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Date: Tue, 13 Jun 2000 16:33:10 +0900
From: k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp (k-sasaki)
Subject: [KATARIBE 19511] Re: [HA06P] エピソード『ビーカーとジュース』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200006130735.QAA08803@mail.tg7.so-net.ne.jp>
X-Mail-Count: 19511
こんにちは。
ぼ〜みん@明日の試験はReading
です。
gallowsさん、修正ありがとーございます〜。
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エピソード『ビーカーとジュース』
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登場人物
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比企玉緒(ひき・たまお) :吹利高校実験科の二年生。化学部にはごくた
:まに顔を出す程度。やや悪趣味。
火撫楓(ひなず・かえで) :吹利高校実験科の二年生。化学部の部長。
本文
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いつもより早めにホームルームが終わったある日の事。火撫が意気揚々と化
学実験室の扉を開けるのだが。
火撫 :「比企さん、ビーカーでトマトジュース飲むのはやめてぇ」
目に入ってきた光景に力なく呻く。
薄暗い化学実験室で独りジュースを飲んでいたのである。
玉緒 :「トマトジュースに……見えるのね」
火撫 :「おいっ、まさか、生き血じゃないだろうなっ!?」
真っ赤で、トロリとしている液体……。トマトジュースではないとしたら、
生き血の他に何がある?
玉緒 :(窓の外を見て)「……もうすぐ、梅雨ね」
火撫 :「話そらすし(しくしく)」
玉緒 :「気にしないで、そのうちいいことあるわ……たぶん」
火撫 :「あうぅ〜、もう生き血でもなんでもいいから他の人が来
:る前に飲んじゃって……。化学部が変な目で見られかねな
:いからぁ……」
ビーカーの中の液体はまだかなり残っている。
玉緒 :「わかったわ……」
そう言って、玉緒が飲みだすと同時に。
SE :がちゃっ
謀ったかのように、実験室の扉が開かれた。
時系列
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2000年梅雨入り直前のお話
解説
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これが日常なんです。
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実験室に入ってきた人が逸般人であることを祈りましょう(笑)
それではっ
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ぼ〜みん
E-mail : k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp