[KATARIBE 20560] [SDE] (ダメな)第三帝国人物録

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Tue, 05 Sep 2000 18:55:47 +0900
From: DSSW Miyachi <dssw_miyachi@yasu.screen.co.jp>
Subject: [KATARIBE 20560] [SDE] (ダメな)第三帝国人物録
To: kataribeML <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <39B4C323A1.78FBDSSW_MIYACHI@sapphire.screen.co.jp>
X-Mail-Count: 20560

ど〜も。
総統です。

 そらで書いたので、比較的いいかげんです。
 間違いに気付いたら通報してください。

 形式等問題なければ、SDのページに追加してください。 >御大

*********************************************************************

(ダメな)第三帝国人名録
========================

いちばんえらいひと
------------------

あどるふ・ひとらー【アドルフ・ヒトラー】《人名》
     言わずと知れた、独逸第三帝国総統。演説の才能を持ち、一次大戦
    を戦った経験から軍事にも明るい。でも、伍長。
     一兵卒として戦った経験からか、その状況判断は正確で、今にも死
    にそうな奴に目をつけて骨の髄までしゃぶりつくすのが得意(例:フ
    ランス、チェコ)
     SDにおいては、その科学の範疇にとらわれない知識と、独創的な
    方法論によって、PC達をトンチキな任務に送り込む愉快なおっさん。
    オチには欠かせない。


側近
----

へるまん・げーりんぐ【ヘルマン・ゲーリング】《人名》
     ルフトヴァッフェ(独逸空軍)の最高司令官。最初から最後まで馬
    鹿げた事を得意げに喋り続け、最終的にはヤク中になったタダのデブ。
    軍需産業との癒着にも熱心だった。ただしIQは138。
     空軍内に膨大な地上兵力を抱える(降下兵部隊どころの騒ぎではな
    い規模)、自分で制度を作った勲章を自分に授与するなどの我欲みな
    ぎる愉快な行動も目立ち、器にあわない地位を手に入れると、人間ダ
    メになるという一般的な見方を、大いに証明した。
     SDにおいては権柄づくな態度と強欲ぶりでPCに任務を押し付け
    たりするとよいかもしれない。

るどるふ・へす【ルドルフ・ヘス】《人名》
     副総統。ミュンヘン一揆でヒトラーとともに投獄され、有名な『我
    が闘争』を口述筆記した。あの退屈な『我が闘争』を得意げに喋りま
    くるヒトラーから聞き取り、なおかつ編集して記述するという事実か
    らも、ヒトラーに忠実な人間だったことがわかる。
     しかしながら、あまりパッとしない人で、次第に中央から遠ざけら
    れた挙句に、何をとち狂ったか単身英国に和平交渉に向かう(しかも
    勝手に)などという奇行によってあえなく捕虜となる。
     SDにおいては地味なので別に登場させる必要はない(ぉぃ

はいんりひ・ひむらー【ハインリヒ・ヒムラー】《人名》
     悪名高い親衛隊(SS)の長官。最初は総統のごく個人的なボディー
    ガード程度だった親衛隊を、治安、諜報などを統括し、機甲師団まで
    持つ組織に(良いか悪いかは別にして)育て上げた。
     見たところ生真面目なサラリーマンといった風貌だが、中身もそう
    だったらしい。内容を考えればいい迷惑である。
     SDにおいては、趣味がオカルトで、SSにも宗教儀式じみた事をや
    らせていることから、オカルト系の胡散臭い任務の出所とするとよい
    かもしれない。

まるてぃん・ぼるまん【マルティン・ボルマン】《人名》
     総統官房長。南米に逃亡して長いこと生きていたとか言われた割に
    は、どうにもこの男個人の力量を示す逸話が無い。多分、コイツが生
    きていたとしても第三帝国の再興は無理だったに違いない。
     SDにおいては、追従者にでもしておけばいいとおもわれる。

あるべると・しゅぺーあ【アルベルト・シュペーア】《人名》
     軍需相。一介の建築家から大抜擢された。天性のテクノクラートで、
    奇行も少なく。まともな人間である。
     ユダヤ人虐殺について知っていたかどうかという、どーでもいい本
    も出ているが個人的には知っていたと思う。しかし、自分の理想の建
    築(事によったら国家自体の建築)をやれるんなら、他人の不幸など
    知ったことではないだろう。
     SDにおいては、数少ない常識人として出すのがよいかと。

