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Date: Sun, 21 May 2000 15:15:22 +0900
From: Miyachi <soutou@mc.neweb.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 19107] [HA06L] 怪奇アワー
To: kataribeML <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <39277EFA1D6.19BFSOUTOU@ms-mc.neweb.ne.jp>
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ど〜も。
総統です。
怪奇ログ。
末夜さんも最近いろいろあるな(w
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玉緒、末夜の不思議話
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[gallows] ラーメン屋
[haieda] おや。
こっちに来た。
[gallows] どんぱち始まりそうだし(w
玉緒 :「うとうと……すぅすぅ」
末夜 :「こちらは静かなようだ」
[gallows] 眠りにつくと同時に玉緒の周囲に花が生い茂る
皮膚が微かにかさつく。
末夜 :「……ほお」
[sf] # どんどん人外化してるな
[gallows] #人外より人外くさい人間(w
末夜 :「眠れる森の……といいたいが」
[gallows] #でもそろそろキャラシー書けそうなくらい固まってきた
末夜 :「なんだか花粉が、纏うな。」
[gallows] 服の隙間から花は生えている……これは体から生えてることを意味するのか
甘い匂いのする花粉。意識が微かにもうろうとする。
表の喧騒もここでは静かなものだ
#(笑)
玉緒 :「……ん……んー」
末夜 :「これは……」(花を一輪とり)
:「古い受刑者の死体から生えるという……?」
:「まさか、な」
:「だが、なぜ、こんな処で眠っているのだろう」
:「ぼくも、眠く、なってきた、な」
[gallows] 似ている。が、彼女は死者のようにも見えるが生きている。末夜はその考えを振り払って冷静な分析をはじめた。
[soutou] #ラーメン屋では何か始まったぞ(w
末夜 :「共生しているようにも見える」
:「あるいは、極端な話、彼女の一部ということもある」
[gallows] #ラーメン屋じゃないのかもしれない(笑)
[haieda] #ちがうんじゃないかな(w
彼女を起こそう、という常識的な判断ができなかったのは、花の香りのせいか。末夜はその甘い香りに、次第にとらわれていく自分に気がついた。
[gallows] さまざまな仮説を立ててみる。しかしいつの間にか末夜は眠りについてしまった。あるいは既に思考の段階で……
[soutou] #ああ、なんか怖いことになりそうだ(w
玉緒 :「……ぴく……」
[gallows] 玉緒の外れやすい左目だけが見開かれた。
[haieda] 夢と現実の狭間の場所で、末夜は思考しつづけている。
体は静かに、花の中に横たわっている。
やすらかに寄り添って眠っているようにもみえる、その眺めだった。
[gallows] 左目は本人の意識と無関係であるかのようにぐるぐると周囲を見回し、そして玉緒に寄り添うように眠る男を見つける。
末夜 :「……これは。君は……?」
[haieda] 唇が小さく言葉を紡ぐ。
玉緒 :「……すう、すう」
[gallows] 少女は寝息を立てたままだ。
[haieda] 末夜の手に握られた一輪の花が、静かに、這うように根を伸ばす。
[gallows] 末夜は全身から力が抜けていくような気がした。まるで冬虫夏草に寄生された虫のように。
#恐怖アワーです(w
[haieda] わずかに血の玉が、肌に浮かび、そして消える。
[soutou] #あわわわ
#ピンチだ(w
[haieda] #大丈夫か、末夜(w
#タスケテー
[gallows] #まあ、捕食が目的ではないので。防衛本能で動きをとめるだけ(w
[haieda] 細いほそい毛根が、血管の中をすすむ。
末夜は奇妙にここちよい、夢をみる。
[gallows] 死者のように色白の、けして笑わない少女の夢。
[soutou] #流石に、このゴシックホラーな世界で、ラブラブ補完だなどと言い出せない(w
[gallows] 顔はない。ただ華のイメージばかりが鮮烈で。
[haieda] そして足もない。末夜の視線がそこに向かうことは決して無いが。
ただ微笑をうかべながら、末夜は少女の細い肩に手をよせる。
