[KATARIBE 21314] Re : [HA06EP] 『植物園迷路』

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Date: Wed, 21 Feb 2001 06:17:42 +0900 (JST)
From: screamingbeast@geocities.co.jp (killist)
Subject: [KATARIBE 21314] Re : [HA06EP]  『植物園迷路』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200102202117.GAA14931@mail.geocities.co.jp>
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勇魚さん、こんにちはー。
killistです。

やりすぎなきゃ、いいんですが(^^;
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>ユラ     :「つ・う・ちゃん……って……返事なしかぁ。
         よっぽど君に懐いてるねえ。うん、いや、好いことだよ」
>海發     :「当たり前です、手塩にかけて育てたんですから、
         僕のいうことしか聞きませんよ。……だから気をつけて下さいっ
         て云ってるのに。」
>ユラ     :「声かけるくらい、いいじゃないの。減るもんでもなし……」

>そこまで云って、ふとユラは思い当たった。
>二人の目の前にいるのは、蔦漆である。犬や猫じゃない。なのに、この会話は何だ?

海發     :「う〜ん。減るような気がする。いや、むしろ既に減りつつ
        あるような気がする! いったい、何が減ってるんだ!! 
        わからん!!! 僕は一体どうしたらいいんだ!!!!
        早く、減らないようにしなくちゃ!!!!!
        も、もしかしてそれどころかこのまま、加速度的に減少して
        いくとしたら!!!
        ひぃい〜、何か大事な物がどんどん減って…い…って……?」

海發の力説はそこで、知りすぼみになってしまった。もちろん、ユラが蔦漆に
話し掛けたせいで、海發の気力が減ってしまった、わけではない。
目の前でユラが、微動だにせずに、ジっと見つめている事に気付いたのだ。

ユラ     :「……」
海發     :「…………?」
ユラ     :「………………」
海發     :「…………………?(汗」
ユラ     :「………………………………」
海發     :「……………………………………(滝汗」
ユラ     :「………………………………………………」
海發     :「……………………………………………………………………
        あ、あのぅ………………、あの、もしかして…………………
        何か、憑いてます?」

そういって、慌てたように手で自分の肩を払う。
仮に何か憑いてたとしても、手で払ったぐらいでおちるとは思えないが…。

ユラ     :「…え?………(汗」
海發     :「そ、それとも、今も大事な何かが減りつつあるのが見える
        とか! な、なんてことだ…。僕ぁ、いったいどうしたら…」

まるで、今から八寒地獄に連れていかれようとしている寒がりな男のような、
そんな慌てっぷりを見せる後任を前に、ユラは混乱しはじめていた。

ユラ     :「え、えっと、べ、別に何もへってなんかいないよ…。
        …と思う…けど…」

一応、落ち着かせようと説得を試みる。
説得よりも、何か鎮静作用のあるハーブオイルを使った方がいいだろうか…。
生半な説得が、この慌て方に効果が有るとは、到底思えない。

ユラ     :(困ったなぁ。えーっと、確か、オレンジか、そうでなきゃ、
        クラリセージかイランイランがどっかにあったような…)

ユラはなんとか、この頼り無い後輩を落ち着かせようと、エッセンシャルオイ
ルの小びんを探して、ポケットを探る。

海發     :「ん? そりゃ、そーか」

ごく一般的な、ユラの予想に反して海發は(非常識にも)ふっと我にかえった。

ユラ     :(うん? 正気にもどったかな?)
海發     :「つうちゃんに話かけた位で、大事なあれが減るわきゃ、な
        いよな。うんうん」

大事な『あれ』? …本当に正気に戻ったのだろうか…。

ユラ     :「………」
海發     :「ふむ。いや、あれは減るどころか、むしろ増えてるかもし
        れないぞ。ふ〜む、まず間違い無いな。絶対、増えてる。
        よかった〜。増えてるなら問題ないや」
ユラ     :「……………(汗」
海發     :「いやー、よかったよかった。よければ、もっと、つうちゃん
        と話してやって下さい。ホントにどうもありがとう! あなた
        のお陰です!」
ユラ     :「え、あ、えっと、大した事は…」
海發     :遮って「いや、本当に、これでも感謝してるんです!
        そうだ、なんかお礼をしなくては!
        何をおさがしなんでしたっけ?
        たしか、瓢箪木のジャムでしたっけ? 大丈夫、種は抜いて
        ありますよ。種はいくらか、とっといてありますが、だいた
        い植えちゃいましたから。
        ん? まてよ? それとも、フジモドキのお茶でしたっけ?
        あれ? ドクゼリのお茶だったかな?
        世紀竜舌蘭のジャム?
        お茶でしたっけ? ジャムでしたっけ?
        あれ? 何探してるだったっけか? (困惑」


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…………(汗
やりすぎたかな。

収集つかなくなりつつありますが、こんな感じでいかがでしょう。
何よりも、ユラさんの言葉づかいを間違えて無いといいんですけど…。
どうぞ、続きをよろしくお願いしまっす。

少々、意味不明な奴ですが、見捨てないでやって下さい(笑)

Writen by "killist".
E-mail:screamingbeast@geosities.co.jp

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