[KATARIBE 21306] [HA06EP] 『海發苓太、毒空木の手入れをする』改訂版

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Date: Fri, 16 Feb 2001 06:14:39 +0900 (JST)
From: screamingbeast@geocities.co.jp (海發リョータ)
Subject: [KATARIBE 21306] [HA06EP] 『海發苓太、毒空木の手入れをする』改訂版
To: kataribe-ml@trpg.net
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エピソード『海發苓太、毒空木の手入れをする』
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登場人物
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 海發苓太(かいはつ・りょうた) : 吹利学校大学部薬学部所属の冴えない
                  学生。冴えない割には目立つ。

本編
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 場所は奇妙な室内。ここが6畳一間の和室なのは、畳を見れば一目瞭然なの
だが…。どうも、筆者の本能はここが花屋だと告げている。気のせいか?

 海發     :「ふふ〜ん♪ 今日の調子はどうかな、うっちゃん?」

 さして意味も無い鼻歌を歌いつつ、海發は目の前の鉢植えに手を伸ばす。
 ちなみに、植えられた木の高さは1mあるかないか。

 ドクウツギ  :「………………」
 ドクウツギ  :(何か足下に、虫がいる気がする。取ってくれー)
 海發     :「あ、本当だ。こんなところに、蛾の幼虫が…」

 と独り言をいいつつ、うにうに動く芋虫をつまみ上げる。動き方が、つまま
れるのを嫌がっているように見える。
 恐らく、何かメッセージを伝えているのだろうが…。

 SE     :ガラッ

 海發はにべも無く、窓を開ける。その意図は明白だ。

 海發     :「別の所で食事して下さい」

 やはし。
 あわれ、芋虫は願い空しく、寒空の外におっぽり出されてしまったのだった。
 大体、猛毒の毒空木を食べる虫がいるのだろうか?

時系列と舞台
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 2001年2月9日の風間アパートE号室

解説
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 変人海發苓太の日常です。
 元文が短かったので、地文で水増ししました(w
 初めてなので、うまくいったかどうか見当もつかないです。御笑読ください。

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