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Date: Sun, 18 Jun 2000 21:47:34 +0900 (JST)
From: 吉 GUY <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19663] Re:[WP01P] エピソード『コンビネーション』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200006181247.VAA84629@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 19663
2000年06月18日:21時47分33秒
Sub:Re:[WP01P]エピソード『コンビネーション』:
From:吉GUY
吉GUY@未熟者 です
どもです、ソードさん。
己の未熟さ故に弁解せねばならんというのは辛いものです(^^;
(略)
> ここ、まあ、心を読む譲さんが理解しているのはかまわないのですが、
>読み手は、二人が何をしたいのか理解できませんね。
>
> その後、その作戦会議の結果が出て、小次郎(仮)さんが退却するなら疑問も
>解けるのですが、結局何もせずに退却してしまっていて、何がしたかったのか、
>何が「コンビネーション」なのかがわかりませんです。
いや〜実は(^^;
> 侠児 :「行くぞっ!!!」
>
> SE :キィィィィィィィ…………
>
> 譲と男が結界を交換する。
(略)
> 男は太刀を背中に隠したまま、小次郎へ向かって一直線に高速で地面を滑る
>
> SE :ンィィィィ…………
>
> 男が体を捻り、腰の高さに蹴りを出す。しかし、それは蹴りの当たる間合いで
>はない。
>
> 小次郎 :「がっっっ…………!」
>
> 小次郎の斬撃の構えを見せた瞬間。
> 小次郎の視界から男の姿が消えた。
>
> SE :ダンッッ…………
>
> 数瞬遅れて地面を蹴る音が響く。
> 男が小次郎の背後の空間に現れた。
> 男の持つ太刀が一瞬輝きを増し、小次郎に襲いかかる。
>
> 侠児 :「ぜやあぁぁぁぁっっっ……!」
> 小次郎 :「!」
>
> 小次郎の右腕の関節があらぬ方向へ曲がり、男の太刀を受けようとするが……
>
> SE :ギィィィィ………………ズザッ!
>
> 男は触れ合った太刀を滑らせ、小次郎の右腕に傷を負わせる。
>
> 小次郎 :「…………」
> 侠児 :「(チイィィ……浅いっっっ!)」
>
> 傷を負わせることはできたが、致命傷では無い。
>
> 譲 :「(いきなり、そんな高度なタイミングを求められても…)」
>
> 譲は男の要望していたものに対し不満を覚えた。
『コンビネーション』より
いや〜これがその"コンビネーション"だったんですけどね(^^;;;
描写をもっと工夫すべきだったというか、まずかったというか(反省)
まあ、「私がGMだったら」という考えで、「正面にいた侠児が、いきなり背
後から斬りつけた」訳ですから、「小次郎側の防御(無効化)に不利な修正を付け
る」という効果です。ルール的には。
でまあ、「譲くんと組むのが初めてだったから、タイミングが合わない」と
して修正を甘くして、「侠児の斬撃が致命傷にはならなかった」とした訳です
んでも、一応は傷を負った訳なので、「小次郎は退却」とした訳です(^^;
> もちっと説明があった方が親切かなぁ……と思うのですが、いかがでしょうか?
「譲くんのサポートによって、小次郎に対し、侠児の攻撃が不意打ちの効果
を持つ」という描写をもっと工夫せねばなりませんでした(^^;(反省)
> ま、EPですので、わかる人だけわかれば良いのかもしれませんが、
この戦術については、いちお〜以前から伏線を張ってはいたつもりだったの
ですが……(^^;
> 10円玉の音が響くと同時に侠児は動いた。一直線に"疾影"で小次郎に接近する
>
> 小次郎 :「(ばかな! いくら何でもそんな軌道ならっっ!! )」
>
> 侠児が突き刺さった太刀に近づき、日向へ出ようとする直前、小次郎は一瞬で
>影の位置を判断した。歩みを進めそして……
>
> 小次郎 :「ぜあぁぁぁぁぁっっっ…………!」
>
> SE :キィン!
> SE :(重低音)
> SE :ピッキィ…………
>
> 陸橋に"斬影"による切断線が走る。
>
> SE :カランン…………………………
>
> 侠児の持っていた鞘が手を離れ地面に落ちた。
> その音が陸橋の下で反響する。
>
> 侠児の姿が消えた。
>
>
>瞬きの間
>--------
> 侠児が消えた。
>
> 小次郎 :「???」
>
> 何処へ消えた? いやそれより、何故? どうやって?
> 小次郎が混乱する。しかしそれは瞬きに等しい間。
>
> 小次郎 :「!!?」
>
> 侠児が突然現れる。文字通り目の前に。同時に太刀を持つ手は抑えられ、顔に
>…いや眼に衝撃が来る。
(略)
> 侠児が仕掛けた消える戦術は、本来、結界能力者が二人以上で堕とし子を倒す
>ときに使うもの。
>
> 侠児 :「未熟な君が相手ならこんな芸当もできる。」
>
> 今回の侠児は、小次郎の結界操作能力の未熟さに着け込み、天降太刀を餌にし
>て小次郎の心理に揺さぶりをかけ、隙を突いたにすぎない。
『結界戦闘』より
これです、伏線。
『結界戦闘』を書いたときに、どなたからもクレームが来なかったので、
今回『コンビネーション』を書いちゃった訳だったのですが(^^;
伏線が伏線に見えていなかったというのは問題ですな(^^;
#しかしまー、侠児のこの戦術は、「タネを知っている結界能力者」には通
用しないですな(^^;
吉GUY@最近よく己の拙さを思い知る
ji-guy@dike.dricas.com