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Date: Wed, 28 Jun 2000 18:40:56 +0900 (JST)
From: 久志 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19890] [HA06P] 『家庭のヒトコマ』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200006280940.SAA03168@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 19890
2000年06月28日:18時40分56秒
Sub:[HA06P]『家庭のヒトコマ』:
From:久志
久志＠ＩＲＣざこよみ
……むぅ
soutou>: ひさねえんとこのワーベア少年はどうしたんだろう（ぉぃ
BallMk-2>: あー、あのワーベア少年は
fukanju>: 彼の話はまだ動いてませんな。
BallMk-2>: 学校の怪談シリーズ専門なので（爆）
fukanju>: 久しゃんが、書く気になったらどとーのように流れるでしょう（予言）
そんなこと言うと書いてしまうでわないか(滅)
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『家庭のヒトコマ』
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人物紹介
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橋本元晴(はしもと・もとはる)
：ワークリーチャーな家系に生まれたワーベア少年
橋本家の人々：みんなワークリーチャーらしい
本編
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日曜の父さんはお昼をすぎても起きてこない。
元晴 ：「おとーさん、ご飯だよー」
お父さん ：「んー」
弟 ：「おひるだよー(ぽふぽふ)」
おふとんの頭のあたりからながーい毛がでてる。いつものお父さんの二倍増
しに膨らんだおふとんの上で弟がぽふぽふと跳ねてる。
元晴 ：「お父さん、おふとんの中で変身したらおかーさんに怒ら
：れるよー」
ぐいぐい、と茶色の長い毛を引っ張る。もう枕の上には抜けた毛がいっぱい
張りついて、これはお母さんから大目玉だな、と思う。
お父さん ：「あーもうすこし……」
元晴 ：「だめだよ、ご飯たべちゃうよ、ほら、起きて」
ぐるるるるる、と喉をならす音と一緒におふとんからにゅーっとお父さんの
毛むくじゃらの太い腕が出てくる。もたもたとおふとんをめくって、たてがみ
でぼうぼうの頭をぶんぶんと振っている。
元晴 ：「ほら、早く戻って着替えなきゃー」
お父さん ：「わおふぁぁぁぁ」
僕と弟の頭がすっぽり入ってまだ余っちゃうくらいの大きな口を開けてお父
さんが大きなあくびをする。
お父さん ：「あーまた寝てる間に変身しちゃったなぁ」
元晴 ：「おかーさんに怒られちゃうよ」
お父さん ：「まいったまいった」
元晴 ：「とにかく、早く食卓にきてよーおかーさんもおにいちゃ
：んもかづみも保も待ってるんだからー」
お父さん ：「あーわかったわかった」
のっそのっそとまだ眠そうに起き上がるお父さんを見て、あれじゃあまだ20
分はかかるなぁと思いながら、僕は弟と居間に戻った。
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いじょ
思いつきオンリー(笑)
お父さんはねぼすけなワーライオンということで