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Date: Wed, 28 Feb 2001 15:40:34 +0900 (JST)
From: ソード <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 21337] Re: [WP01P] 共同戦線
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200102280640.PAA71533@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <200102280436.NAA67158@www.mahoroba.ne.jp>
References: <200102280436.NAA67158@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 21337
2001年02月28日:15時40分34秒
Sub:Re: [WP01P] 共同戦線 :
From:ソード
こんにちは、ソードです。
ってなわけで、続けてみます。
いまいち強さが分からんてことで、ちょっぴり戦闘続行。
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> 男は左腕をスーツのポケットにおさめ、右腕だけをあげて構えた。
前哨戦
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日向 :「いくぜぇっ! ひゃあっはははは!」
嬌声を上げながら日向が間合いを詰める。体術は人並み。しゃがみ込みつつ堕
とし子の腹部へと腕を伸ばす。
堕とし子 :「体術は人並み。攻撃も無駄が多い」
宝石のちりばめられた手袋で防御する堕とし子。衝撃は完全に殺されている。
ズグンッ
堕とし子の体が細かく震える。しかし、驚愕の表情を浮かべたのは日向であっ
た。
日向 :「なっ!」
堕とし子 :「生気吸収か? それにより体力を回復させたか」
日向 :「ちっ」
間合いを取る日向。堕とし子の足元に残した爆弾が爆炎を上方に吹き上げる。
堕とし子 :「またも目くらましか? 戦術に幅が無い」
直人 :「駄目だ! 鍵を通さない爆薬じゃあ影響は与えられない!」
日向 :「うるせえ! 黙ってみてろ!」
堕とし子 :「防御体術は……どうか?」(間合いを詰める)
日向 :「ちぃっ!」
直人 :「くっ」(地面に手をつく)
SE :ビシッ
堕とし子の次の一歩が踏み出される場所が砂と化し、そのわずか前方ではがれ
たコンクリート片が立ちふさがる。
しかし、堕とし子は地面があるかのように踏み込み、右腕でふすまを開くかの
ごとくコンクリート編をどかして進む。
日向 :(くふぅっ)
腹部を拳が叩き込まれ、うめき声さえも上げられずに後ろに吹っ飛ぶ日向。
堕とし子 :「体術の防御も素人……か……ん?」
SE :ボシュゥゥッ!
日向が地面に叩き付けられるのを見届けた堕とし子が、白い爆発と竜巻のよう
なうねりに撒き込まれる。
堕とし子 :「くああああぁっ!」
右腕の一振と気のこもる呼気のみで、光の本流をかき消した。
堕とし子 :「殴られている間に懐に仕掛けたか。しかも、先ほどまでの
:目くらましとは別物だな」
日向 :「へっ……俺の世界専用の生命力爆薬だ、直人をいたぶるた
:めの取って置きだったがな。くくくくっ」(起き上がるが、
:顔を顰める)
堕とし子 :「鍵……か、やはり鍵を持つものは、我らを滅ぼす資格を持
:つか」
日向 :「偉そうな口利きの割には、たいして効いてないねぇ……く
:くくっ。アバラの2、3本くらいはくれてやろうと思ったが
:よ」
堕とし子 :「当然だ、筋肉の一番厚いところを狙ったのだからな。それ
:でもそのダメージ。肉体はやはり脆弱か」
日向 :「……てめぇ……」
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というわけで、日向の捨て身新兵器でちょっぴり余力を削ってみました。
直人が脇役っぽいですなぁ……。
んでは、参戦お待ちしております。(いやマジで……(汗))