[KATARIBE 18723] [WP01] : EP 「年末の形〜狩人による変奏曲」

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Date: Thu, 20 Apr 2000 13:16:17 +0900 (JST)
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 18723] [WP01] : EP  「年末の形〜狩人による変奏曲」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200004200416.NAA71446@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 18723

2000年04月20日:13時16分16秒
Sub:[WP01]:EP「年末の形〜狩人による変奏曲」:
From:E.R


 こんにちは、E.R@相変わらず書いてます です。

 というわけで、お送りします。
もしかしたら、既にダブって月影の年末を書かれた方がいるかも、とも
思いますが、その場合は、これ、破棄して下さい(^^;;

 では、少々時間的にずれてはおりますが……

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「年末の形〜狩人による変奏曲」
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登場人物
--------
月島直人:
更雲 翔:
更雲 優:
桜居珠希:
青天目譲:白鷺州風音の対である狩人。2度目の1999年初頭に、風音の、時間
    :に対する違和感を与えられている。

本文
----
1:住人達と狩人
----------------

 1999年12月31日。いわゆるところの大晦日である。
 普通は、大掃除だのおせちの用意だのに明け暮れるべき日であるのだが、こ
こ、不夜城と化した新宿は、やはりざらざらと人込みの中にある。
 その、一角。
 あまり人の通らない通りに面した。
 あまり流行ってはいない……だろう喫茶店。

 控えめな看板には、月影、とある。

 それでも、この大晦日、終夜営業の札がドアのノブにひっかかっている。 
 時刻は、10時を既に半分廻っている。
 一時間半だけ残った、『今年』。
 否……………

 譲      :(……いつまで『今年』が残るやら)

 ふいと、そう考えてから苦笑して、ノブに手をかける。

 譲      :「こんばんは」

 声と同時に扉が開く。
 マスターが、顔を上げて……
 ……その表情が、愛想笑いから苦笑へと変わる。

 直人     :「……こんばんは」
 譲      :「こんばんは」

 今年……特に後半。
 既に顔見知りになった青年が笑う。

 譲      :「……確か、風音さんから連絡が行っていると思ったんで
        :すが」
 直人     :「聞いてますよ」

 渋い顔のまま、言葉を紡ぐ。

 直人     :「あまり、お勧め出来ないな、と思ったんですが」
 譲      :「……今年一回やって、懲りたら来年は別の方法を考えま
        :す(苦笑)」

 カウンター席に座り込んで、苦笑した譲の前に。

 珠希     :「はい、お冷やっ」

 えらく威勢の良い声と一緒に、水を湛えたグラスが置かれる。

 譲      :「あ、ありがとう(笑)」

 この喫茶店に入り浸る……と言っても、主に軍資金の問題からさほどの回数
ではなかったのだが……ようになってから、すっかり顔馴染になったウェイト
レスの高校生が、えらい勢いでグラスをテーブルに置く。

 譲      :「桜居さんも、今年はここで年越し?」
 珠希     :「そーなるのかしらね」
 譲      :(何だか意外だな)
 珠希     :「……何よ」
 譲      :「いや、別に(笑)」

 何とは、なく。
 珠希と、年末のバイトが結びつかなかった譲である。

 直人     :「譲君、御注文は?」
 譲      :「……えーと、珈琲お願いします。月島さんが美味しいと
        :思うブレンドで(笑)」
 直人     :「はい(笑)」
 
 手慣れた様子で、マスターがコーヒーミルをまわす。傍らでもう一人、ウェ
イトレスらしき女性が、心得た様子で珈琲カップを用意する。

 譲      :「……(ふむ)」
 
 周囲を、見やる。
 
 翔      :「直人、こっちも同じく」
 直人     :「待て」

 マスターと同じ年頃の男性。
 そして、二人のウェイトレス。
 
 譲      :(……ああ)

 その、全てが。

 譲      :(住人、か)

 苦笑。自分の立場を思うと、それしか出来ない。
 視線が……月影のマスターのそれとかちあった。

 直人     :「……ああ、わかりますか」
 譲      :「……はい(苦笑)」
 優      :「どうぞ」

 す、と、タイミング良く置かれた珈琲を一口飲んで。

 譲      :「皆さん、住人なんですね」

 視線が、譲に向かう。
 静かに。

 翔      :「と、言うそちらは?」
 譲      :「僕は、狩人です」

 好奇心。明るい黄色と緑のくねるリボンのような。
 そこには疑問符はあっても、負の感情は無い。

 譲      :「対の住人は、白鷺州風音さん……なので、彼女は今日は
        :家にいるそうです(苦笑)」
 翔      :「ってのが、わかるのか」
 譲      :「はい、一応」

