[KATARIBE 20232] [HA06P] エピソード 407 『瑞鶴での会話』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Sun, 23 Jul 2000 06:03:14 +0900 (JST)
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 20232] [HA06P] エピソード 407 『瑞鶴での会話』 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200007222103.GAA37471@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 20232

2000年07月23日:06時03分13秒
Sub:[HA06P]エピソード407『瑞鶴での会話』:
From:E.R


こんにちは、E.Rです。
この前IRCで藪を突っついた挙句に、飛び出した蛇。
…もとい、花澄の初出EPです。

**************************************

エピソード407『瑞鶴での会話』
=============================

 花澄	   :「いらっしゃいませ……?(二歩後退)」
 琢磨呂	   :「なにいいいい! 航空ファンが入荷してないだとおお!」
 花澄	   :「え……航空……ファン? ですか?」
 琢磨呂	   :「ぎゃああああああ! ARMSもねえええええ」
 花澄     :「え……アームズ? 腕相撲の雑誌ですか?」
  琢磨呂    :「ガッデェェェェェェム! 軍事研究も、丸も、世界の艦
        :船もねええええ!ネーちゃん、軍事雑誌どこに消したんだ
        :ああ(号泣)」
 花澄     :「そう言われましても……お取り寄せならいたしますが?」
 琢磨呂    :「く……発売日に買うからこそ意味が在るんだぜ!」

 たまたま近くで雑誌を眺めていた豊中。

 居候	   :『なんだか苦労してるやっちゃなあ』
 豊中	   :(俺も苦労してるって。『GUN』もないんだぜ、この店)
 居候	   :『じゃー苦労してる同士、慰めあってくれ。肩でも叩いて
	   :やれよ』
 豊中	   :(おまえ、俺がテレパスだって忘れてるだろう? 触った
	   :ら考えが読めるから、やだぞ)
 居候	   :『役に立ってねーべ』
 豊中	   :(いきなり変な方言になるなよ。あー泣いとる泣いとる)
	   :「(ここで花澄に向かって) お取り込み中すみませんが、
	   :GUN も取り寄せですか?」
 花澄	   :「癌……ですか? 医療関係の本でしたら、あちらの奥の
        : 方になりますが……」
 豊中     :「いや、そうじゃなくてですね、銃の雑誌なんですが(^_^;)」
 居候     :(大笑い)

  店長     :「誰が騒いでるのかと思ったら岩沙か」
  琢磨呂    :「おやじさんっ、何時から方針換えたっ?!」
  店長     :「……誰がおやじさんだ」
  琢磨呂    :「何でもいいから…ARMS を見捨てたのかよっ!(涙目)」
  店長     :「何かと思ったらまったく…来てるぞ。あと、航空ファン
              :と、軍事研究と……おい花澄、そこに出すから手伝え」
 
      店長、店の奥から雑誌の束を持ってくる。

  琢磨呂       :「あった……(安堵)」
  豊中     :「GUNもあるな。でも店長、どうして隠してたんです?」
  店長          :「そりゃ客の為だ。岩沙はもう受験は終わったよな」
  琢磨呂        :「とっくに……って」
  店長          :「受験生が瑞鶴で立ち読みして受験に失敗した、なんて言          
                :われたら笑い事にならんからなぁ(しみじみ)」
  琢磨呂        :「……それって、おせっかいって言わねえか?」
  店長          :「馬鹿者。瑞鶴の方針だ」


解説
----
 書店瑞鶴での、平塚花澄初登場EPです。
 ……お節介やな(苦笑)>店長  

**************************************

 というわけです。
 であであ


    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage