Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Tue, 27 Jun 2000 17:37:34 +0900 (JST)
From: 久遠 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19877] [SCP]: エピソード『ガーシャル大佐出現!!』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200006270837.RAA57544@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 19877
2000年06月27日:17時37分33秒
Sub:[SCP]:エピソード『ガーシャル大佐出現!!』:
From:久遠
エピソード『ガーシャル大佐出現!!』
===================================
登場人物
--------
ガーシャル大佐 : 悪役を固めたような人物、だけどどこか間抜け
副官A/B : ガーシャル大佐のやつあたりを一身に受ける、可哀相な
人達
その他大勢 : 多分後々になって出てくる人達
瀬川陸中尉 : のほほんとした性格。けど実はかなりの実力者
本編
----
(ネードフ村近辺の地下にて)
ガーシャル大佐 :「……今まで目立たないように少しづつ進めていた計画だ
:ったが、少々変更を余儀なくされそうだな……」
彼の風貌は何とも言えないものだった。
部屋の中は暗く(わざと)、
使わなくてもいいディスプレイを使っており、
目の辺りが光っているのはグラサンのせいだろう。
手を組んで肘をつき、顔の下半分を隠しているため、一層不気味だ。
更に膝の上に白い猫を乗せていて、サイバーアームでなでている。
つまり彼には腕が4本ついているのだ
誰一人として彼の美的感覚についていけるものはいない
ガーシャル大佐 :「雑魚では生ぬるかったようだな……これからは地球製の
:兵器で相手をしてやることにするか……ククク」
残り一同 :「(……今までも使ってなかったか?)」
ガーシャル大佐 :「誰か先陣を切ろうという才気ある若者はおらんか?ん?」
し〜〜〜〜〜〜〜〜ん
ガーシャル大佐 :「………………」
副官A :「……恐れながら、大佐」
ガーシャル大佐 :「なんだ、言ってみろ」
副官A :「戦力を小出しにする必要はないのでは……ここにいる全
:員で攻めればなんなく勝てる気がするのですが……」
ガーシャル大佐 :「……お前には美学というものが分からんようだな……こ
:いつを拷問部屋に連れて行け。例のドラッグを使え」
ざーっと周りを囲まれて連れて行かれる副官A
副官A :「大佐!!それだけはあああ!!ぎゃあああああ!!!」
使われたドラッグは、既に製造禁止になったものだ
もともとは自白用のドラッグで
使われた後は全身の筋肉が疲労し、2〜3日の間は喋ることさえできない
当たり前といえば、当たり前
このドラッグは、その人の弱いところを
10数人でくすぐられているような感覚にさせるのだ!!
それが3時間続くため
笑い過ぎで、上記のような効果をもたらす
製造禁止になったのも、笑っている最中
自白する気になっても喋ることができないという
重大な欠陥があったからだとか……
副官A :「げはは、やめ、うひひひひひ……」
ガーシャル大佐 :「ふふふ、あの声はいつ聞いても良いものだ」
サドなのかどうかも良く分からん
ガーシャル大佐 :「さて、結局誰を送るか、と言う点についてまだ解決して
:いないのだが……。おやそう言えば何人か少ないようだな」
副官B :「ネードフを監視している兵だと思いますが……」
ガーシャル大佐 :「しかしけしからんな。そいつらの責任者はだれだ」
副官B :「瀬川陸中尉かと……」
ガーシャル大佐 :「……ヤツか、丁度良いかもしれんな。よろしいヤツを先兵
:としようか、今日の会議は閉会とする……」
*****************
(同日同時刻、ネードフ近辺)
瀬川 陸 :「ぶえーーっくしょ。誰か噂してんのかなあ。することない
:し、サボって帰るかあ。おいお前ら今日は終わりでいいぞー」
恐ろしいことが
勝手に決められてしまっていることに全く気づいていない
瀬川中尉であったとさ
時系列
------
ガルバッチョ歴2000年初夏
解説
----
折角キャラを作っていただいたんだから、ちゃんと使えるように
状況を整えておいた方がいいかなあと思ったのと
敵も味方も操るプレイヤーがいたほうが面白いと思ったので
瀬川陸中尉という敵寄りのキャラを作って頂いたことに感謝してます
これから、ケイスケのキャラとWingsのキャラとおいらのキャラが
しばらく瀬川陸中尉とその部下と戦うような……
そんなところからはじめていきたいと思います
それにしてもホントに作ってしまった……
$$
**************************************************************