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Date: Fri, 7 Apr 2000 11:39:41 +0900 (JST)
From: 冬縲 <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 18583] [HA06P] EP:『新住民あらわる』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200004070239.LAA31505@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 18583
2000年04月07日:11時39分40秒
Sub:[HA06P]EP:『新住民あらわる』:
From:冬縲
こんにちわ
冬縲@現段階は猫な認識(笑) です
IRCで虎を拾ったことになったのでEPにしてみるる
引き取ったことでいーのだろーか(苦笑)
妖虎を出す予定だったのだが、時間の都合上きりのいいとこで流します。
続きはまた今度ってことで
ひさねーごめんね
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[HA06P]EP:『新住民あらわる』
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登場人物
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幼虎(ようとら)
:産まれたばかり?の妖怪な虎。名前はまだない。白色
:小さいので猫にみえないこともない
川村暁(かわむら あきら)
:敵意がないモノに対しては寛容の精神を働かせるヒト。
たおれることら
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4月に入ったとはいえ、まだまだ夜は冷える春先の晩
家路を急ぐ酔っ払いが一人。
ふと桜の前で足を止め
川村 :(4月入ったというのに…この寒さでは桜の
:花もかわいそうだの〜)
と五部咲き程度には咲いた桜を見上げていると
?? :「(ぐー)」
うめき声にもきこえる音が根元付近より発せられた
川村 :(ん?)(視線を下ろす)
:「ありゃりゃ」
小さな白猫が苦しげに横たわっている
川村 :「怪我でもしたかい?」(しゃがみこみ)
白猫 :「(ぐー)」
川村 :「ふみゅ、外傷はないよーだが……」
:(視点を変えて観るかな……ふーむ……)
:「…これじゃ君には苦しいよね〜」
瘴気が白猫にまとわりついているように観える
川村 :(生憎と手持ちに清め系の品はない………)
:「ちょっとまっててね」
自動販売機前に移動する川村
川村 :(ミネラルウォータの方が良かったんだけど、まー
:しゃーないわな、栄養面まで考えるとスポーツドリンク
:が無難かな)(ぴっ)
SE :がこん
川村 :「さて(清め系の位相は…)」
:(缶を手に持ちもち何かを念じるような仕草をする)
:「まーこんなとこかな」
再び猫のところにもどって
川村 :「おまたせ〜」
白猫 :「(ぐー)」
川村 :「ちょっと濡れるけどがまんしてね」
:(スポーツドリンクを猫に振りかける)
SE :じゃぼじゃぼじゃぼ
川村 :(うみゅ、瘴気もなくなったな)「も大丈夫だよ」
白猫 :(すくっと立ちあがる)
川村 :「(タオルでふきつつ)今度からきをつけるんだよ」
白猫 :「がー」
川村 :「よしよし(なでなで)」
白猫 :「ぐるるるる(目を細める)」
川村 :(どーすっかな………)
白猫 :(手にじゃれ付く)
川村 :(どーすっかな…)「行くとこないならくるかい?」
白猫 :(べろん)
川村 :「了解したとみなそう」
ふところに猫をいれて
川村 :「一人で出歩けるよーになるまでは面倒みてあげる
:から安心しなさい」
白猫 :「ぐるる(ふところから顔だけだす)」
こうして川村家に新たな住民が誕生したのである
時系列
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4月上旬
解説
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文中白猫とでているのはすべて幼虎です(^^;;;
川村は聖属性の化猫ということくらいにしか思ってないので(笑)
$$
いじょ
冬縲でした