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Date: Thu, 3 Feb 2000 17:46:18 +0900 (JST)
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 17863] [HA06P] :「春待鬼」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200002030846.RAA43931@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 17863
2000年02月03日:17時46分18秒
Sub:[HA06P]:「春待鬼」:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
一行あたりでいろいろ流れていたのを、
こんな風にまとめてみました。
フラナ君、里見さん、平田さんを召喚(笑)
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「春待鬼」
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某日……というよりも、鬼を祓う日。
吹利の街をふらふらと歩いている一名。
……と、恐らくは全く別個にやはりふらふらと歩いている一名。
鏡介 :「…………(ぼーっ:ふらふらと歩いている)」
平田 :「…………(行き先を定めずに歩いている)」
何となく。
鏡介が一歩前。平田がその後ろ。
風がまだ冷たい。
と……先に歩いていたほうが、急に足を止める。
平田 :「……(おわっと……?)」
すいーっと、吸いこまれるような足取りで、前者が硝子戸の中に入ってゆく。
そのはずみでか、暖かい風が微かにこぼれる。
看板には……『書店、瑞鶴』。
平田 :(そーいえば、宇宙家族カールビンソンの最新刊……
:あるかな?)
どうせ、暇である。
ついでに……中はどうやら温かいようである。
SE :からから
フラナ :「わー、それなら見えるー(嬉)……よね、里見さんっ」
里見 :「……そうだね」
花澄 :「そう?……なら良かった(笑)」
平田 :「?」
花澄 :「あ、いらっしゃいませ」
レジのところから会釈する女性。
おっとりとした、穏やかな顔立ち、長い髪……
平田 :「?!」
なのだが。
里見 :「春の鬼だね……雅だ」
平田 :(……お……鬼?)
その額から皮膚を割って生え出ている。
二本の、角。
白い、うすぼんやりと光るような角に、淡い紅の薄絹がふわりとかかって。
それがそのまま女性の全身を被っている。
フラナ :「うん、花澄さん、それなら鬼だー(笑)」
平田 :(汗)
なまじ、日本人らしい顔だけに……違和感が無さ過ぎる。
故に、やたら現実味のある鬼に見えると言うか(汗)
平田 :「あの……(汗)」
花澄 :「っと……(汗)」
平田の顔を見やって、女性が慌てた顔になる。
さして広くも無い店内の、本棚の向こうから、呆れ顔の男が顔を出す。
店長 :「(嘆息)……すみません、お客さん。仮装ですので」
平田 :「仮装……ですか(汗)」
里見 :「…………(ぼーーーっ)」
それにしても、よく出来た仮装である。
花澄 :「申しわけありませんっ(汗)」
ぺこり、と頭を下げる。
角はそのまま動かない。
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というところで、切るっ(笑)
うう、平田さんの反応がわからないーー(汗)
納得して、本を探されても良し。
角をまじまじと御覧になっても良し。
……とりがーはっぴーになっても、まあ、にーちゃんがなんとかしますし(笑)
どういう仕掛けかと申しますと。
「春の結界:13」の中で、「この中にて、春の鬼と化す」とやったんですね。
故に、花澄が、「春の鬼」化しております(爆)
#角の部分が、だからやたらにリアルなのだ(笑)
多分、松蔭堂で節分の鬼の役をやるんだと思います(笑)>花澄
ので、フラナ君に見てもらってた、と。(暇人)
格好は。
髪の毛は真中で分けて、そのまま後ろに流して、一つに結ぶ(巫女さんによくある
髪型ですね)状態、それに白いセーター、その上から薄紅の薄絹。
いー・ :「いまいち恐くは無いけどね」
花澄 :「だって。恐くすると、ゆずでも闇ぬい君でも飛んで逃げるもの」
いあ、平田さんの反応がよくわからないんで……
とりあえず驚いてもらいましたが、良かったでしょうか?(恐る恐る)
ではでは。