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Date: Fri, 7 Jul 2000 17:48:56 +0900 (JST)
From: 田中 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 20044] [CDP] 『魅惑のブルー』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200007070848.RAA25207@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 20044
2000年07月07日:17時48分56秒
Sub:[CDP]『魅惑のブルー』:
From:田中
久志です。
話は書きたいがキャラがわかってない(なら書くなよ)
というわけで、為五郎さん借ります。
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『魅惑のブルー』
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登場人物
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為五郎(ためごろう)
:ひと儲け狙っている山師、
コレマサ・カトー
:ここ一番で外すギャンブラー、為五郎の手下
目覚めはいつも
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目の前のアタッシュケースには折り目一つない惑星共通紙幣がびっしりと詰め
込まれている。それも一つではない、同じようなケースが三つ四つ無造作に置い
てある。
コレマサ :「(感涙)……やりましたね、ダンナ」
為五郎 :「く……くくくくくく(肩をうち震わせている)これだっ!こ
:れを待っていたんだっ(けけけ)」
コレマサ :「モチロン祝杯っスよね」
為五郎 :「おうよ、このクロロフェル・エターナル社製最高級ブルー
:ウォッカで乾杯だ!」
コレマサ :「うへぇ!捨ててあった空き瓶でしか見たことねーっすよ、
:オレ!これが一本13万の超高級酒ですかぁ……すげー」
為五郎 :「わはははは、安い安い!」
コレマサ :「もうしみったれた店でちびちびブルーエール飲むこた
:あないんですね!」
為五郎 :「うぉし、乾杯だ!」
かちん、とグラスを鳴らす。きりりと冷やしたブルーウォッカのグラスが手に
心地良い。
為五郎 :「いただくぜ」
コレマサ :「ダンナぁ……」
為五郎 :「あん、なんだ?」
コレマサ :「ダンナってば」
為五郎 :「なんだ、一杯飲んだ後にしろ」
コレマサ :「ダンナぁ!起きてくださいよぉっ!」
為五郎 :「(がばっ)……あ」
コレマサ :「やーっと起きたッスねー」
寝ているのはボロ宿のベッドの上。とーぜんブルーウォッカなどない。
コレマサ :「いつまで寝てんですかー今日はブルー・キャニオン
:グランプリで一山当てましょーよー」
無言。
コレマサ :「ダンナ、どしたんスか?」
為五郎 :「……マサ」
コレマサ :「なんすか?」
のっそり、とベッドから起き上がる。為五郎の口元にうっすらと不穏な
笑いが浮かんだ。
為五郎 :「貴様ぁぁ!何故起こしたぁぁぁ!」
コレマサ :「うひゃーなんなんスかっダンナっ!」
為五郎 :「せめて一口飲むまで待てんのかぁっ!
コレマサ :「わわわけわかんねーっすよっ」
最高級ブルーウォッカへの道は果てしなく遠かった。
解説
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(ほんとに)つかの間の大儲けの夢を見る為五郎氏であった。
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いじょ
話になってないよぅ(えう)
総統にゃ、為五郎さんで修正あったらがりがりいれとくれー