よーぜふ・げっべるす【ヨーゼフ・ゲッベルス】《人名》
     宣伝相。ゲッペルスではなくてゲッベルスである。いわずと知れた
    宣伝の天才でプロパガンダの鬼。一説にはナチスのメディア利用は別
    に真新しくも、徹底してもいなかったと言われるが、それにしたって
    「宣伝と事実は関係ない」と言い切るあたり大したもんである。
     SDにおいては、上記のごとく宣伝と事実の狭間で苦しむような野
    郎ではないため、コイツが広げた大風呂敷をあとになって畳まされる
    ような使い方が考えられる。

かーる・でーにっつ【カール・デーニッツ】《人名》
     海軍元帥。潜水艦隊指令として郡狼戦術を展開し、数、質ともに勝
    る英国海軍を一時期圧倒した。側近にしては珍しく功績と階級が一致
    している。
     第一級の軍人であったことに間違いはないのだが、困ったことに我
    らが伍長閣下を敬愛しており、結果的に部下には迷惑だったかもしれ
    ない。ちなみに、伍長閣下自殺後、総統に指名されて後片付けを任さ
    れている。
     SDにおいては、奇行も無く、胡散臭い噂も聞かない彼は、ほとん
    ど出番なしと言える(ぉぃ


その他の(マイナス方向に)すごいひと
------------------------------------

おすかーる・でぃるればんがー【オスカール・ディルレバンガー】《人名》
     武装SS准将。政治学博士にして第36SS所属武装擲弾兵師団の師団長。
     こう書くと真っ当な指揮官のように見えるが、実はこの師団という
    のが服役中の犯罪者で構成された、いわゆる「ならずもの部隊」。当
    然のごとく、この師団は略奪、暴行、放火に虐殺と好き放題に暴れま
    わり、流石のSSでも「あれをなんとかしろ」という声が上がるほど。
     で、このおっさんは政治学博士というぐらいだから、粗野な部下を
    扱いかねて困り果ててるかと思いきや、過去に未成年にイタズラ(な
    んと男だ)した前科があるという筋金入りの変態野郎。某ベルセルク
    の黒犬騎士団も真っ青である。迷惑な話だ。
     しかし、何が迷惑だといっても、こんな奴が将軍様になれてしまう
    SSという組織ほど迷惑なものはない。

よーぜふ・でぃーとりひ【ヨーゼフ・ディートリヒ】《人名》
     武装SS上級大将。愛称オヤジ。兵士の信頼も篤く、愛称で呼ばれる
    数少ないナチスの幹部である。骨の髄までヒトラーに心酔していたが、
    服装の規定は守らなかった。ついでに、戦場では総統命令をあっさり
    無視したり、「指揮官は兵隊の先頭に立って敵陣に突っ込むべし」と
    合理性のかけらもない発言をしたと同時にカリスマ的に実践したりと、
    非常に恐るべき男であり、ロシア人もビックリである。
     なお、彼の率いる部隊は大概負けた。当然である。

ておどーる・あいけ【テオドール・アイケ】《人名》
     強制収容所総監、トーテンコップフ師団長。愛称オジキ。アルゲマ
    イネSS中最強の暴力オヤジ。ナチス入党以前は、警官を志すも粗野で
    横暴な態度(そして行動)が災いして、ことごとくクビになる。
     こんな乱暴者は精神病院か牢獄ぐらいしか引き取り手はあるまい
    (実際、精神病院に送られたりしている)と思ったら、誰あろうSS長
    官ヒムラーがオジキに目をつける。いいのか長官。
     しかし、長官の人を見る目は正しかった。強制収容所の所長に抜擢
    されたオジキは水を得た魚のように大活躍(おいおい)し、後にはSA
    の粛清にも参加。流石に旧友レームを殺すのを嫌がって自殺させるよ
    う命じたヒトラーの意向もなんのその。レームを射殺する。
     こんな暴力オヤジも部下の信頼は篤かったらしい。アルゲマイネSS
    はチンピラの集まりだというのは本当のようだ。

$$

*********************************************************************

ではまた。
    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage