[KATARIBE 18253] [HA06P] :「配る日」

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Date: Tue, 14 Mar 2000 09:35:36 +0900 (JST)
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 18253] [HA06P] :「配る日」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200003140035.JAA39410@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 18253

2000年03月14日:09時35分35秒
Sub:[HA06P]:「配る日」:
From:E.R


     こんにちは、E.Rです。

 ……なんか間違えているかもしれないEPですが。

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エピソード『配る日』
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 瑞鶴である。
 某日……もとい、3月の14日である。
 そういう日なのである。

 …………が。

 店長     :「……花澄(呆)」
 花澄     :「はい?」
 店長     :「……………いや、いい(滅)」

 もらい物のクッキーの缶に、やっぱりクッキーが一杯。
 但し、形はかなり不揃いである。
 
 店長     :「昨日早く帰る、って言ってたのはその為か」
 花澄     :「うん」
 店長     :「で、それをどーするんだ」
 花澄     :「本当は、女の子に配ろうと思ってたんだけど……」

 ……おい(汗)

 花澄     :「でも、ついでと思って作ってたら、大量になったから、
        :常連さんに、と思って(笑)」

 言いながら、クッキーを数枚ずつ取り分けて袋に入れ、口を縛ってゆく。

 花澄     :「食べる?」
 店長     :「うん」

 市松模様のクッキーをつまみあげて。

 店長     :「そういえば、木霊娘は」
 花澄     :「クッキー持って、松蔭堂に(笑)。大家さんと闇ぬい君
        :とこんこんくんにあげるって」
 店長     :「…………」

 一応。
 ホワイトデーと言うのは。
 男性から女性になんか贈る日じゃないのかなあ、と。
 ……改めて考えてしまう店長である。

 花澄     :「…………お兄ちゃん、それ食べないんなら返して」
 店長     :「あ……食べる」

 もそもそと齧っている横で、花澄は袋詰を続け、そのうち、

 花澄     :「よし完了っ……で、店長」
 店長     :「あ?」
 花澄     :「これ、レジで配って良いですか?」
 店長     :「……今更聞いて、俺が駄目だって言ったらお前どうする」
 花澄     :「お客さんがお店出てから渡します(きっぱし)」
 店長     :「…………………………レジで配れ(嘆息)」


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 というわけで。
 気が向けば続きを書くやもしれず、
 気が向かなければそれっきりやもしれず(おいおい)

 ……お昼休み…………
 ……クッキー買うとこなんて近くに無いよう(;_;)<泣くなっ(汗)

 ではでは。


    

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