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Date: Tue, 1 Feb 2000 22:58:33 +0900 (JST)
From: 吉 GUY <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 17810] Re: [HA06P]: 『グリーングラス危機一髪!?』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200002011358.WAA08259@www.mahoroba.ne.jp>
In-Reply-To: <200002011138.UAA00645@www.mahoroba.ne.jp>
References: <200002011138.UAA00645@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 17810
2000年02月01日:22時58分32秒
Sub:Re: [HA06P]: 『グリーングラス危機一髪!?』 :
From:吉GUY
吉GUYです
関係者のみなさまど〜もです。
今回はちゃちゃです。
>> 悲鳴をあげてしまった直後から。
>>
>> ********************************
>> 悲鳴が止まったのは、単純に息が続かなくなったからだったのだが。
>>
>> 末夜 :「ああちょっと」
>> ユラ :「き…あ…」
>> 末夜 :「いやだからその」
>> ユラ :「あ…末…夜、さん?」
>>
>> 目の前の人影が、急速にはっきりとした像を結ぶ。
>> へたり、とユラの膝が崩れ、壁にもたれそこねて、紫苑の胸にぶつかった。
>>
>> 紫苑 :「大丈夫ですか?」
>> ユラ :「え、あ、はい…あ!?」
>> 紫苑 :「私ですよ、紫苑」
>> ユラ :「あ、そか…そか、マヤがいってたのって…」
>>
>> 末夜にはもちろん、なんのことやら、なのであるが。
>>
>> ユラ :「そかそか、ううん、あたしは大丈夫だから…っと!!」
>>
>> 下がりかけたユラの声が、一転、ひっくりかえった。
>>
>> ユラ :「紫苑ちゃんっ、美都さんが危ない。庭の…庭のほうに逃げて、
>> 美都さん守ってあげて!!」
>>
>> 掠れた声で叫ぶ。
いやー、すっかり美都さん関連のヒトだと誤解されちゃってますねー(^^; >吉武
> と、末夜の首筋に、ふとさっきの感覚が蘇った。
> あの、足取り。あの、気配。こちらの背中を見通した…あの、視線。
> そういう人間には見えなかったが、この脅えようからして。
ああ、誤解が誤解を呼んでいる(^^;
>
> やれやれ、妙なところに来てしまったようだ。
> 内心の思いや辺りの雰囲気とは関係なく、軽い調子で末夜は尋ねた。
>
> 末夜 :「何だか面倒そうだが」
>
>> ユラ :「…」
>>
>> 無言のまま、ユラはことりとうなづいた。
>
> 末夜 :「表のあれは強いよ。
> 何なら裏から逃げたがいい」
>
>> ユラ :「…あたしは」
>>
>> かさかさに乾いた声で、ユラは言った。
>> 殆ど囁くような声だった。
>>
>> ユラ :「守らなきゃ、なりませんから」
>>
>> 無理矢理のような、深呼吸。
>
> 末夜 :(ああう)
>
> 末夜は内心頭をかかえた。
> するてえと、ぼくはあんたを守らねばならんではないか。
> まだ一回顔をあわせたきりだというのに。
> こんな顔を見せられては、
> じゃ、さよならでは済むまいよ。
いやー、ユラさんいっしょうけんめいだなー
そして末夜さん、義侠心ですなー、漢っすねー!
>******************************
んっでは次のメール、直紀さんへの吉武のリアクションいきます。
吉GUY
ji-guy@dike.dricas.com