[KATARIBE 17998] [HA06P] 『お留守番♪』

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Date: Mon, 14 Feb 2000 01:32:23 +0900
From: ゆめ <yumemi@din.or.jp>
Subject: [KATARIBE 17998] [HA06P] 『お留守番♪』
To: <kataribe-ml@trpg.net>
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こんばんわぁ
さしです♪

いろんなとこからつっこみがた〜くさんあったのでやっとEP作りましたぁ♪
こういうの書くのは初挑戦なのであんまし内容は期待しないでください(^^;;;
規約とかぜんぜん知らないで書いたので銀佳にいろいろ教わって書きました(笑)
妹の出演の許可は取ってません(笑)
まぁでもぜんぜん平気でしょ♪
なんかこの調子だと妹のキャラシまで作るはめになりそうで怖い…

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エピソード『お留守番♪』
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登場人物
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 如月刹那(きさらぎ・せつな)
     :サイキッカー高校生。なぜか家事は得意なほうである。
 如月羽美(きさらぎ・うみ)
     :刹那の小5の妹。刹那に似ずかわいいらしい(笑)


刹那の自宅
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 刹那     :「おーい羽美。少しは手伝え!」
 羽美     :「………………」
 刹那     :「おい! 聞いてるのか〜」
 羽美     :「………………」
 刹那     :「んったく」

 刹那はつけていたエプロンをはずし羽美の部屋に行くとそこには机に向かっ
て勉強してると思いきや、おもいっきし漫画を読んでいる羽美の姿が。しかも
漫画に集中しているらしくドアを開けた刹那にも気づいていないらしい。

 刹那     :(無理やり漫画を取り上げて)「手伝えって言っただろう
        :が〜〜〜」
 羽美     :「あ〜なにすんの〜」
 刹那     :「今日はお母さん達は出かけてるから家事とかは分担する
        :約束だろうが! なのにのんきに漫画読みやがって……」

 両親は2人で1泊2日(翌日の夜に帰ってくる予定)で知り合いの家に行っ
たのでその日の夜は刹那と羽美の2人で留守番なのである。しかも両親が出か
けるときに

 母      :「ちゃんと2人で協力して家事とかをやるのよ」
 羽美     :「はーい!」

 と元気よく返事をしていたのにこの態度の違いはなんなんだろうか。おかげ
で夕飯も刹那が1人で作っているありさまである。

 刹那     :「おい、作ってやってるんだから少しは手伝えよな」
 羽美     :「はーい」
 刹那     :「(んったく返事だけはしっかりするんだから…)」
 羽美     :「ちゃんと手伝うからあとで漫画返してよ」
 刹那     :「はいはい。ちゃんと手伝ったらな。
        :ってこの本は僕のじゃ……」
 羽美     :「うん。さっき借りてった♪」
 刹那     :「せめて持ち主の了解とってから借りてけ〜〜〜」
 羽美     :「はーい」(かなり嫌そうに)
 刹那     :「まぁ終わったらちゃんと貸してやるからまずは食卓の上
        :の片付けと食器並べよろしく!」
 羽美     :「はーい」

 羽美が食卓の片付けをちゃんと始めたのを確認してから、火にかけている鍋
が心配なのでさっさと台所に戻りまた料理を始めた。
 それから十数分後

 刹那     :「おーい羽美、これ食卓に運んどいて〜」
 羽美     :「…………」
 刹那     :「(なんかやな予感)う〜み〜」
 羽美     :「…………」
 刹那     :「まさか……」

 おそるおそる食卓に向かうとそこには案の定漫画を読んでいる羽美の姿が。
一応食卓の上は片付けられ食器もきちんと並べられている。

 刹那     :(もちろん漫画を取り上げ)「ちゃんと手伝え〜〜〜」
 羽美     :「え〜ちゃんと食卓片付けて、食器も並べたよ〜」
 刹那     :「誰がそれだけでいいって言った! せめて僕が手伝いを
        :頼んだらそれくらいやってくれ……」
 羽美     :「はーい」
 刹那     :「(その返事が一番不安だ……)」

 羽美がちゃんと運んだのを確認してから(ちゃんと確認しないとまたすぐに
さぼる可能性があるので……)また台所に戻りまた料理を再開した。
 さらに十数分後

 刹那     :「よし! 完成♪ さてと……。
        :おーい羽美〜、できたから運んでくれ〜」 
 羽美     :(片手に漫画を持ちながらやってきて)「はーい」
 刹那     :「(おっめずらしくちゃんと来た。なんか手に持ってるも
        :のが気になるが……)んじゃあこれとこれ運んどいてね」
 羽美     :「(片手でできた料理を持ち)んじゃ持ってくね」

