「ふにゃ……(気持ち良いわよ)」
 紫苑     :「ふむ……」

紫苑の伸び
----------
 紫苑     :「ふにやぁぁぁぁっ」

 先ほどのマヤのように伸びてみる紫苑。

 美都     :「あはは、そっくりだよ。どう?」
 紫苑     :「どう……といわれましても……」
 マヤ     :「にゃご(気持ち良いでしょ?)」
 紫苑     :「いや……良く分かりませんが……」
 美都     :「伸びが足りないんじゃない?」
 紫苑     :「ふむ……もっと伸びてみましょうか」

 一度首を回し、軽い柔軟(?)をしてから四肢を構える。

 紫苑     :「ふにやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」(のびー)
 美都     :「おおー」
 紫苑     :「ぁぁぁぁぁぁぁっ」(のびーー)
 美都     :「良く伸びるねぇ」
 紫苑     :「ゃぁぁぁぁぁっ」(のびーーーーーー)
 美都     :「ちょ……ちょっと紫苑ちゃん……」
 紫苑     :「ゃぁぁぁんっ……ん? なんです? 美都」(でろーん)
 美都     :「のびすぎだよぅ……そこまでいくと猫じゃないよ……」
 マヤ     :「にあ(うどんみたいね)」
 紫苑     :「おや」(でろーん)

 紫苑は、伸びをやめ、畳一畳ほどに広がった身体をゆっくりと元に戻したの
でした。

時系列
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 2001年7月頃

解説
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 紫苑は、どこまでも伸びることが出来ます。どこまでもどこまでもどこまで
も……(ぶちんっ)

参考資料
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美都さんと紫苑(猫)  いずみさん画
http://kataribe.com/HA/06/G/000979.JPG

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 紫苑ちゃん、マヤちゃんを借りてます。リュウさん、勇魚さん、チェックお
願いします。

 ではまた 


    

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