Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Tue, 4 Mar 1997 18:16:07 +0900 (JST)
From: "Y. Fushiki" <t50548@hongo.ecc.u-tokyo.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 232] Re: KATARIBE 227
Sender: owner-KATARIBE@po.teleway.or.jp
To: KATARIBE@po.teleway.or.jp
Cc: KATARIBE@po.teleway.or.jp
Message-Id: <199703040916.SAA20109@b00-xs00.hongo.ecc.u-tokyo.ac.jp>
X-Mail-Count: 00232
中崎です。
Message #5101 is from: SW0154 シェイド
Time: 97/02/25 2:55:30 Section 29: 狭間06 サポート
Subj: ラブレター for You
This is Nakazaki.
5101番めのメッセージに対する葵さんのお返事へのフォロー。
A> 葵ですぅ(^^;
A> シェイドさんの部分に追加です(^^;
A> #なんか、どんどんピンチ(笑)
というわけですので、新参加者のD16氏のキャラクターに御登場願うとしま
せんか。
いかがです?>D16殿
**********************************************************************
少女 :「ねぇ、痛い? 苦しい? 悔しい? 私はもっと苦し
:かったの、もっと悲しかったの、もっと悔しかったの」
少女の手が虚空の何かをつかみ捻りあげる。
そのとき、一はなにか異様なものを感じとり、自転車の行き先をコンビニ
からその『気配』の方に変更した。
コートのポケットの中で、式神が身動きする。
一 :「行け」
言葉と同時に、2匹のオコジョが闇に消える。
尊 :「!?(腕を押さえる)」
少女 :「こんなに苦しかったのに、こんなに悲しかったのに、こ
:んなに悔しかったのに、こんなに想ってるのに……ねぇ判
:る?」
少女の動きに合わせ、尊の腕があらぬ方向へねじ上げられて行く。
ごきっ。
尊 :「くっ……うぁぁあ!」
腕を押さえて倒れ付し、あまりの痛みに一瞬意識が遠のく。
尊の前に立ち冷ややかに見下ろす少女。
少女 :(くすくすくすくす)
尊 :「くっ……」
歯を食いしばり無事な右手で懐に忍ばせた礫を弾く。
小さな礫は狙い違わず少女の胸に命中した。
少女 :「? (くすくす)……無駄だって言ってるでしょ?(く
:すくすくすくすくすくすくす)
:ね?今度は‥‥‥」
少女は右手を伸ばし、今度は何かを切り裂くような動作をする。
尊の腕に、一筋の赤い線が浮かぶ。
少女 :「お姉さん、とっても綺麗よ‥‥‥。だから、私に、‥」
2匹のオコジョが、それを見ていた。
少女はそれに気づき、きっとそちらを睨む。
少女 :「誰!?」
一瞬、少女の力が尊からそれる。
尊は痛む腕を意識の外にやり、飛び起きた。
漣丸は、もう一方の手で構える。
少女 :「せっかく、捕まえてたのに。‥‥‥でも、安心して‥‥‥
:今すぐ‥‥‥」
自転車のブレーキの音が、少女の言葉を遮った。
*************************************************************************
A> #ぴんちだ^-^;(笑)
ということでしたので、勝手ながら付け加えてみましたが、いかがでしょうか
>葵さん、D16氏