[KATARIBE 18162] Re: [HA06P] EP :賄賂で GO ! (仮 )

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Date: Fri, 03 Mar 2000 01:06:30 +0900
From: Miyachi <soutou@mc.neweb.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 18162] Re: [HA06P] EP :賄賂で GO ! (仮 )
To: kataribe-ml@trpg.net
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ど〜も。
総統です。

 こんな長いの書いたのはじめてです。
 文章変かもしれませんです。

> **************************************************
> 
>  平田     :「………」
> 
>  とりあえず、紙包みを開こうと手を伸ばす。
>  と、きれいに包まれていなかったのか、紙包みに触れた瞬間、何かがこぼれ
> おちた。
> 
>  SE      :カタン
> 
>  平田     :(銃のハンマー? ………ま、まさか!?)
> 
>  見覚えのある形である。現在一般的に見られるハンドガンのもののように洗
> 練されていない、無骨なフォルム……
> 
>  前野     :「何かわかりましたか?」
> 
>  平田     :「………いや」
> 
>  答えてから自分が穴があくほどその部品を凝視していた事に気付く。
> 
>  平田     :(落ち付け……まだそうと決まったわけではない…)
> 
>  努めて冷静に、包みを開いていく。
>  次第に姿を見せる、特徴的なグリップやバレル……なによりボディの刻印が
> この雑多な部品の集合体の正体を示していた。
> 
>  平田     :「………Schnellfeuer」
> 
>  うめくように呟く。
> 
>  前野     :「?」
> 
>  平田     :「Mauser M1932………モーゼルだ…………」
> 
>  前野     :「ほう……」
> 
>  鑑定結果を口にしながらも、平田の両手は休まず動いている。
> 
>  前野     :「たまたま手に入れたものなんですが、モーゼルでした
>         :か。」
> 
>  平田     :「………」
> 
>  前野の言葉が耳に届いているのかどうなのか、とにかく平田は無言で銃を組
> み上げていく。
>  数分後、新聞紙の上の部品が全て姿を消し、平田の右手にはモーゼルが握ら
> れていた。
> 
>  SE      :ガシャッ カチッ
> 
>  スライドを操作し、トリガーを引く。問題無くハンマーが撃針を叩いた。
> 
>  平田     :「部品の欠損もない……最高の状態だ」
> 
>  なかば呆けたような表情でモーゼルを机に置き、平田が告げた。
> 
> **************************************************

 一気に終わりまでいきませう。

**************************************************

 前野     :「なるほど……使い方が分かるようなら、お預けした方が
        :良いかもしれませんね」
 平田     :「………」
 前野     :「ご迷惑でなければ、ですが」

 試すような調子で前野が言った。

 前野     :「どうです?」
 平田     :「む………」

 両腕を組んだまま、考えこむ平田。

 前野     :「まあ、ご迷惑でしたらこれで……」
 平田     :「待った」

 立ちあがろうとした前野を制止し、平田は事務机から紙の束を取り出す。

 平田     :「私も忘れていたのだが、こういうものがあった」
 前野     :「……ほほう」

 それは無道邸に関する詳細な調査報告書だった。

 平田     :「……しかし、私にはとんと覚えがない。きっと手の込ん
        :だいたずらなのだろう」
 前野     :「そうでしょうね」
 平田     :「すると、こういった出所のわからないものを提出するの
        :は職務上よくないことだな」

 そう言って、平田は報告書に手をかけると真っ二つに引き破った。そのふた
つを重ねてもう半分に、さらに半分……
 適当な大きさになったところで、灰皿にばさばさと落とし、ライターオイル
をポケットから取り出すと、その上にふりかけた。

 前野     :「……銃なんかあっても、手入れも出来ないし、処理にも
        :困りますから、預かってもらえますか?」
 平田     :「それはもう、責任をもって」

 平田は煙草に点火し、うまそうに一吸いしてから灰皿にねじこむ。

 SE      :ボッ

 無道邸に関する調査報告書は勢い良く燃えだし、あっという間に煙と灰へ変
わっていった。

 平田     :「さて、こんな煙たいところに長い間引きとめるのもなん
        :だ。外までお送りしよう」
 前野     :「これはご丁寧に」

 二人は立ちあがって握手を交わし、ドアへ向かった。

 こうして、無道邸とヴァンパイアハンターの間には両者満足のうちに不可侵
条約が結ばれたのである。

 が、

 平田     :「ううむ、カッコつけて灰皿の上で焼いたりしなきゃよか
        :ったな……熱で割れてしまった(TT」

 ヒビの入ったクリスタルガラスの灰皿を見ながら、経済的苦痛に悩む駄目ハ
ンターであった

**************************************************

 おとなってきたない(ぉぃ

 ツッコミとか、ここが気に入らないとか、お前ヘタすぎとかあればご指摘を。

ではまた。
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総統<Nobuki miyachi>
E-mail : soutou@mc.neweb.ne.jp
ICQ : 51043006
URL : http://www.geocities.co.jp/Bookend/8749/
    

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