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Date: Thu, 3 Aug 2000 16:44:11 +0900 (JST)
From: ソード <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 20365] [HA06P] エピソード『贈り物は誕生日』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200008030744.QAA81499@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 20365
2000年08月03日:16時44分11秒
Sub:[HA06P]エピソード『贈り物は誕生日』:
From:ソード
こんにちは、ソードです。
誕生日をもらうためのエピソード、始動開始であります(笑)
……相変わらず、突然ですが……。
今回は、季節さえも無視しております。
紫苑ちゃんをお借りしておりますので、リューさん、チェックをお願いします。
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エピソード『贈り物は誕生日』
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登場人物
布施美都(ふせ・みと):
過去の記録の無い娘。一年前(1999年)の5月に出現した。
紫苑(しおん):
ある日のお茶の時間
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珍しく、美都の前には白いマントをき込んだ紫苑が座り、2人でティーカップ
を傾けている。
普段は午後のおやつなどは適当に済ませるか、食べないことが多い。
今日は2人で少し遠出をしたため、そのままなんとなくしゃれたお茶の時間と
なったのだ。
美都 :「今日は、いろいろ面白かったね」
紫苑 :「まだ、今日は終わっていませんよ」
美都 :「そうだけどさ、グリーングラスに帰ってくると、やっぱり
:ほっとするなぁ」
紫苑 :「ここが一番安全ですからね」
美都は、一年前の今日、吹利の街に現れた。
それから、不思議な組織に命を狙われているという理由で、ユラの目の届くグ
リーングラスでかくまってもらいつつ生活していたのだ。
外に出るときは、ほとんどが紫苑を伴い、守護してもらっている。
美都 :「この一年、いろいろあったねえ。私の過去も分かったし、
:桜も雪も雷も見たし、クリスマスや花火やお正月もみんなで
:いたし、誕生日も……」
そこで、ふと美都の会話がとまる。
美都 :(あれ? 紫苑ちゃんの誕生日って、祝ったけ?)
紫苑 :「どうしました? 美都。お茶が口に合いませんか?」
美都 :「ううん。そんなことない、おいしいよっ。……ねえ、紫苑
:ちゃん、紫苑ちゃんの誕生日って、いつ?」
時系列
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2000年5月。美都が吹利に来た一年後。
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こんなかんじで。
久しぶりなので、修正などありましたらよろしくお願いします。
なお、今はちょっと乱入は難しそうですが、美都に誕生日を下さる方が
おりましたら、つじつま合わせ用と思いますので、名乗りあげてくださいませ。
ではまた