絹のように白い肌は、夜気と同じく、滑らかで冷たい。
[gallows] 『誰?』
[haieda] 『僕だよ』
[gallows] #さて、どうしよう(笑)
[haieda] #ゴシックな感じだねえ
[gallows] #目を覚ましてもらおうかな。誰って問いかけが現実のものってことにして。
[haieda] 『僕は――末夜』
そうだ、自分の名は。
静かに、意識が浮かび上がる。
玉緒 :「誰?」
末夜 :「――末夜雅俊、君を――」
[haieda] 目を開く。
末夜 :「ここは……?」
[haieda] 手足の先から、夢の残滓が抜けていく。
[gallows] 花も全て消えている。アレも夢だったのだろうか。
[haieda] あの甘くしびれた感覚を、名残惜しく思う。
ふと、手を見る。
花びらが一枚、手の中に握られている。
玉緒 :「…………(じー)」
末夜 :「僕は、なぜここにいる?」
[gallows] 自分の膝にもたれかかる男を見ている。
#(笑)
[haieda] 頭の下の感触に気がつく。
[gallows] #場所は……早朝の公園とか。
[haieda] ちょっと肌寒い感じなんだな。
身をおこす。
[gallows] んむ。もしくは狭い路地のゴミ捨て場とか
[haieda] ひょうしに、花びらはひらひらとどこかへ。
#ゴミ捨て場に二人で倒れてたのかー(w
しかしこれは何だかちょっといい感じのスケッチだ。
[gallows] #絵的によさげっすね
[haieda] このまま余韻を残すのが綺麗かな。
[gallows] ふむ
そっすね
うーむ、怖いよ(w
今後の末夜氏
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[haieda] ああ。よかった。ギャグ調にならなくて。
[gallows] このまま食い殺すとおわってしまうからのう(笑)
<ギャグ調
[haieda] そりゃ困る(w
そのまま、玉緒の花の中の顔になって登場するんだ(w
<今後
[gallows] ふっふっふ。デスマスク
[haieda] むしられると「ギャアアアア」、と叫んで血を吐く。
……ふむ。
ちっとヤだな。
[gallows] そりゃ食い殺されたらいやでしょう(笑)
[haieda] しかし、この勢いをかって、末夜のシリアスエピソードを構想しよう。
その関連でキャラアイテムも一個作ってしまうのだ。
[gallows] ふむ
[haieda] むかし末夜が武器作りが大好きだったころのお話。
いまは嫌いだが。
あとは「彩花のおそるべき秘密」とか。
いろいろネタだけはあるなぁ。
[gallows] ほむほむ
[sf] ふむ
[haieda] しかし、狭間のらぶらぶを始めて目の当たりにしたぞ(w
昔のエピソードを読んでると、結構あるなと思ったものだが。
[gallows] 僕もはじめてかもしんない。鏡介のはどろどろだったからなあ(笑)
[haieda] うむ。いいものを見た。
[sf] (;^^)
[haieda] て、津村姉妹のほう?
[gallows] ま、一連の流れとして。
[haieda] なるほど。
あの話をよんで、こういうのはかけん、と思ったものです。
末夜は人が良すぎるんだ、まったく。
[gallows] ふむ
[haieda] もっと、心に引っかかりのあるセリフを吐かせたいなぁ。
通りのいいセリフは、結局印象が薄いんだ。
[gallows] むずかしいっすねえ。>台詞回し
[Onomoto] どーしてもボケてしまう(笑)
[haieda] とくにチャットだと、考える暇がないから。
ついついその場しのぎの言葉が細切れで出てしまう。
いかんのぅ。
もっと身を削らねば(爆)
さて、また4時か。
ここんとこ睡眠が少ないなあ(w
彩花の絵はまた今度だ。
[gallows] たのしみにしとります(w
[haieda] てことで、お休みなさいです。
[gallows] おやすー
[sf] (;^^)
おやすみー
! haieda (……僕のキャラでラブラブ? そりゃ無理だろう。)
[sf] ふふり
[Onomoto] ふぁいと、だよ(笑)
[sf] しかしまあ、今回の花の話は
じつにこー不可思議でいいな
[gallows] ふみ
突発的に始まった割には、自分でも気に入ってます(w
[sf] ファンタジーなとこがいいですな
$$
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ゴシックホラーだにょ(w
ではまた。
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総統<Nobuki miyachi>
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