[KATARIBE 19745] [??] スチーム&サイバーパンクの設定案

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Date: Thu, 22 Jun 2000 12:13:42 +0900 (JST)
From: 久遠  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19745] [??] スチーム&サイバーパンクの設定案
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200006220313.MAA34829@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 19745

2000年06月22日:12時13分42秒
Sub:[??]スチーム&サイバーパンクの設定案:
From:久遠


スチーム&サイバーパンク
よくよく考えてみたらおいらのやりたいことは
サイバーではなくスチームのような気もしてきました
つーことで……

大昔地球は宇宙に進出し
たくさんの植民地の惑星を作ったわけです
もちろん人間に似た原住民も発見されたのですが
地球側が支配するような形を取ったのでした
そんな星の中にガルバッチョ星がありました

人間と何ら変わらない生命体が住んでいましたが
運の悪いことに
まだスチーム世界ぐらいの科学しか持ち合わせていませんでした
しかも、ほとんどの大地で露天掘り可能なほどの
大量の資源があったのです
星の大きさ自体、地球の10倍近かったので
まあ目をつけられてしまったわけです
地球の支配時代はとても大変でした
その時生きていた老人に話を聞くと
随分と長話をしてくれます
またその時代が文化に与えた影響は
計り知れませんでした
ほとんど科学が発達していないにもかかわらず
資源を掘るために最新機械を導入し
腕がちぎれるほどのけがをした人には
遠慮なくサイバーアームを植え付けたのです
スチーム&サイバーの不思議な文化は
この時根付いたといってもいいでしょう
そんな時代が200年も続いたでしょうか……

星の軍部が反乱を起こし
独立を勝ち取ったのは、
ガルバッチョ歴1945年のことでした
10年にわたる市民のゲリラ戦が功を奏したのです
そうしてガルバッチョ星は
地球と対等に渡り合える立場になったのです
この時の話も
おじいちゃんにねだれば
自分達の勇姿を誇らしげに語ってくれることでしょう
しかし……

軍部による圧政が行われるようになって
最早30年がたとうとしています
とはいうものの
地球に支配されている時代よりは
よっぽどましでした
えばってる兵隊にへいこらするだけで良いんですから
地球からの物資は少なくなったものの
お金持ちなら大抵持っています(リニアモーターカーとか)
お金さえ払えばサイバー手術もできます
ですが、星の住民のほとんどは鉱夫であったり
資源採集に携わる人たちであったので
そうそう欲に走った人もいませんでしたし
反乱を起こそうとかそういう気概の人達も
いるにはいるけどほとんどいませんでした(なんのこっちゃい)
あの地球軍に対した時の志はどこへいったのやら……
おじいちゃん達が近頃の若者はたるんどるというのも
分からないわけではありません

この話の舞台はそんなほしの
よくある炭鉱町のひとつです
ネードフというこの町は
実は一億人近い人が住んでいます
大昔地震があって数十キロに渡る地割れが
町を囲むようにあり
そこから資源を採集していたのですが
地表近くでは取りつくしてしまい、
地下へ地下へと進むうちに
その地割れの壁面にも人が住むようになりました
またその地割れにくもの巣のように
蒸気機関車の線路が通っています
車も旧式の物なら走っています(というよりラピュタ)
特に上流階級とか下流階級の区別はなく
地表にかなりの農地が有り
食糧は基本的には配給制で
贅沢な食べ物を食べたい人だけお金を払う必要があります
お金は基本的には働きに応じてですが
身体障害者と60歳以上にはある程度の
年金のようなものが支払われ生活には全く困りません
資本主義の微妙にまじった共産主義のような生活です
で、特に変わったところはなかったのですが……

軍部による諜報活動が行われ始めました
なんでもこの炭鉱町の地下に
超古代文明の遺産があるとか
しかしそれを取り出すためには
この町自体を壊す必要がある
もちろん平和ボケしてるとはいっても
町を壊されることには猛烈な反対があるでしょう
だから、超古代文明を取り出す際に
町ごと消してしまおうと軍部は考えているのです!!
ああ何て悪いヤツラなんでしょう
しかしそうは問屋がおろしません
町を愛する住民達がそんなことを許すはずがないのです

軍部もあくまでも秘密裏でのことなので
おおっぴらに活動するわけにはいきませんが
地球と取引しているため
最新鋭の技術を駆使して襲ってきます
バズーカ砲、ロボット、マシンガン
この町を守ることはできるのでしょうか
そしてそうまでして軍部が欲しがる
超古代文明の遺産とは結局なんなのか
頑固じいさんのいるほのぼのとした町
電車の上で、時には飛行船内で
そしてまた廃鉱の中を車で走りながらのアクション
そして超古代文明の発見(一部だけね)
サイバーウェア同士の激しいぶつかり
なんとも心が踊るじゃないですか!!

またこのネードフの町の諜報活動の責任者は
ガーシャル大佐と呼ばれる人物で
大量の人員を抱えている(ほぼ無制限)
軍人ははっきし言って雑魚、やられ役です
副官だの四天王だの十二神将だの
とりあえず名称がつくヤツラは一杯いるので
まあ話ごとに出すと良いんじゃないかなぁと


基本的な世界設定はこんなもんです
どんな世界観か悩む人はラピュタをみましょう
はっきり言って抽象的イメージしか作ってないので
どしどし質問しちゃってください
早めにEPをあげてイメージを作ろうと思うんで
それも参考にしてください



    

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