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Date: Wed, 06 Jun 2001 02:58:59 +0900
From: Takuji -Gombe- HOTTA <gombe@gombe.org>
Subject: [KATARIBE 21824] Re: [KN] 日刊 TRPG 総合メールニュース語り部日報 創刊五周年記念案
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200106051758.AA01502@gombe-pc.gombe.org>
In-Reply-To: <200106050943.SAA09211@ns.trpg.net>
References: <200106050943.SAA09211@ns.trpg.net>
X-Mail-Count: 21824
ごんべです。
書いてて記念記事案の話とは全然違うものになってしまったのだけど、
とりあえずMLに投げてみます。sfさんだけでなくご意見等伺いたく。
At Tue, 05 Jun 2001 18:44:10 +0900,
In the message "[KATARIBE 21820]",
FURUTANI Shun-ichi <sf@trpg.net> wrote;
> >現状の日報読者&潜在的ユーザのニーズが見えてないので、マッチする企画がいまいち
> >出てこないです。もうしわけない。
>
> 実のところ、私にもさっぱり分かりません。
> なんせ感想メールは"まったく"来ないもんで。
> # 日刊紙に年に数回なら、まったくといってもいいでしょう
メールマガジンてのは、元々「返信しづらい媒体」ではないか、と思います。
Fromが書き手自身でないものは特に。
メールマガジンは多数に向けて発信されるメディアですから、よほど書き手
の個性がない限り、返信しようにも返信先の人物の「顔」が思い描きにくいの
ではないかと思います。雑誌ほど相手が公的な存在でもないし、インターネッ
トメールというもののイメージ・特徴からも、返信先が得体が知れないとか返
信するとメールマガジンの読者全体に行き渡ってしまうのではないかという根
拠のない恐れとか、返信を阻害する心的抵抗は大きいと思います。
その上「このメールには返信しないでください」とか書かれているメールと
同一視されたりして、さらに「このメールへの感想は ****@****.*** まで」
とかわざわざ書かれているのを見てしまうと、面倒くささや上述の心的抵抗と
相まって、とてもじゃないけど返信しようと言う気は起こらないでしょう。
「感想は掲示板まで」など、オフラインでは書けない所を指示するのもよくな
いと思います。
メールマガジンが反響をどの程度得られるかは、読ませる記事を載せること
と同じくらいに、返信するための敷居をどれだけ低くできるか、にかかってい
ると思います。
「こいつには一言言いたい!」と思わせる書き手の個性もさることながら、
「ひょいっと返信するだけで確実にこいつの所に届く、それでOK」と思わせ
る表現や仕掛けが必要でしょう。特に電子メールですから、気軽さ・手軽さを
強調すべきだと思います。
「感想はこのメールへの返信で」とわかりやすいところに明記しておくべき
でしょう。実際に「返信するだけ」で感想を送ってもらえるように Reply-Toを
自分のアドレスにするとかは無論のこと。「自分という窓口をオープンにする
/埋もれさせない」ことが大事だと思います。
さらに、「ちょっと言いにくいor恥ずかしいけど1対1なら書ける」ような
内容をこそっとメールしたいこともあります。ですから、メールマガジンへの
感想は「基本的には、メールで受け付ける」ようにすべきだと思います。
言いにくい事ですが、個人的には、前文や奥付を簡潔にするのも手かな、と。
「必要なことを確実に」書こうとするが故に文章が長くなって、肝心の情報
が埋もれてしまうのは、よくあることですから。
(あ、このメールもそうか(^_^;)
以上、つらつらと書いてしまいましたが、今後の読者の活性化を祈って。
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Takuji HOTTA ("Gombe") = 堀田 拓司 ("ごんべ")
E-mail : gombe@gombe.org
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