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Date: Fri, 29 Sep 2000 23:38:23 +0900
From: Takuji HOTTA <gombe@osk3.3web.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 20720] [HA06P] 『K2K』(仮)
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200009291438.AA00765@gombe-pc.osk3.3web.ne.jp>
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ごんべです。
どうもそういう季節がやってきたらしいので、下地の仕込みを一つ。
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エピソード『K2K』
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巡り来るその日
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まだ夏の名残と言うには耐えきれない蒸し暑さが支配していた、9月初めの
紅雀院大学キャンパス。
その中央掲示板に、ある日数名の学生の手で特大のポスターが掲げられた。
それは掲出の瞬間から周囲の目を釘付けにした。自分本位の興味しか持たな
い今時の大学生たちですら、その前では通りすがった足を止め、しばしそのポ
スターに見入っていた。
『K2K』
濃紺の下地に輝くような炎の色で描かれたそのたったの三文字は、しかしそ
れを見上げる全ての学生たちに、「その日」がまもなく到来することを告げて
いた。
紅雀院大学の一大イベントたる学祭「紅翼祭」、その催し物の中でも最も華
やかで過激で人々を魅了する、魂の祭典。若者たちが熱き戦いを繰り広げる、
異種格闘技王者決定戦。
その名も、『紅翼グランプリ2000』。
奴は来るか
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文学部歴史学科群のとある一室での、とある雑談にて。
祐司 :「今年も、来たねぇ。この季節が」
隣の助手 :「……そうですね」
祐司 :「今年も、噂では、また『あれ』らしいね」
隣の助手 :「……そうですね……」
祐司 :「今年も、出るのかい?」
隣の助手 :「……いやぁ……今年は、いいですよ……(遠い目)」
祐司 :「…………変わったね、君も(^^;(去年で、よっぽど懲り
:たんだろうなぁ)」
アルティミット=サンダー、K2K不参加。
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登場人物
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:
:
:
堀川 祐司 (ほりかわ・ゆうじ)
:紅雀院大学に助手で勤務する歴史学者。今回はちょい役。
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いきなり切ってみる、と。
というか、祐司の役割はこれだけだし(^^;
さぁ、次のシーンは誰のシーンかな? ってことで、せっかくIRCで今年も
盛り上がっているようなので、EPもどんどんくっつけていってもらえたら、と
思います。
しかし、去年のU/T戦すら決着付けていないのに、何やってんだか(^^;
ではでは。
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堀田 拓司 (ごんべ) gombe@osk3.3web.ne.jp
http://www2.osk.3web.ne.jp/~gombe/TRPG/BOUKEN/