[KATARIBE 21714] Re: [WP01P] 共同戦線

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Date: Thu, 10 May 2001 11:31:39 +0900 (JST)
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 21714] Re: [WP01P] 共同戦線 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200105100231.LAA10723@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <200105100216.LAA10109@www.mahoroba.ne.jp>
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X-Mail-Count: 21714

2001年05月10日:11時31分38秒
Sub:Re:  [WP01P] 共同戦線 :
From:ソード


こんにちは、ソードです。

 というわけで、続きです。

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ラウンド 3
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 直人     :「戦力の把握をします。私は物体の崩壊、再生、操作。こっ
        :ちの日向は生命の操作が可能です」
 沙希     :「私は黒魔術。妹の沙希は白魔術を使う。二人で一人分だ
        :と見てもらって良い」

 堕とし子が向かってくる前に素早く言葉を交わす。

 日向     :「俺は馴れ合うつもりはねえぜ」
 直人     :「日向! まだそんな事を!」
 日向     :「うるせえ! 俺は今でもお前を殺(や)りたくてウズウ
        :ズしてんだ!」
 沙希     :「あんたら……対なんだね。でも、今はそんな事でいがみ
        :合っている場合じゃないよ! どっちも死ぬのが嫌なら、
        :今を切り抜ける最上の方法を考えな!」
 堕とし子   :「さあて……後は精神力。仲間を消されたときにどう反応
        :するか……?」

 堕とし子があたりにある小石を拾う。無数の小石であっても、その威力が尋
常ではないことが既に分かっている。物理的に防げない以上、かわすしかない
が、無数に飛んでくる小石全てをかわす体術は身につけていない。

 日向     :「……ちっ……」
 直人     :「来ますよ!」
 堕とし子   :「最初は……そこの娘だ」(小石の固まりを投げつける)

 有希に向かって飛び来る小石。出現させた土のゴーレムもあっけなく砕かれ
る。

 有希     :「わあぁっ!」
 沙希     :「有希!」
 直人     :「ちぃっ!」

 小石の起動を一つづつ変え、有希を守る直人。しかし数が多く、あっという
間に体力が無くなる。

 直人     :「くっ……ん?」

 突然戻った体力に、直人は再び集中させ、小石を全て弾き飛ばした。その背
には日向の掌が触れている。

 日向     :「しかたねぇ。あいつを倒すまでは我慢してやる。何か策
        :はあるんだろうな?」

 生命を分け与えた日向の額にも、汗がにじみ始めていた。

 直人     :(笑みを浮かべて)「……ああ。奴の右手の手袋。あれが
        :能力の発動体に見える。あれを壊せれば……」
 日向     :「なら、俺が囮、お前が止めだ」
 直人     :「ええ。沙希さん、奴が空中に逃げたとき、とどめをお願
        :いします。空中なら重力操作は十分に使えないはずだ」
 沙希     :「ああ。有希、陣を書いて。あれをやるよ」
 有希     :「うんっ」

 4人が同時に動く。日向が周囲に爆薬を投げ、軽い煙幕を作る。その中を走
る直人と日向。有希と沙希は魔法陣を浮かび上がらせ、集中を始めた。

 堕とし子   :「来るか……」

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 ってなところで一旦切ります。
 チェックお願いします。

 続きも書こうと思いますが、今日のところはこの辺で。


 ではまた





    

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