[KATARIBE 17894] Re: [HA06P]: 『過去探し』発掘まとめ

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Date: Fri, 4 Feb 2000 17:35:41 +0900 (JST)
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 17894] Re: [HA06P]: 『過去探し』発掘まとめ 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200002040835.RAA18474@www.mahoroba.ne.jp>
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X-Mail-Count: 17894

2000年02月04日:17時35分41秒
Sub:Re:  [HA06P]: 『過去探し』発掘まとめ :
From:ソード


こんにちは、ソードです。

 早いところ終わらせてしまいたいので、先に進みます。

 ちなみに、このエピソード、季節は夏なんですね(苦笑)

 えと、祐司さん、英一さん、花澄さんをお借りしております。
 ……というより、自キャラは出ておりません(爆)

 チェック、お願いします>ERさん、ごんべさん

***************************
閉店寸前の連絡
--------------
 閉店寸前の瑞鶴。最後のお客の帰った後。

 花澄     :「で、どうするんですか?」
 英一     :「ちょっとあれは珍品だからな。もう一冊手に入れ
        :るのは難しい」
 花澄     :「ええ」
 英一     :「堀川さんに連絡して、美都さんには堀川さんを紹介する
        :くらいしか出来ないだろう」
 花澄     :「美都さんに、見せるの?」
 英一     :「堀川さん次第だろうな。俺の本じゃないんだし」

 そういって、英一は『吹利史』の最初の注文者、堀川祐司への電話番号をま
わした。
 そう、既に、『吹利史』は瑞鶴にあるのである。本が“湧く”瑞鶴で、半分
こげたように“湧いた”『吹利史』。
 今まで、新刊だと言う訳にも行かず、連絡しないでいたのだが、注文された
客よりも先に知り合いが見る訳には行かない。

 英一     :「……」

 番号を回し、待つ。電話の呼び出し音が鳴る。

 祐司     :「はい、堀川です」
 英一     :「夜分遅くに申し訳ありません。書店、瑞鶴ですが」
 祐司     :「ああ、いつもお世話になってます」
 英一     :「以前、ご注文になった、『吹利史』ですが……」
 祐司     :「え? 見つかったのですか!」
 英一     :「はい、ですが、少し事情が込み入っておりますので、別
        :途時間を取らせていただきたいと思いまして」
 祐司     :「事情?(なんやろ……なんかあったんかな?)」
 英一     :「何時ごろ、お時間いただけますでしょうか?」
 祐司     :「じゃあ、明日のお昼で良いですか? 昼食を摂った後、
        :そちらによらせていただきます」
 英一     :「分かりました。お待ちしています」

 そういって、電話を切る。

 花澄     :「どうするんですか?」
 英一     :「美都さんには、連絡だけしておけば良いだろう。その時
        :間帯に来られないかもしれないからな」
 花澄     :「そうですね」

 そこまで言うと、この会話は終わる。
 吹利史だけが、本屋の仕事ではないのだ。


***************************
 というところで。

 これから先、瑞鶴店長としての英一さんの判断が見えなかったので、ここまでです。

 明日、美都の身体は開いておりますので、出来れば瑞鶴にて祐司さんとお会いしたいです。


 では……また。


    

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