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Date: Sat, 10 Feb 2001 00:35:46 +0900
From: KATARIBE Designer FURUTANI Shun-ichi <sf@kataribe.com>
Subject: [KATARIBE 21279] [HA06P] エピソード『海發苓太、毒空木の手入れをする』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200102091536.AAA07593@ns.kataribe.com>
X-Mail-Count: 21279
#HA06 で一人子と出かいたものを増補してエピソードしにしたてたものです
ね。
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エピソード『海發苓太、毒空木の手入れをする』
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登場人物
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海發苓太(かいはつ・りょうた) :
: 吹利学校大学部薬学部所属の冴えない学生。冴えない割には目立つ。
本編
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場所は奇妙な室内。ここが6畳一間の和室なのは、畳を見れば一目瞭然なの
だが…。どうも、筆者の本能はここが花屋だと告げている。気のせいか?
海發 :「ふふ〜ん♪ 今日の調子はどうかな、うっちゃん?」
さして意味も無い鼻歌を歌いつつ、海發は目の前の鉢植えに手を伸ばす。
ちなみに、植えられた木の高さは1mあるかないか。
ドクウツギ :「………………」
ドクウツギ :(何か足下に、虫がいる気がする。取ってくれー)
海發 :「あ、本当だ。こんなところに、蛾の幼虫が…」
と独り言をいいつつ、うにうに動く芋虫をつまみ上げる。動き方が、つまま
れるのを嫌がっているように見える。
恐らく、何かメッセージを伝えているのだろうが…。
SE : ガラッ
: 海發はにべも無く、窓を開ける。その意図は明白だ。
海發 :「別の所で食事して下さい」
やはし。
あわれ、芋虫は願い空しく、寒空の外におっぽり出されてしまったのだった。
大体、猛毒の毒空木を食べる虫がいるのだろうか?
時系列と舞台
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2001年2月9日の風間アパートE号室
解説
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変人海發苓太の日常です。
元文が短かったので、地文で水増ししました(w
初めてなので、うまくいったかどうか見当もつかないです。御笑読ください。
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