[KATARIBE 19473] Re: [HA06P] エピソード『TRPGサークル?(仮)』

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Date: Sun, 11 Jun 2000 16:26:54 +0900
From: k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp (k-sasaki)
Subject: [KATARIBE 19473] Re: [HA06P]     エピソード『TRPGサークル?(仮)』
To: kataribe-ml@trpg.net
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 こんにちわ。
 ぼ〜みんです。
 前期中間考査まであと3日……。
 現実逃避にEP流しま〜す。

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エピソード『TRPGサークル?(仮)』
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登場人物
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 水瀬璃慧(みなせ・あきえ):
    :吹利学校高等部二年。TRPG歴は1年に満たない。
 火撫楓(ひなず・かえで):
    :留年して高校二年生。TRPG歴はそれなりに長い。

本文
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 四限目の授業が終わって、昼休みが始まる。

 璃慧     :「ふぅ、音楽室行こっ」

 いつものように教室を出ようとしたら、ふと目の端に異様な物を見たような
気がして立ち止まる。
 一人の男子生徒が机の上の教科書・ノートを片付けて、傍らの鞄からお弁当
を取り出すところだったのだけど……。

 璃慧     :(えっと……火撫っていったっけ?)

 今年から璃慧達のクラスメイト。つまりは留年したということ。
 
 SE     :ドンッ!

 璃慧     :(……なんか、おっきいな(;^^)

 そう、箱の大きさが尋常じゃない。縦15cm、横10cmぐらい。男子だった
らこれくらい食べるかもしれないけど、深さも10cmはある。これはいくら何
でも大きいと思う。その上、その弁当箱の蓋には派手な絵がプリントされてい
て……。ん? 派手な絵?

 璃慧     :(……ルールブックじゃん(苦笑) てか、先にご飯食べ
        :ろよ……
        : でも、そっか。TRPGやるのか〜)

 お弁当じゃなくて七冊ほど積み重ねられたTRPGのルールブックだった。火撫
はどうやらキャラクターを創っている最中のようで。気合いを入れるためか腕
まくりまでしてる。璃慧ももちろん知ってる有名なTRPG。ちょっと気になって
後ろから机の上をのぞいてみる。
 
 璃慧     :「あ、かわい〜♪」

 キャラクター・シートのイラスト欄に描かれていたのはパヤパヤとしたフク
ロウ。つい声を出してしまう。
 当然、火撫は振り返ってくる。

 火撫     :「およ? ……もしかしてこれ、知ってる?!」

 璃慧     :「あ……うん、知ってる……」

 火撫     :「ホントッ?! 誰も知らないかと思ってたよぉ〜。うれ
        :しぃ〜! 前はクラスの友達どうしで集まってやってたん
        :だけど、都合があわなくなっちゃって〜。(……みんな受
        :験だし(;;)あ、ねぇ、セッションとかやってんの?」

 璃慧     :「んー、月1くらいでサークルでやってる程度かなあ。あ
        :学校のじゃないけどね。あとは、オンラインかなあ」

 火撫     :「へ? この学校にTRPGできる部活あった……の?」

 璃慧     :「……知らなかった?(汗)」

 火撫     :「知ってたら入ってたよ〜」

 入学式の次の日ぐらいに新入生を対象に部紹介をやったはずなのに……。

 璃慧     :「……(とーいめ)んーっと、知り合いで入ってる奴いる   
                :から、紹介する? 性格は良くないけど(笑)」

 火撫     :「うぅ、今さら入るのもなぁ……」

 普通なら3年生。今から新しく入部するのは気が引けるのかもしれない。

 璃慧     :「まー、サークルでもオンラインのでも、紹介はできるけ
        :ど……」

 火撫     :「サークルっていうのはどんなとこ?」

 璃慧     :「んーっと、社会人が多いかなあ。ソードワールドやって
        :る。この学校の奴も、もう一人いるよ」

 火撫     :「ソードワールドかぁ……いいなぁ」

 璃慧     :「GMは持ち回りで、ダンジョン系が多いかな」

 火撫     :「ほ〜。ねぇ、ガープスは? そのオンラインでやってた
        :りする?」

 机の上にあるキャラクターシートもガープス。お気に入りか……。

 璃慧     :「うーん、あたしがやってるのは、自作ルールのだからな
        :あ。さがせばあるかもしれないけど……」

 火撫     :「そっかぁ〜。……ん〜、じゃぁさ、悪いけどそのサーク
        :ルっていうのとオンラインの、紹介してくれる?」

 璃慧     :「おっけー。ネット環境はあるの?」

 火撫     :「このまえ整ったところ〜」

 璃慧     :「そっか。んとねー、メルアド教えてくれる? 詳細、メ
        :ールで送る」

 火撫     :「んと、書くもの書くもの……っと」

 璃慧     :「了解〜。っと、話後でいい? 友達待たせてるから…
        :…」(後ろの方にいる悠たちを見て)

 火撫     :「あ、ごめん、ありがと〜」

 璃慧     :「それじゃね」


時系列
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 2000年4月の半ば過ぎ

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とりあえず。
とりあえずです。
セリフとセリフの間の文等、足りないところがあるはずです……。
瑠璃さーん、試験後にでもお願いしまーす。

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 ぼ〜みん
 E-mail : k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp
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