[KATARIBE 19389] Re: [HA06P] エピソード『ダブルデート』(仮)

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Date: Tue, 06 Jun 2000 23:17:08 +0900
From: Kakeru Aozora <kakeru@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 19389] Re: [HA06P]  エピソード『ダブルデート』(仮)
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かけるんです。

エピソード『ダブルデート』
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3本目ね

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ジェットコースターにのろう
--------------------------

 なんとか事故も起きず近鉄吹利レジャーランドに到着

 かける    :「とりあえず死ななくてよかったと主張」
 煌      :「そうぽんぽん事故るかい」

 というわけで園内に。

 煖      :「結構、混んでますね」

 日曜日ともいうことで親子連れやカップルがいっぱいいた。

 平田     :「それでどこからはじめるんだ?」
 かける    :「とりあえずお約束ということでジェットコースターから」
 煌      :「そんなお約束があるの?」

 ない。

 かける    :「基本ですな」
 煖      :「そうなんですか」
 平田     :「……まぁ、並ぶか」

	絶叫マシーン『サンダーボルトミレニアム』
	(ぜっきょうましーん『さんだーぼるとみれにあむ』)

	 2000年4月に完成した吹利レジャーランドの最新絶叫マシーン。
	 形はいわゆるジェットコースターだが、レールがなく空中に浮かん
	でいる(ように見える)。
	 空中をでたらめにきりもみ回転しているように見える。
	 詳細は企業秘密らしい。 

	----近鉄吹利レジャーランドFANウェブページより----

 途中省略。

 かける    :「落ちるうううううぅぅぅぅ」
 平田     :「うおおおおおおおぉぉぉぉ(ぼ、帽子が飛ぶ)」
 煌      :「きゃははははははははははは」
 煖      :「どういう仕組みなんですかねぇ」

 かける    :「……死ぬ」
 平田     :(ふらふら)
 煖      :「おもしろかったですわ」
 煌      :「次はあれに乗ろうよ」

 と煌が指差した乗り物は、絶叫マシーン『スパイラル・フォール』。

	絶叫マシーン『スパイラル・フォール』
	(ぜっきょうましーん『すぱいらる・ふぉーる』)

	 吹利レジャーランドの人気No.1絶叫マシーン。
	 形はいわゆる垂直落下式フリーフォールだが、その落差80メートル
	以上。
	 落下時はカタパルトにより最大速度200キロを越え、背面逆落としで
	ひねりが入ると言う極悪な代物である。
	 搭乗後。へたり込むのは当たり前。失神する人もでることも希では
	ない。 
	 というか「意外と大した事無かったわね(笑)」 とかいいながら平気
	で歩いて帰る人がいたらかなり化け物である。

	----近鉄吹利レジャーランドFANウェブページより----

 かける    :「……嫌です」
 煌      :「いーからいーから」

 ずりずりとひっぱられていくかける。

 煖      :「一緒に行きます?」
 平田     :「結構です」
 煖      :「じゃぁ、待っていてあげましょうか」

 止めてやれよ(^^;

今度はフリーフォール
--------------------

 かけると煌が待つこと数十分。次がかける達の番だ。

 係員A    :「お疲れ様でした」

 ロックが解除されるがだれも出てこない。

 客A     :「うぐっ」
 客B     :「きもちわるい……」
 客C     :(完全にダウン)

 かける    :「うぐぅ。やめない?」
 煌      :(わくわくわく)

 止める気はまったくないらしい。

 かける    :「うぐぅ。やめない?」
 煌      :(わくわくわく)
 かける    :「じゃぁ私はなまあたたかいめでみまもってあげるから」
 煌      :(がしっ)

 かけるをつかんで中に

 煌      :(えーと安全ロックをおろしてと)
 かける    :「おろしてくれ〜」

 じたばた暴れていると。

 係員A    :「危険ですので暴れないでくださいっ」
 係員B    :「それでは発車します」

 発車ベル   :「りりりりりり」

 ゆっくりと上昇開始。

 かける    :「なんというか」
 煌      :「ん?」
 かける    :「放物線って美しいよな」
 煌      :「ほえ?」

 みるみる下界が小さくなる。

 かける    :「花澄さんがなんか物理が美しいとかいっていたけどそれ
        :がなんだかわかるようなきがするよ」
 煌      :「あはっ。煖が手を振っているや」

 もう点にしかかけるんには見えないんですが。

 かける    :「えいえんの法則ってかんじ」

 ゆっくりと座席が背後に傾く

 煌      :「おっ。そろそろかな」
 かける    :「ねぇ」
 煌      :「あ?」
 かける    :「いまからでもとまらないかな」
 煌      :「とまらないんじゃないのかねぇ」

 落下開始

 煌      :「うひょぉぉぉぉっ」

 ぐるんぐるんまわっておっこちてしたまで到着。

 係員A    :「お疲れ様でした」
 煌      :「ああ、かける今度は声出さなかったじゃん」

といって横を向くと。

 かける    :(くてっ)
 煌      :「……気絶してるし……」

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蒼空かける                       kakeru@trpg.net

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