 短く応えて、譲はまた珈琲を含む。
 舌に、苦味が残った。

 直人     :「…………あまり、歓迎したくはないんですが」

 長身を少し屈めるようにして、言う。どこか透き通るような青い波が、彼の
両側から流れてくる。
 打算抜きの、心配。
 譲の口元が、ふと、ほころぶ。
 
 譲      :「住人は、記憶が消えないまま……変化もそのまま、なん
        :ですよね?」
 直人     :「……はい」
 譲      :「そして狩人は……元に戻る、と」
 珠希     :「元に?」
 譲      :「僕ら……いや、狩人は、記憶については普通の人と変わ
        :らない筈だから」

 穏やかな声に、珠希が細い眉を顰める。

 珠希     :「その割に、なんで知ってるの」

 主語も目的語もすっ飛ばした言葉だが、意味としては明白である。

 譲      :「僕は……今年の初めに、風音さんから違和感を貰ったか
        :ら」
 珠希     :「違和感……」
 譲      :「住人の持つ、違和感を」

 ふうん、と、興味深そうに相づちを打ったのは、どうやらマスターと友人ら
しい男性である。
 
 直人     :「…矛盾は、感じませんか?」
 譲      :「あちこち矛盾出まくりですよ(苦笑)」
 直人     :「……やっぱり(嘆息)」

 住人が、ある程度積極的に関わった記憶は、普通人にも残る。当然ながら、
狩人達にも残る。
 しかし、繰り返される1999年についての疑問は、彼等には、無い。

 譲      :「風音さんと話している時の記憶は残っている。多分他の
        :住人の人達との会話も、記憶としては残るんだと思います」
 珠希     :「でも……今年は」
 譲      :「1999年」

 一瞬の遅滞も無く、応えが返る。

 珠希     :「……変」
 譲      :「うん」

 苦笑は、変わらない。

 譲      :「それに、今年についてだけは……住人のお陰で、違和感
        :まで残ってる。これで年を越せるんだから、運が良い」
 直人     :「………(疑わしげな目)」
 譲      :「大丈夫ですって(苦笑)。まだおかしくなるには不足で
        :すから」
 珠希     :「なってからじゃ遅いわよ」

 ぱん、と弾くように言ってから、しかし彼女はそこで、考え込むような表情
になる。

 珠希     :「そっか。知識のある住人以外がどうなるか……それは譲
        :君だけに起こるわけよね」 
 譲         :「うん、だから、今日ここに来たんだ」
 翔      :「ふーん?」
 譲      :「大晦日を月影で過ごして、来年…というか新年戻った時
        :に、どのくらい記憶が混乱するかやってみたいと思って」

 にこにこと笑って言ってのける。
 マスターが静かに額を抑えた。
 
 珠希        :「なんかそれ、言葉尻だけ取るとマゾっぽい(笑)」 
 譲        :「知りたいだけだよ。分からないことだから(笑)」 
 直人     :「……くどいようですが、お勧めしません」
 譲      :「そうでしょうね(苦笑)」
 直人     :「特に……譲君、受験でしょう、また」
 譲      :「…………………(汗)」
 直人     :「余計なこと覚えている分、必要なこと忘れたら、困らな
        :いですか?」
 譲      :「切実に困ります」

 えらく真面目に、譲は受けた。

 譲      :「というか……受験に限って言うならば、正確に去年……
        :ええと、1999年に戻ってもらわないと困ります。受験英語
        :なんて、綺麗に忘れたし」
 珠希     :「問題、おぼえといてめもっとけば良かったのに」
 譲      :「それは、考えた(大真面目)」

 おいおい、ってな答えである。

 譲      :「と、いうか………そうだ、月島さん」
 直人     :「はい?」
 譲      :「これ……」

 鞄から、厚手のノートを引っ張り出して、直人に差し出す。

 直人     :「これは?」
 譲      :「僕の、今年の日記なんですが」
 直人     :「……………」
 譲      :「年を越してから、実家に送ってもらえませんか。住所は
        :最後のページにありますから」

 言われるまま、直人は最後のページをめくる。
 かしんとした印象の文字で、確かに住所が書いてある。

 直人     :「……って、これを?」
 譲      :「月島さん、以前教えて下さいましたね。住人が関わった
        :ことに対する記憶は残る、って」
 直人     :「まあ、そうですが……」
 譲      :「それで、試してもらえませんか。月島さんが持っただけ
        :で、そのノートの中身が残るのか。それとも見る必要があ
        :るのか、もっとはっきりと関わる必要があるのか……」
 直人     :「………」
 
 難しい顔のまま、直人が黙り込んだ。

 譲      :「……すみません、変なことをお願いして」
 
 口調こそ礼儀正しいのだが、依頼を撤回する気がないのもまた確かである。

 譲      :「でも、それくらいは知りたいんです。今年は結局、僕は
        :何一つ手伝うことが出来なかった」

 苦笑。苦味の強い。

 譲      :「来年……いや、僕にとっては今年なのかな?……どちら
        :にしろ、僕が残せるのは、そういうことだけのような気が
        :するから」
 直人     :「………(嘆息)……わかりました」
 譲      :「有難うございます(笑)」


