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Date: Wed, 13 Dec 2000 00:47:19 +0900
From: gallows <gallows@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 21094] Re: [HA06P] エピソード『マンドラゴラの根の購入について』
To: kataribe-ml@trpg.net
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勇魚さんどもー、手早いレスありがとうございます(w
台詞アレンジと続きながします。
on 00.12.12 9:27 PM,
"isana ." <isana__@hotmail.com> wrote :
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> ユラ :「それ、見せていただけます?」
>
> 不吉であろうがなかろうが客は客に違いない。そくそくと背骨から染み出す
>寒気をこらえて、花を手に取った。指先がちりりと痺れた。
不吉であろうがなかろうが客は客に違いない。そくそくと背骨から染み出す
寒気をこらえて、花を手に取った。指先がちりりと痺れた。
ぷちっ。茎が根元で折れたような音……
---
>
> ユラ :「ああ、これなら」
> 玉緒 :「あるんですね?」
玉緒 :「ある?」
> ユラ :「今、在庫を確認します」
>
---
#んで、こっから続き
> 紙包みを持って、店に出た。
紙包みを持って、店に出た。
少女はしばらくソレを見て、さわり、なにかぼそぼそと根に語りかける。根
はびくびくとそれに反応し、少女は満足そうな表情を浮かべた。
玉緒 :「いくらに、なるのかな?」
ユラ :「えーっと……」
困った、いくらなんだろうこれは。
玉緒 :「じゃあ。これでいい? あとこれもあげる」
ユラ :「?」
玉緒 :「ありがとう、また来るわ」
カウンターには一万円札と、凍りついた薔薇のような花が一輪。
ユラにはわけがわからないうちに少女は去ってしまい、あとには紙幣と謎の
花だけが残された。去り際に微かに少女の真っ赤な瞳が光ったのが妙に印象的
だった。午後になると太陽も出て、顔なじみのお客さん達が来るようになった。
あとは普段通りの静かな時間。
とりあえず花を一輪ざしの花瓶にいけてみると、すぐに水を凍りつかせてし
まった。ちょっと気味が悪いが見た目は綺麗だ。
………………
そして二日後、あの少女がまた来た。今度は喫茶店の方に。
玉緒 :「こんにちわ」
ユラ :「いらっしゃい、あれは役にたちました?」
玉緒 :「うん。根づいたから……もうすぐ脊髄に達して、花も咲
:かすわ。いい声で鳴くけどそれを聞くと死ぬの」
ユラ :「はぁ……」
なにを言っているのかはわからない。しかしなんだか、グリーングラスにも
変な物が根づいてしまいそうな勢いだった。
玉緒 :「お茶、おいしい」
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とりあえずこんな感じで。オチてないっすね。
$$