[KATARIBE 18001] Re: [HA06][EP] 狭間より来たりし者、その2

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Date: Mon, 14 Feb 2000 03:02:09 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 18001] Re: [HA06][EP] 狭間より来たりし者、その2
To: kataribe-ml@trpg.net
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ども、ハリ=ハラです。

>  瘴気がうねった。
>  うねるたびに闇色の気体の濃淡が異形の魑魅魍魎をかたちどる。
> 
>  悪夢の中にのみ存在を許される、異形の姿。
>  瘴気が徐々に半実体化しようとしていた。
> 
>  六つの節を持つ、歪な赤子の手が地面をかさこそと這いずる。その手に黒霧
> の舌が伸び、花弁の様に割れた先端がそれを覆い、音を立てて噛み砕く。その
> 咀嚼がやまぬ間に、舌を踏みつけて、デッサンの狂った足がステップを踏んだ。
> 
>  幾多もの生き物をコンクリートミキサーにかけてぶちまければこのような地
> 獄絵となるだろうか、しかもその生き物達は死ぬことなく、全ての生あるもの
> を、嘲り、罵り、羨み、妬んでいるのだ。
>  そして、瘴気は生あるもの達をその、幾千幾百もの感覚器に捉えたのだった。
>  
> **********************************************************************

 前野		:「……くくく…なかなかよく集まったもんだ…」

 汚濁のうねりを見ながら、口の端を歪める。
 瘴気は召喚の副産物のようなものであり、またそれ自体が式とも言える。
 当然、式が高まるにつれて、瘴気の濃度も量も膨れ上がってゆく。

 前野		:「なかなか良い念度だ……
		: 上手い事、地獄の釜が開けそうだな…」

 その言葉と共に、口の端を噛み切り、血の混じった唾を足元に吐き捨てる。
 そして、低い詠唱の言葉を呟き始めた。

(この後、描写が在ればどうぞ。
 吐き捨てた唾は、うずうずと魔法陣を描き、それが完成した時点で召喚準備は
完了です。)

んでは
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 ハリ=ハラ
 shiva@imasy.or.jp
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