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Date: Thu, 20 Jan 2000 00:31:17 +0900
From: Takuji HOTTA <gombe@osk3.3web.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 17572] Re: [HA06P] :「夜陰の雲」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200001191531.AA00020@gombe-pc.osk3.3web.ne.jp>
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ごんべです。
E.Rさん、仙犬をごひいきに、ありがとうございます。m(_ _)m
》[KATARIBE 17557]
> 前回のと重ねて、修正訂正破棄等々、宜しくお願いいたします。
はい、「偶発邂逅」の方は全然問題なしです(^^)。
……ファーストコンタクトが平和で、良かったねぇ(笑)。>ゆずちゃん
で、「夜陰の雲」の方ですが。
> **********************************************
> 「夜陰の雲」
> ===========
> 店長 :「なんだ?」
>
> 店の前に、大きな白犬がいる。
> 店長 :「………?」
>
> 後ろで、どうやら目を醒ましたらしい猫が、ふすん、と一つ鼻を鳴らす。
> 犬は、黙って座りこんでいる。
んー、一応、食べ物は「いつもくれる人」からもらう、と言うつもりでいま
すので、初対面の人の店の前に陣取って食べ物を無心するようなことはしない
つもりだったのですが……。
# こいつの図体だったら営業妨害になるって(笑)
……と思っていて、ふと連想したのが、托鉢のお坊さん(^^;。
そうか白犬、君は托鉢して回りながら修行してたというわけか。(<違います)
ということで、面白いのでOKにします(笑)。
> 店長 :「まあ、少ないけど、どうぞ(笑)」
> 犬 :「…………(こくん、と頭を一つ振って食べ出す)」
身体もでかけりゃ顔もそれなりにでかい(頭でっかちというわけではありま
せんが)ので、鉢に顔がはまりこんで抜けない、なんてこともあるかも知れま
せんね(^^;。
> 犬はじっと店長を見ると、一度、礼を言うようにこくりと頷いた。
> そしてそのままゆるり立ちあがり、やはりゆるりと歩を進めてゆく。
> 白い毛が、頼りない街灯の光を照り返して、つやつやと光っている。
> その、様が。
>
> 店長 :(……なんか、後ろに月が隠れた雲みたいだな)
ラストのシャッターのところまで、淡い涼やかな月明かりのイメージがあっ
て、風流を感じさせますねぇ。深夜の、音のない時間、という情景も思い出さ
れますし。あと、さりげに仙号と絡めていただいてありがとうございます(笑)。
店長さん、すごくいい表現をするなぁ、と思いながら読んでおりました。ふ
つう思いつかなくて、しかもきれいな情景が浮かぶ言葉って、なかなかひねり
出すのは難しいよなぁ、と。
というわけで、どうもありがとうございました。m(_ _)m
今後とも白犬をよろしくお願いいたします。
> ……猫と犬と店長の風景です(汗)
> 瑞鶴の猫も、仙犬に喧嘩を売るほどには莫迦でもないと(苦笑)
> #まあ……なにかは、読み取ったんだろう、多分(^^;;;
何を感じたんでしょうねぇ(^^;。
それでは。
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堀田 拓司 (ごんべ) gombe@osk3.3web.ne.jp
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