 めずらしく羽美がちゃんと手伝いをしたが何も言わずに食器を運んだ事など
今まで1度もないのだ……。まぁ手伝っただけでもまだましだが……。適当に
台所を片付けて食卓へ行くともちろんお約束通り漫画を読みふけっている羽美の姿
が……。

 刹那     :「(まぁ手伝ったからこれくらいは目をつぶってやるか)
        :冷めちゃうから暖かいうちにさっさと食べて!
        :特に羽美は食べるの遅いんだからさっさと食べろ!」
 羽美     :(漫画を適当に置き)「いっただっきまーす♪」
 刹那     :「さて僕も食べよっと♪それじゃいっただっきまーす♪」

 無言でもくもくと食べるのはかなりむなしいのでテレビをつけると妹の好き
なアニメがちょうどやりはじめてるとこだった。まぁ刹那も実は好きなアニメ
だったが(笑)
 それから30分ほど過ぎ……

 刹那     :「ごちそうさまー♪ っておい!」
 羽美     :「……」
 刹那     :「ご飯食べるの遅すぎ……。僕はもう終わったのになんで
        :まだ8割近く残ってるんだよ!」
 羽美     :(テレビを見ながら)「静かにしてよー聞こえないから」
 刹那     :「(こ、こいつ……遅い理由はテレビをぼーっと見てるか
        :らだろうが〜〜〜)」
 羽美     :(箸の手を止めテレビをぼーっと見ている)「……」
 刹那     :「先に食器片付けてるからな!
        :はやく持ってこないと自分の分洗わせるぞ!」
 羽美     :「はーい」
 刹那     :「(で、なんでこう言ってもぜんぜん食べるペースがかわ
        :んないかなぁ)」

 しょせん何を言っても無駄だと気づきさっさと自分の分の食器を持って台所
へ向かいさっさと洗いはじめる。
 食器を洗い始めて数分後……

 刹那     :「(よし食器洗い完了♪)おーい食べ終わったら皿持って
        :こいよ〜」
 羽美     :「……」
 刹那     :(食卓へ向かい)「(またか……)ほらさっさと食え!」

 羽美はあいかわらずスローペースでご飯を食べていた。ってもう絶対に料理
は冷めてると思うぞ……。またまた何か言ってもほぼ無反応なのでさっさと自分の部
屋に戻っていった。
 さらに1時間強が過ぎ……

 刹那     :「(いくらなんでももう食べて食器も洗ってるだろ)」

 そうであって欲しいと心で思いながら食卓へ向かうと、なんと今やっと食べ
終わっている羽美の姿が……

 刹那     :「夕飯だけで2時間ちかくもかかるな〜〜〜〜」
 羽美     :「ごちそうさまー♪」
 刹那     :「ちなみに僕が洗っている時に食べ終わらなかったから
        :ちゃんと自分で食器を洗えよ!」
 羽美     :「え〜〜〜」
 刹那     :「僕がほぼすべて作ったんだからせめて自分の食器くらい
        :は洗わないとどうなるかわかってるよねぇ」
 羽美     :「は、はーい……」

 羽美が皿を洗い始めてたのを確認し、刹那はまた自分の部屋に戻った。
 食器を洗う音がなくなって数分後

 刹那     :「さ〜てちゃんと片付け終わってるかなぁ♪」

 台所へ行くとちゃんと洗ったらしく流しは綺麗だった。その横にある洗い終
わった後の食器の山を除けば……。

 刹那     :「こ、こいつ。ほんとに洗うだけしかやってないし……」

 洗って拭けと言う意味で羽美に言ったはずなのに羽美は洗うだけだと勘違い
したらしくほんとに洗うだけしかしていなかった。いや、たぶん本人は気づい
ていたがあえてやらなかったのだろう。

 刹那     :「ほんとにこんな様子で明日の夜まで平気かなぁ……」

 もちろん羽美は自分の部屋で漫画を読んでいる……。
 しぶしぶ刹那が洗い終わった皿を拭きながら
 長い夜はふけていく…………


時差列
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2000年のある日
親がいないで2人だけで留守番するのはかなり久しぶりである


解説
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刹那の妹(羽美)の初登場です。
ってその前に僕の書いたEPを流す事自体が初めてです(笑)
おもいっきり実話です(爆)

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ではでは〜
これで1EP達成だ〜♪

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さし(ゆめ)
yume@din.or.jp
http://www.geocities.co.jp/Playtown/6585/
HP現在がんばって更新中♪

    

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