[KATARIBE 19685] Re: [WP01P] エピソード『コンビネーション』

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Date: Mon, 19 Jun 2000 15:34:16 +0900 (JST)
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19685] Re: [WP01P] エピソード『コンビネーション』 
To: kataribe-ml@trpg.net
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2000年06月19日:15時34分16秒
Sub:Re:  Re:[WP01P] エピソード『コンビネーション』 :
From:E.R


 こんにちは、E.Rです。
 吉GUYさん、こんにちは。
  
> 小次郎を 弄ばれた 意趣返し(季語なし) 

 ……ほうほうほう<おい
    
> という訳で恐れ多くもE.Rさんの譲くんを扱わさせていただきました。 
 
 わーいっ(^0^)/
 ……と、言うわけで。

***************************************************** 
エピソード『コンビネーション』 
============================= 
人物紹介 
--------- 
 青天目譲(なばため・ゆずる): 
    :エンパシストの狩人。かつて八島小次郎を助けたことがある。 
 八島小次郎(やしま・こじろう): 
    :覚醒したばかりの終末の狩人。 
 厳侠児(げん・きょうじ): 
    :正体不明の終末の住人。八島小次郎の"対" 
  
****************************

 えと、最初の部分についてですが。

 譲の場合、感情を読み取る力のほうが、言わば視覚よりも鋭いことになると思います。
つまり、この場合、小次郎君を発見する前に、変であることに気がつきます。

 エンパシー能力者を扱った作品で、記憶に残っている言葉があります。
「木の葉と蝶を、どうやったら間違えられる?!あれは人間じゃなかったんだ!」
 視覚で捉える人間ならば木の葉と、擬態する蝶を見分けられませんが、感情からすれば
全然ちがうわけで。
 で、譲の能力と言うのは、言わば聴覚に似ております。
 微弱ですが、常に「オン」状態なのです。
 ので、ここのところ、かなり変化させていただきます。
#但し、見える状況はほぼ変わらないはずです。
##どーも全体にとろいです>うっとこの連中

*****************************
人混みの中で 
------------ 
 東京の雑踏

 譲      :「あれ?」

 その人込みの中で

 譲      :「……」

 背筋を駆け抜けるような、冷たい違和。そしてその感覚を喚起する先に。

 譲      :(なんだ、あれは?)

 視線の先に、捉えているのは袴姿の小次郎。
 しかし……

 譲      :(違う)

 視覚からの模倣が完璧であるだけに、その違和感は大きなものになる。
  
 小次郎    :「…………」 
 譲      :「!?」 
  
 小次郎…そうとしか呼び様が無い…が譲のことを見つけたらしい。 
 きるきると、音を立ててこちらを向く。
 それもまた錯覚である、と、譲のどこかで声がする。
 まるで小次郎の周囲だけが別空間のような…… 
 …………暗黒?
  
 譲      :「………!」 
 小次郎    :「…………」 
 譲      :(うぐっ……)
 小次郎    :ニタリ 
 譲      :(………っつ…)
 
 暗黒の中から放たれる、指向性を持つ精神の波。
 それは、言わば鼻腔の奥深くを突き刺す刺激臭に似ている。あまりにも強烈
な彩りと変化の振幅の狭さ。
 眼底に突き刺さる、異質な感覚。
 小次郎は顔こそ笑みを浮かべたが、笑いや親愛の感情を伴っていない。 
  
 譲      :(……殺気……食欲?)
  
 人のそれとはあまりに異質な感情波。そこから譲が、かろうじて翻訳できる
…それは、欲。 
 譲が出した結論。 
  
 譲      :(とりあえず、敵だな) 
 小次郎    :ニヤ 
  
 SE      :メキャ……ミチミチミチッ……グチョ………… 
  
 小次郎の右掌から、皮膚を盛り上げ破って、刃のような物が突き出た。 
 それは、植物の芽が成長するように掌から粘液を伴いながらはい出て来て、一 
振りの刀になった。 
  
 譲      :「…………(一歩下がる)」 
  
 道を行く周囲の人々は、この異様な光景に全く関心を示さない。 
  
 譲      :(周りには見えていないのか?) 
  
 だが、結界が張られている訳ではない。 
 譲が戸惑っていると、小次郎が粘液の滴る刃を構えた。 
  
 SE      :ダッッッ………… 
  
 小次郎が信じられない速度で間合いを詰めて来る。 
  
 譲      :「…………(ポケットの中の鈴を握り締める)」 
  
 SE      :ギィイィィィィィィ………………ン 
  
************************************:

 全体に、吉GUYさんが予想されるよりも、一歩前に、
「にせこじろー」については、正体を予測していると思います(笑)>譲
#ちなみに、ここまで強力ではないものの、堕とし子には既に会っております。
#正体は、多分、わかると思います(苦笑)
 ので、彼個人としても、結界を張ることは考えると思います。
 ……でも反応がとろいので、以下の行動については、問題がありません(おい

 あ、あと一箇所。

*************************************

 男は触れ合った太刀を滑らせ、小次郎の右腕に傷を負わせる。 
  
 小次郎    :「…………」 
 侠児     :「(チイィィ……浅いっっっ!)」 
  
 傷を負わせることはできたが、致命傷では無い。 
  
 譲      :「(いきなり、そんな高度なタイミングを求められても…)」 

**************

 えと、ここのところを

 譲      :(今なら今って、はっきり考えてくれっ)

 とします(^^;;
 表層思考読み取り12、ですので。
 #侠児さんの自律が14。これに、侠児さんの勘違い(譲が戦い方を知っている)を
加えますと、多分譲が読み取りそこなうでしょう(おい)

************************************************** 
  
> #少なくともPC的に『このままでは確実に世界が滅ぶ』ことを知っている人間 
>が存在することが判明した訳ですから……。 
  
……責任重大だなあ、譲(んむんむ)……(撲っ)
  
> という訳で、譲くんを登場させましたが、E.Rさん的に満足が行く扱いであっ 
>たかどうか自信がありません。 

 自分的に、この手の異常感覚のキャラクターは
「それが絶えずオン状態である」というのが普通でしたので、
それをちゃんと説明していなかったよな、と。
#譲の場合、精神の鍛錬によって、これを、常時、抑圧していることでなんとか
#正気を保っております。
#抑圧していない風音については………拠って件の如し(撲っ)

 侠児さんの戦法については、
「ああ、これがこじろくん(本物印)をやっつけたときの方法だね」と思ったので、
本体的には、なるほどと思いつつ読んでおりました。(但し、じゃ具体的に図を描いて
説明せよといわれると困るかも…)

 ちうわけで、最初の部分、かなり変化させてしまいました(滅)
 すみませんーーー


 あ、そいと。
 これは、別める見てて、思わず……茶々と言うかなんというか(汗)

> 己の未熟さ故に弁解せねばならんというのは辛いものです(^^;

 咄嗟に。
「認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものは」
を思い出した己って(^^;;;;;;;;;
#若い人は判らないと思いますので、20代後半〜30代の、その昔アニメに凝っていた
#人にお聞き下さい(おいおいおい

 ではでは。


    

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