Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Sun, 11 Mar 2001 11:59:25 +0900
From: "isana ." <isana__@hotmail.com>
Subject: [KATARIBE 21383] Re: [HA06EP] 植物園迷路
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <F239fyQgeDKvPEkGhAj00005acb@hotmail.com>
X-Mail-Count: 21383
勇魚です。
killistさんこんにちは。
>私もインフルエンザで、ちょっと死んでましたー(w
>しかも、熱が全然下がらなくて…。
>いまは、もうほぼ全快です。
あああう、どうぞお大事に……
こちらは……また風邪ひいてました。
どうも1週間間隔で風邪っぴきです。なんだかなぁ。
てなわけで、何だかまた遅れました(汗)
というわけで、続きいきますー。
**********************************************************************
>ユラ :「あれ? 言ってなかったっけ?
> 『グリーングラス』って店だよ」
>
>海發 :「グリーングラス…。ああ。駅の向こうの!
> 良さそげだから、マークしてた店だ…。奇遇だ」
ユラ :「あれ、そうだったの?それは……嬉しいわ。
それじゃこれ……」
急に、ふわん、とユラの雰囲気が変わる。店に居るときの顔なのだが……海發が気
付くはずもなく。
ユラ :「ええと、この時間ならわたしが店番してるから。
他の時間に来ても薬店のほうには入れないので、
このあたりを狙って来ていただけるといいかしらね」
海發 :「薬店に入れないって……」
ユラ :「ええとね……」
一度海發に渡したメモを取って、さらさら、と見取り図を書く。
ユラ :「薬店にはこっちの階段下から回るの。
でも、わたしがいないときは扉、閉じちゃってるから。
あ、でも、君なら開けちゃうかなぁ。
こっちにいるのもつうちゃんだから……ね。
蔦漆じゃなくてただの蔦だけれど」
失言。
海發の顔つきがまた変わった。
海發 :「こっちにいるのも……つうちゃん……??
まさか、そこにも『あれ』が……うーん、
あなどりがたい……まさか……」
ユラ :「あ、いや、その。
うん、ま、その時間に来てくれればいいって、
それだけ。それだけ、ね?」
海發 :「まさか……そうか。きっとここにも……」
ユラ、首をひとつ傾げる。
どうしたもんだろう。
方策を考えたほうがいいのだろうか、このまま逃げたほうがいいのだろうか。とりあ
えず海發のほうはユラの思惑には全くお構いなしに非常に意志的な笑いを浮かべたの
である。
海發 :「ええ、わかりました。奇遇なんかじゃない、
やっぱりこうあってしかるべきだったのです。
店のほうには必ず行きますから、ええ」
ユラ :「……そ、そう?
まぁ……お待ちしてるわ。それじゃ、ね」
今度こそ踵を返した。
すっかり様変わりした植物園がざわりと揺れる。
面白い後輩が見つかってよかったのか……それともとんでもないところにきちゃっ
たのかもしれないなぁ、などと思いながらそそくさと帰路を急ぐその背後で、くだん
の後輩氏がトカゲ大王の深謀遠慮に思いを馳せていようなどとは、ユラに考え付くは
ずもないのだった。
グリーングラスにおかしな常連が増える日ももうすぐらしい。
*********************************************************************
というわけで。
落ちてる、かなぁ……
口調訂正、行動訂正などありましたらよろしくお願いいたします。
ではまた!
from 勇魚 <isana__@hotmail.com>
_________________________________________________________________________
Get Your Private, Free E-mail from MSN Hotmail at http://www.hotmail.com.