2:カウントダウン
------------------

 かちり、と、小さな音がした。
 どうやら、壁にかけてある時計の針が、11時を回った際の音のようだった。

 優      :「じゃ……(時計を見て)……もうそろそろ、準備を始め
        :ましょうか」
 珠希     :「りょーかいっ。譲君もそれでいいわよね?」
 譲      :「それでって?」
 優      :「年越しそば、なんですけど」
 譲      :「(汗)……あ、はい、いいです」

 何故喫茶店で年越しそばなのだろう、と、咄嗟に思って…ああそんなもんか、
と、次の瞬間納得する。
 大きな鍋に水を張って、優が火にかける。
 
 直人     :「それにしても……譲君は、実家に帰らなくて大丈夫なん
        :ですか?」
 譲      :「あまり大丈夫じゃありません(苦笑)。妹にえらい怒ら
        :れました」 
 直人     :「……妹さんは……」
 譲      :「今は、元気です」

 明るい、けれどもそれ以上の追求を拒む、声。
 直人は口をつぐむ。

 1999年。
 譲の妹は、入退院を繰り返すのだという。
 一年かけて元気になり、そして家に戻り……
………そしてまた、1999年の始めの状態に戻るのだ、と。

 一切の記憶はない、らしい。
 そしてまた、譲からもその記憶は消えるらしい。
 それでも尚。知ってしまったことは、残る………

 優      :「何か、苦手なものはありますか?」
 譲      :「いえ、ありません……すみません」
 優      :「はい?」
 譲      :「お手数おかけします」
 優      :「いえ」

 ふうわりと笑う。
 それに笑みを返して。

 ふ、と。
 譲の表情がこわばる。

 直人     :「何かありましたか?」
 譲      :「いえ」

 意識野の端を、かすめるように流れる……鋭い蒼の色。
 鋭い悲しみの色。

 譲      :(ああ……やっぱり)

 対の相手の悲しみ。結界を張っていない今でも、やはりこれだけ強い感情だ
と感知できるようである。
 直人が、不審そうに譲を見やる。譲の能力については、既に知らせてあるだ
けに……

 譲      :「そういえば……他の住人の人達は」
 直人     :「それぞれ自宅でしょうね。新木さんは高校生だし、鞍馬
        :君は小学生だ」
 譲      :「成程……ってあれ?」
 直人     :「はい?」
 譲      :「住人の人達は、ちゃんと年を取るんですよね?」
 直人     :「……そうなりますね」
 譲      :「とすると……新木さんには、追い越されるのかな?」
 直人     :「え?」
 譲      :「年齢……実際の年齢が」

 げ、と、野菜を切っていた珠希が小さな悲鳴を上げる。

 譲      :「……桜居さんは、まだ、追いつかないよね(苦笑)」
 珠希     :「まだ、ね(汗)」

 そういえば……と、直人と翔が指を折る。

 翔      :「来年の四月で、本当なら高三か、珠希ちゃんは」
 珠希     :「……言わないでっ(切実)」
 譲      :(苦笑)
 翔      :「直人。お前んとこの竜也も……幾つだ?」
 直人     :「……………6歳(汗)」
 
 二十歳を過ぎた面々だと、「年より少々老けて見えるかな?」で誤魔化せる
わけだが。

 直人     :「もうそろそろ、問題だ……(滝汗)」

 自分達だけが、時の流れに対し、きちんと反応している。
 その……奇妙なずれ。

 譲      :「でも正直、桜居さんが高校生に見えなくなる以前に、周
        :りの皆がノイローゼになると思うけどな(苦笑)」
 珠希     :「何でよ」
 譲      :「住人に関わる記憶って、残ってしまう……そのうち、矛
        :盾が高じてくるだろうね」

 実際にそれを体験している人間だけが示し得る、説得力である。

 譲      :「飛び飛びとはいえ、数年分の記憶なんだし」
 珠希     :「……厭な言い方するわねー」
 直人     :「だから、早急に何とかしなくては」
 譲      :「住人の皆さんが、この時空の綻びの元になる……んです
        :ね(にっこり)」
 直人     :「……笑って言わないで下さい(嘆息)」

 何度も何度も繰り返し、巻き戻しては再生されるテープのような一年。その
テープに傷を残し、歪みを生じさせる者達が……住人。
 そして、住人を消滅させるために、対として生じる存在が……狩人。

