[KATARIBE 18971] [HA06P] 『おこげ』

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Date: Sun, 14 May 2000 16:40:16 +0900
From: k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp (k-sasaki)
Subject: [KATARIBE 18971] [HA06P] 『おこげ』
To: kataribe-ml@trpg.net
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こんにちは〜。
ぼ〜みん@寝起き(ぉぃ)です〜。
日常の1コマを書いてみました〜。

つっこみ、訂正等ありましたらおねがいします〜。


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エピソード『おこげ』
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登場人物
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 染木忍(そめき・しのぶ):
 A君:
    :化学部の2年生。楓が留年したため部長にならずに済んだ、ラッキー 
    :な人。
 Bさん:
    :化学部の2年生。猫な人(謎)。
 火撫楓(ひなず・かえで):
    :化学部の2年生。連続部長記録更新中(爆)。


本編
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金曜日の放課後、吹利学校高等部の化学実験室にて。
化学部員各々が自分のやりたい実験をやっている。

 A君     :「ん? 何だ? この液の表面に浮かんでいる黒いモノは」
 Bさん    :「あれぇ〜? なんだろ?」

何か騒がしい。

 楓      :「どうしたの〜?」
 Bさん    :「にゃ、水酸化ナトリウム溶かしてたら、変な黒いのが浮い  

        :てたの」
 A君     :「冷やし損ねたからかな…?」

水に溶かしたときに発熱する薬品を大量に水に溶かす時は、
念のため氷で冷やしながらすることになっているのである。

 楓      :「ほぅ、冷やさなかった。
        :ってことはこれは、……おこげだね!」
 Bさん    :「ふにゃ、おこげ?」
 楓      :「うん、熱くて反応しちゃったんだね〜」
 A君     :「えーっと、じゃぁ、これは……どんなモノができたん
        :だ?」

A君、どうやら楓の言ったことを信じているらしい。

 楓      :「(ぉぃぉぃ、真に受けるなよぅ)んにゃ、炭素。Cだよ」
 A君     :「ふ〜ん、たん……。いや、それはないでしょ、炭素は」
 楓      :「お醤油つけて食べると美味しいかも〜♪」
 Bさん    :「でも、実際どうしてだろ? あっ、染木先生〜」

実に丁度良いところに(^^)

 染木     :「どうかしたの?」
 Bさん    :「かくかくしかじかなんですけど……」
 染木     :「それは…、ちゃんとビーカー洗ってから使った?」

間。

 A&B    :「……………………洗ってない」
 楓      :「……おいこら」
 染木     :「じゃぁ、それが原因ね……(ため息)」

時系列
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 2000年5月の半ば。

解説
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 実験器具は正しく使いましょうね〜。

$$
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 それでわ〜。

ぼ〜みん
E-mail : k-sasaki@tg7.so-net.ne.jp



    

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