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Date: Sat, 17 Jun 2000 05:28:09 +0900
From: "瑞原 風流" <kazaru@lycos.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19642] [HA06P] ＥＰ 『嘘か真か・・・』
To: "ml" <kataribe-ml@trpg.net>
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エピソード『嘘か真か・・・』
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登場人物
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風間 透流（かざま とおる）
：浪人生でフリーター。ただの車好き。
風間 瞳 （かざま ひとみ）
：大学一年生。最近生意気になったらしい（透流談）
風間 すばる（かざま すばる）
：二人の母親。年齢不詳。
本編
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透流 ：「ただいまぁ、あれ、すばるさんは？」
瞳 ：「てんとう虫ないから出かけてるんじゃない？」
てんとう虫。 往年の車スバル３６０の愛称である。
透流 ：「ふぅん・・・で、飯は？」
瞳 ：「あれ・・・」
台所に料理の残骸らしき物がある。
透流 ：「また、失敗したんだな・・・」
瞳 ：「そうみたい。けど、すばるさんってホントに何もできない
：わよねぇ・・・どっかのお嬢様みたいでさ」
透流 ：「そうだよなー・・・そういやさ、すばるさんの方の親戚っ
：て見たことないよな」
瞳 ：「そういえば、そうね・・・」
透流 ：「あの、奥手な親父にしては、よく見つけて来たよなぁ」
瞳 ：「それ言っちゃだめでしょ兄貴、かりにも親なんだし」
外から・・・独特の車の音が聞こえる。今時、あんな音を出す車は一台
しか知らない。
透流 ：「あ、帰ってきたな・・・。しかし、実は母さんって、てん
：とう虫だったりしてな」
瞳 ：「まっさかぁ・・・いくら何でもそれはないでしょ・・・」
透流 ：「本当にそう思うか？」
自分たちが機械と話せること自体は気にしないが、何で話せるかまでは
わからない。まさかと思いつつも思わず顔を見あわせる二人。
すばる ：「ただいまぁ。すぐにご飯作るわね？ あれ、二人ともどう
：かしたのかしら？」
透流＆瞳 ：「「なんでもない、なんでもない」」
すばる ：「まぁ仲がいいのね。さてと、何を作ろうかしら」
買ってきた材料を見て、つぶやくすばる。
それを聞いて、再び顔を見あわせ。今度はため息をつく二人だった。
出来た料理はカップ麺だった・・・。
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と、ゆーわけで謎の天然ボケお母さんです（笑）
本当に嘘か真かわからない話ですが、真実はどうなんでしょう？
俺も知りません（笑）
瑞原風流
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