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Date: Sun, 9 Jan 2000 16:23:08 +0900 (JST)
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 17406] [HA06P] :「物干し竿」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200001090723.QAA52738@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 17406
2000年01月09日:16時23分08秒
Sub:[HA06P]:「物干し竿」:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
昨日(あれ、一昨日だっけか?)にIRCにちょろっと出てきた
ある一つの話題。
そこから導かれる……一つの謎。
(ってああ、こういうのを新着の宣伝文にすりゃいいのか<おいおいおいっ)
莫迦言ってないで、本文行きます(汗)
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「物干し竿」
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某日、瑞鶴。
年もすっかり明けて、もうすっかりいつもと同じ風景の中。
やはりいつもの常連さんが………
花澄 :「……あのー(汗)」
美樹 :「はい?」
花澄 :「……どうされました?」
額にぺたんと絆創膏が張りついている。
美樹 :「あ、これですか……物干し竿が折れまして」
花澄 :「は?」
美樹 :「丁度ラーメン食べてる頭上に落下しまして」
花澄 :「…………………大丈夫ですか?(汗)」
美樹 :「たいしたことは無いんです(笑)」
店長 :「洗濯物は……」
美樹 :「まあ…………(ちょっと遠い目)」
語尾が消えて行くあたり、まあ、察するに足るものはあるわけで。
店長 :「……災難でしたな(汗)」
美樹 :「……(苦笑)」
……と。
恐る恐る、という具合に、手が上がる。
花澄 :「…………あのー(汗)」
美樹 :「はい?」
花澄 :「物干し竿、ですよね?」
美樹 :「はあ」
花澄 :「あれって、折れるんですか?」
はた。
美樹 :「………折れましたけど」
店長 :「折れるぞ、あれは」
花澄 :「…現役の物干し竿が、折れたのって見たこと無い(汗)」
店長 :「……あれ?」
花澄 :「だって……今も使ってるけど、それに外に出てるけど、
:折れてないし折れそうに無いし」
まあ、折れるまでは分からないのが普通だろう。
花澄 :「それに…うちで折れたこと、あったっけ?」
店長 :「いやちょっとまて……(汗)」
記憶槽から記憶を時系列にそって引きずり出して。
店長 :「ああ、俺の場合は、ここに来てからだ」
花澄 :「?」
店長 :「沙都子おばが一度、洗濯物一つ駄目にしてた」
花澄 :「……(むーー)」
実家が、物干し竿を丁寧に使っていたか、というと。
そういう記憶は無い。一切無い。
……内心断言する花澄である。
花澄 :「美樹さん、これがはじめてですか?物干し折れるのって」
美樹 :「いえ。小さい頃頭の上に落ちてきて、ぶつけたことがあ
:りますが……」
店長 :「…よく、ぶつかりますね(汗)」
美樹 :「(汗)」
物干し竿。
実家で使っていたのは、確かに金属のもので………まさか本当の竹ざおでは
無かった筈で……
何故、折れなかったのだろうか?
と。
店長 :「……(ぽむ)……ああなんだ莫迦らしい」
花澄 :「へ?」
店長 :「うち、物干しが折れるまで一箇所に住まなかったろうが」
花澄 :「……………(ぽむ)」
盲点である。
美樹 :「引越しが、多かったんですか」
花澄 :「多かったかも……家を出るまでに引越しは7回?」
店長 :「俺で6回。一番長くて……5年?6年?」
花澄 :「6年半」
で、その度に物干し竿を買い換えてきたわけである。
花澄 :「成程……あんなかさばるもの、持っていかないしね(笑)」
と……横で美樹がふむ、と一つ頷いた。
店長 :「?」
美樹 :「……6年では、折れないわけですか」
花澄 :「……耐久年数じゃないんですから(汗)」
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てなもんで(笑)
いやー…盲点(爆)
そうだよねえ…6年ったって一箇所、あとは2,3年でてんこら引越し
やってましたからねえ……
あんなもん、買ったほうが早いだろうし(苦笑)
というわけで、物干し竿は折れるのでした(爆)
ではでは。