Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Mon, 14 Feb 2000 17:34:21 +0900 (JST)
From: ソード <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 18006] [HA06P]: 『微笑みの威力』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200002140834.RAA55522@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 18006
2000年02月14日:17時34分21秒
Sub:[HA06P]:『微笑みの威力』:
From:ソード
こんにちは、ソードです。
一行やIRCを見ていまして……。
微笑む女性達を、書いて見たくなりまして(笑)
各本体殿の、チェックお願いします。
*************************
エピソード『微笑みの威力』
==========================
登場人物
布施美都(ふせ・みと)
:過去の記憶の無い娘。微笑みレベル初級。
豊秋竜胆(とよあき・りんどう)
:マリカの店長代理。微笑みレベル中級。
煖(ナン)
:無道邸の家事手伝い。微笑みレベル上級。
平田阿戸(ひらた・あど)
:微笑みの被害者(?)
紫苑(しおん)
:微笑みの被害を受けそうになるが……。
ベーカリーの微笑み
------------------
煖 :「平田さん、なんか可愛くて…(くすくす) 」
平田 :「か、可愛い……し、失敬だな。君は。(動揺) 」
煖 :「あら、ごめんなさい。つい…(にこにこ) 」
平田 :「う……」
煖と平田のいつものやり取り。
平田は、煖お前に二の句が告げられなくなる。
美都 :「ふうーん……」
紫苑 :「美都、何を感心しているんですか?」
美都 :「平田さん……煖さんのにこにこで、いつも固まってるみ
:たい……」
平田 :「女性のにこにこは、兵器だよ……」
煖 :「そうなんですか?」
美都 :「そうなんですかぁ……」
異口同音の感想を漏らす二人。
ベーカリーの微笑み。
マリカの微笑み
--------------
竜胆 :「当店では、そのようなお誘いはお断りさせていただいて
:います」(にこ)
男の客 :「いいじゃない。終わるまで待ってるからさ、何時ごろ終
:わるの?」
竜胆 :「……」(にこにこ)
男の客 :「……」
目を離さずに微笑む竜胆、たじろぐ男。
それを美都は、固唾を飲んで見守っていた。
竜胆 :「……」(にこにこ)
男の客 :「……じゃあ……また」
竜胆 :「ありがとうございましたー」(にこ)
男の客は、そのまま釣りをもらって帰っていった。
美都 :「はー」
竜胆 :「美都ちゃん、どうしたの?」
美都 :「いえ……にこにこだけで帰ってもらえるなんて……」
竜胆 :「あはは……まあ、武器みたいなものだよ〜」
美都 :「武器ですかぁ……」
美都の微笑み
------------
美都 :「紫苑ちゃんっ」
紫苑 :「どうしたんですか?」
美都 :「……」(にこにこ)
紫苑 :「?」
美都 :「……」(にこにこ)
紫苑 :「どうしたんです? 美都。何か嬉しい事でもありました
:か?」
美都 :「……」(にこにこっ)
紫苑 :「おなかが空いたんですか? 何か作る時間ですね」
そう言って、席を立って台所に向かってしまう紫苑。
美都 :「はう〜」
紫苑 :「疲れてますね」
美都 :「私には、まだまだ無理みたい……」
美都の微笑みは、武器ではないらしい……。
時系列
2000年のある日
解説
女性の微笑みは、時として武器となる……。
**************************
というところで。
花澄さんが入っていないのは、あんまり“(にこにこ)”って使わないような
気がしまして……。
花澄さん偏も書いて見たいなぁ……とか思いつつ、削りました。
ERさんのお許しが出たら書かせてもらおうかなぁ……。
各シチュエーションは、追加できるような気がします。
もし追加とかあれば、お願いします。
ではまた。