 譲      :「……笑っている場合では、無くなるかもしれませんね」

 いつまで、この繰り返しが続くのか……………


 優      :「お蕎麦、出来ました」

 明るい声が、淀みかけた空気を破った。

 翔      :「お、頂きますっ」
 直人     :「譲君もどうぞ……優さんと珠希ちゃんも、もう多分お客
        :は来ないから」
 譲      :「頂きます」

 時折、それでも譲の目は壁の掛け時計に向かう。
 時計の秒針は、ひどく綺麗に弧を描いている。
 『今年』は、あと半時間を切っている。

 譲      :「あ、美味しい」
 翔      :「優の作ったそばは旨いなぁ」

 誉め言葉に、優が少し照れたような笑みを浮かべる。
 ぼんやりと、淡い紅の光。

 あまりに、普通の…………

 譲      :「……っと」
 直人     :「?」
 優      :「あ、七味、使われます?」
 譲      :「……いえ(苦笑)」
 
 自分から跳ね飛ぶ、どす黒い恐怖の稲光。
 気がつくのは、そういえば自分のみ……と。
 
 気が付いて、譲は苦笑する。

 時計はやはり、滑らかに動いている。
 時もやはり、滑らかに流れている。

 彼らは、残る。
 自分は、戻る。
 ……その、奇妙さ。

 直人     :「……譲君?」
 譲      :「はい?」
 直人     :「大丈夫ですか?」

 大丈夫です、と、言いかけて、譲は苦笑した。

 譲      :「……正直、恐いですね」

 自分が行ったこと。
 自分が頑張ったこと。
 自分が残してきたこと。

 それら全てが消えること。

 譲      :「皆さんの今年は、確実に残る。僕の中にも多分残る」
 直人     :「……ええ」
 譲      :「僕の一年は、どこに残るんだろう」

 時計の針は、やはり滑らかに動く。
 途絶えると、思う自体嘘であるように、滑らかに。
 滑らかに。

 そして『今年』はどこかへと消える。
 
 譲      :「……すみません(苦笑)」

 一礼して、譲は箸を持ち直す。
 『今年』は既に、あと15分しか残らない………

 翔      :「そのそば残して戻ると、もっと悔いが残るぞ」
 譲      :「本当ですね(笑)」

 実際、蕎麦は美味しかった。


 譲      :「ご馳走様(礼)」

 箸を揃えて。
 あと数分の、時計に目をやり。
 
 視線を戻して……月影のマスターが、やはり時計を見ていたらしいことに気
付く。

 譲      :「受験が終わったら、また来ます」
 直人     :「待ってますよ」

 結構、切実ではある。
 志望校に受からない限り、譲は東京に来ることはないのだから。

 珠希     :「頑張ってね」
 譲      :「有難う(笑)」

 意識のどこかに、やはり対の相手の心を見ながら。

   未来が、途切れている。
   未来が………見えない。
 
 恐怖もある、不安もある。
 けれどもそれ以上に、鈍痛に似た哀しみ。

 残るものも、かなしいのだ……と………

 秒針が、回る。

 譲      :「じゃ、また(笑)」

 言い終わって、笑った顔のまま。
 譲は、ふつり、と消えた。


3:そして新年
--------------

 そして。
 不夜城のざわめきが、今までに増して高まる。

 月影に残ったのは、四人。

 珠希     :「……戻った」

 箸が揃えられた、丼はそのまま残っている。
 座っていた椅子に、けれども温みは残っていない。

 直人     :「……戻りましたね」

 ぽつり、と。
 3度目の、1999年を迎える声。
 同時にそれは、消えてしまう2度目の1999年を弔う声…………

 珠希は、ぐっと右手を握り締めた。

 珠希     :「……こんちくしょー」


 3度目の1999年が始まる。


時系列
------
2回目の1999年の年末から、3回目の1999年のはじめ

解説
----
 
**********************************************

 てなもんで。
 予告していた風景です。

 えとー(汗)
 翔さんって書けないーーーー(がうー)
 ついでに、優さんも珠希さんも書けないーーーっ
 ええ勿論、直人さんも書けないのですが。
 #素直に皆書けないと言わんか>己

 えと、以前、本当の1月1日のWPで流れたログがありましたが、ここには
あと、有希さんと水稚さんがいます。
 が、リューさんとこの姉妹さんは、お姉さんが紅白に出場していて、妹さん
はそのおっかけ(でもないけど(^^;;)をしている、みたいな話をしていた
記憶がありましたので、年末(年内)の風景には出していません。
 それと、水稚さんに関しても、1999年は知覚出来ない筈なので、一応、
年内風景には入れてません(^^;;
#つかあれだ。「異常を知っている狩人」と、「異常を知らない狩人」を
一緒に書くような芸当は、己には出来なんだ、と(爆)

 完全に、譲視点からですので、おかしいところもだかだかある筈です。
 どんどん加筆修正、訂正、等、お願いいたします。


 ではでは。


    

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