[KATARIBE 19506] [HA06P] エピソード『ビーカーとジュース』

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Date: Tue, 13 Jun 2000 06:10:29 +0900
From: k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp (k-sasaki)
Subject: [KATARIBE 19506] [HA06P]     エピソード『ビーカーとジュース』
To: kataribe-ml@trpg.net
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こんばんわ。
ぼ〜みん@試験はいいのかっです。

随分と昔の事のような気がしますがEPに起こしてみました。
gallowsさん、つっこみ拡張お願いします。

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エピソード『ビーカーとジュース』
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登場人物
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 比企玉緒(ひき・たまお)	:
 火撫楓(ひなず・かえで)	:吹利高校実験科の二年生。化学部の部長。

本文
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 いつもより早めにホームルームが終わったある日の事。火撫が意気揚々と化
学実験室の扉を開けるのだが。

 火撫     :「比企さん、ビーカーでトマトジュース飲むのはやめて」

 目に入ってきた光景に力なく呻く。
 薄暗い化学実験室で独りジュースを飲んでいたのである。

 玉緒     :「トマトジュースに……見えるわよね?」
 火撫     :「おいっ、まさか、生き血じゃないだろうなっ!?」

 真っ赤で、トロリとしている液体……。トマトジュースではないとしたら、
生き血の他に何がある?

 玉緒     :(窓の外を見て)「……もうすぐ、梅雨ね」
 火撫     :「話そらすし(しくしく)」
 玉緒     :「気にしないで、そのうちいいことあるわ……たぶん」
 火撫     :「あうぅ〜、もう生き血でもなんでもいいから他の人が来
        :る前に飲んじゃって……。化学部が変な目で見られかねな
        :いからぁ……」

 ビーカーの中の液体はまだかなり残っている。

 玉緒     :「わかったわ……」

 そう言って、玉緒が飲みだすと同時に。

 SE     :がちゃっ

 謀ったかのように、実験室の扉が開かれた。

時系列
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 2000年梅雨入り直前のお話

解説
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 これが日常なんです

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 でわでわ〜。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
ぼ〜みん
E-mail : k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp


 



    

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