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Date: Fri, 16 Feb 2001 06:14:39 +0900 (JST) From: screamingbeast@geocities.co.jp (海發リョータ) Subject: [KATARIBE 21306] [HA06EP] 『海發苓太、毒空木の手入れをする』改訂版 To: kataribe-ml@trpg.net Message-Id: <200102152114.GAA25158@mail.geocities.co.jp> X-Mail-Count: 21306********************************************************************** エピソード『海發苓太、毒空木の手入れをする』 ============================================ 登場人物 -------- 海發苓太(かいはつ・りょうた) : 吹利学校大学部薬学部所属の冴えない 学生。冴えない割には目立つ。 本編 ---- 場所は奇妙な室内。ここが6畳一間の和室なのは、畳を見れば一目瞭然なの だが…。どうも、筆者の本能はここが花屋だと告げている。気のせいか? 海發 :「ふふ〜ん♪ 今日の調子はどうかな、うっちゃん?」 さして意味も無い鼻歌を歌いつつ、海發は目の前の鉢植えに手を伸ばす。 ちなみに、植えられた木の高さは1mあるかないか。 ドクウツギ :「………………」 ドクウツギ :(何か足下に、虫がいる気がする。取ってくれー) 海發 :「あ、本当だ。こんなところに、蛾の幼虫が…」 と独り言をいいつつ、うにうに動く芋虫をつまみ上げる。動き方が、つまま れるのを嫌がっているように見える。 恐らく、何かメッセージを伝えているのだろうが…。 SE :ガラッ 海發はにべも無く、窓を開ける。その意図は明白だ。 海發 :「別の所で食事して下さい」 やはし。 あわれ、芋虫は願い空しく、寒空の外におっぽり出されてしまったのだった。 大体、猛毒の毒空木を食べる虫がいるのだろうか? 時系列と舞台 ------------ 2001年2月9日の風間アパートE号室 解説 ---- 変人海發苓太の日常です。 元文が短かったので、地文で水増ししました(w 初めてなので、うまくいったかどうか見当もつかないです。御笑読ください。21306_2.x-style